THE KILLING/キリング シーズン1
イギリス、アメリカでも大ヒットを記録した北欧ドラマブームの火付け役!
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- 作品詳細
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第1話 捜査開始
11月3日月曜日。殺人課の女性刑事サラ・ルンドは、息子と共に恋人のいるスウェーデンへ移住するため、コペンハーゲンでの勤務最終日を迎えていた。しかし後任のイエン・マイヤ刑事に引き継ぎ中、2人のもとに事件の一報が入る。それが20日間にわたる捜査の幕開けだった……。
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第2話 事務所の車
行方不明だった女子高校生ナナの遺体が発見され、コペンハーゲン警察は殺人事件として捜査を開始。遺体が発見されたのは、市長選に立候補している政治家ハートマンの選挙事務所が所有する車だった。ルンドはスウェーデンへの引っ越しを延期し、マイヤと共に捜査を続けることになる。
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第3話 地下室
ルンドとマイヤは車の運転手で第一容疑者のリンゲを追っていたが、リンゲは容疑を否認。ナナが通っていた高校で再度捜査すると、別れた恋人のオリバーともめていたことが判明する。一方、ナナの両親ビルク・ラールセン夫妻は悲しみに暮れ、ハートマンは事務所内の情報漏えいを疑っていた。
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第4話 疑念
高校の地下にあるボイラー室の奥に、ドラッグや血痕が残る小部屋が発見される。指紋の数から、大勢の生徒が頻繁に忍び込んでパーティーをしていたことが判明。ルンドは、ナナの元恋人オリバーのルームメイトで、事件の日に地下室に行っていた生徒会長のイエッペを取り調べるが……。
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第5話 高校教師
イエッペの部屋から見つかった映像でオリバー犯人説が決定的と思われたが、再び捜査は振り出しに。ルンドとマイヤはナナを担当した教師たちの取り調べを始める。一方、ハートマンは現市長のブレーマーに、事務所のスタッフを使って裏工作していたことを詰め寄るが否定される。
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第6話 葬儀の日
ナナの担任教師ケマルの家を訪れたルンドとマイヤは、そこで犯行に使われたものと同型のプラスチック・バンドと、同メーカーのエーテルを発見。ケマルは過去に女子生徒とトラブルを起こし、犯行日時のアリバイもないことから、彼がナナの秘密の恋人で殺人犯であるという疑いが強まる。
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第7話 目撃証言
スウェーデン行きの飛行機に乗り込んでいたルンドだったが、ケマルが容疑者だと知ったナナの父タイスが彼に報復するのではと考え、離陸直前の飛行機を無理やり降りて捜査に戻る。捜査の指揮権を奪われて怒るマイヤをよそに、2人がタイスの会社の倉庫へ向かったと考え捜査員を送るが……。
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第8話 ガレージ
事件が起きた金曜日の夜、ケマルは仲間と共に家から女性を運び出すところを目撃されていた。仲間のガレージで血の付いたパーカーなども発見されるが、ケマルはナナとそのガレージは無関係で、ナナは家に本を返しに来ただけですぐに帰ったと言ってかたくなに容疑を否認する。
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第9話 再出発
ケマルの容疑が晴れたことを知らないタイスは、部下で弟分のヴァウンと共にケマルを会社の倉庫に連れ出して尋問。ケマルが助けたという少女に電話するも切られてしまい、ケマルを信用できないタイスは彼を殴りつける。なんとか居場所を突き止めたルンドとマイヤが止めに入るが……。
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第10話 ドアの鍵
市庁舎の駐車場に備え付けられていた監視カメラに、事件が起きた金曜日の夜7時55分、ナナが発見された車を運転して出ていく長身の男の姿が映っていた。ルンドは市庁舎の人間が絡んでいると見て捜査を開始しようとするが、上司のブシャールが突然調査済みだと言い出す。
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第11話 ファウスト
自由党が所有するアパートの部屋からナナの指紋や毛髪、血痕なども発見され、ナナが最初に暴行を受けたのがこの場所だと判明する。事件の夜、ナナが発見された車をハートマンが運転していたこと、さらにアパートの部屋を使っていたことも判明し、ルンドとマイヤは彼に疑いの目を向ける。
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第12話 窓際のシルエット
デートサイトで“ファウスト”と会っていた女性の証言により、容疑者として任意同行されたハートマン。彼はサイトを利用していたことは認めたが、ナナと“ファウスト”がやり取りしたメールに覚えはなく、誰かがパスワードを盗んで自分のプロフィールになりすましていたと主張する。
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第13話 探り合い
犯行日時のアリバイが嘘だと発覚し、ハートマンは再び署に連行される。取り調べでは「被害者とは関係ない」の一点張りだが、まだ何かを隠している様子。一方、警察の捜査に不信感を抱くナナの母ペニレは記者の取材を受け、事件解決のために報奨金を出すとテレビで発表する。
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第14話 ひき逃げ犯
警察は教育委員会職員ウーラブ周辺の捜査を進めていたが、現市長ブレーマーはこの隙に容疑者となったハートマンを選挙戦から降ろそうと、右翼党のリーダー・ホルクをはじめ各政党の代表を集めていた。一方、混迷する捜査はナナの家族、そしてルンドの家族にも影を落とし……。
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第15話 ハートのネックレス
ウーラブのひき逃げに使われた白い車を発見し、ひき逃げ犯の正体に気付いたルンドは、単独で犯人を追跡。しかし、不意を突かれて犯人に殴られ、意識を失い拘束されてしまう。一方、同じく犯人の正体とルンドの危機に気づいたマイヤが応援を要請し、ルンドの行方を捜していた。
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第16話 ビデオレター
ナナ殺害事件の犯人はホルクで終結したと思われたが、15年前に失踪した女性メッテ・ハウゲの事件とナナの事件の共通点を追っていたルンドは、2つの事件は同一犯と考え捜査の継続を主張する。しかし上司のブリックスはそんな彼女を煙たがり、刑事バッジを取り上げてしまう。
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第17話 メルクール社
ルンドとマイヤは、15年前に未解決のメッテ・ハウゲ行方不明事件とナナの事件との関連性を確信していた。メッテが失踪直前に利用した引っ越し業者「メルクール社」の元経営者の家族に話を聞きに行くと、娘が元従業員で犯人像に思い当たる人物を覚えていた。その人物とは……。
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第18話 倉庫
タイスの会社で働くタクシー運転手のレオンが逃走した。彼の家へ急行すると、ベトナムに逃げる準備をしていたことや、ナナの事件に異常な関心を持っていたことが分かる。ルンドはマイヤを伴い、トランクルームに預けられたメッテの荷物を調べるためメルクール社の倉庫へ向かうが……。
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第19話 最期の言葉
ルンドは倉庫での事件について検事局から事情聴取を受けることに。一方ハートマンは市長選に向けて最後のテレビ討論会に出席するが、ブレーマーが事件の話を持ち出して彼を追及する。タイスとペニレは新居への引っ越し準備を進めるが、ナナの弟アントンが地下であるものを見つけていた。
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第20話 (最終話) 終焉
停職中ながら犯人を確信したルンドは、タイスの新居の地下に忍び込んで壁と床をはがし、決定的な証拠を見つけようとしていた。一方ビルク・ラールセン家では、アントンの誕生日パーティーが開かれる中、プレゼントの子犬を引き取りに行こうと、ヴァウンがタイスを連れ出していたが……。
作品詳細
殺人事件の捜査過程を1捜査日=1話として描く傑作リアルタイム型サスペンスの第1シーズン。