アメリカン・ホラー・ストーリー:アサイラム
この壁の内側では誰一人安全ではいられない。
- エピソード
- 作品詳細
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第1話 ブライヤークリフ
1964年、精神異常者を収容する施設ブライヤークリフは、信心深く厳格なシスター・ジュードが支配していた。新聞記者のラナ・ウィンターズは、罪を犯し精神を病んだ患者たちを目にする。そこへ3人の女性を殺した残忍な連続殺人犯ブラッディ・フェイスが移送されてくる。
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第2話 悪魔払い
ジュードは、反抗的なラナを服従させるため電気ショック療法を施す。一方、ある夫婦が17歳の息子を連れてブライヤークリフを訪れる。人格が豹変し邪悪な言葉を発して大暴れする少年に悪魔払いをすることになるが、少年に過去を暴かれたジュードは激しく動揺する。
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第3話 嵐の夜
従順で温和だったユーニスは、邪悪で淫らな修道女へと変貌を遂げていた。ジュードはユーニスの策略により過去の罪を暴かれたと思い込み、酒に手を出してしまう。泥酔したジュードを見たラナは、嵐が近づく映画鑑賞会の夜、グレース、キット、シェリーと逃亡を図るのだが…。
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第4話 私の名はアンネ・フランク 前編
アンネ・フランクだと名乗る女性が、ブライヤークリフに入所してくる。彼女は、アーデンの顔を見た途端、彼をアウシュビッツにいたナチスであると非難する。ラナの性的志向を矯正するため、スレッドソンは屈辱的な治療を施す。一方、ジュードのもとへ刑事が訪ねてくる。
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第5話 私の名はアンネ・フランク 後編
アンネを名乗る女性の言葉を信じ、アーデンへの疑惑を深めたジュードは、アーデンの過去を内密に調べ始める。一方、キットはスレッドソンから聞かされたブラッディ・フェイスによる犯行の一部始終をテープに録音して、スレッドソンに有利な証言をしてもらうよう約束する。
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第6話 悪の起源
ある母親が7歳の娘ジェニーをブライヤークリフに連れて来た。その子には残忍な兆候があるという。アーデンへの疑惑を勘違いだと思い直していたジュードは、一本の電話で再び怪しむことになる。一方、スレッドソンの自宅に連れて行かれたラナは、恐るべき事実を知る。
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第7話 黒い翼
瀕死の状態になったグレースは黒く大きな羽を持つ死の天使を目にする。死の天使がキスをすると死にゆく者は死を受け入れたことになるのだ。死の天使とユーニスは、自分たちが邪悪な同類であることを確認する。ユーニスは施設内で権力を強め、アーデンをも支配していた。
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第8話 クリスマスの悪夢
ユーニスは、サンタ姿で大量殺人を犯した患者エマーソンを利用してジュードを陥れようとする。乗り込んだ車で運悪く事故にあったラナは、目覚めるとブライヤークリフに戻されていた。一方、アーデンはグレースの遺体を始末しようとするが激しい閃光の後、遺体は消えていた。
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第9話 妊娠
ユーニスとアーデンの策略によって無実の罪を着せられたジュードは、患者として戻ることになる。病棟ではジュディと呼ばれるようになったジュードはラナに再会すると謝罪し、彼女をここから脱出させることを誓う。一方、ラナは自分の体に起こったあることと葛藤していた。
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第10話 ネーム・ゲーム
ジュディ(ジュード)は、アーデンから電気ショック療法を受け、彼女の精神は次第に病んでいく。ラナはスレッドソンとの戦いの切り札を必死に守ろうとしていた。ジュディに自らの過ちを謝ったハワード司祭は、自分を辱めたユーニスに立ち向かう。その時、死の天使が現れる。
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第11話 母のぬくもり
ラナは自らが受けた残虐行為のファイルを持ってブライヤークリフを脱出する。その後ジュードを助けに戻るが、ハワード司祭から彼女が自殺したと告げられる。無実が証明されたキットは、ブライヤークリフから解放され、グレースと息子と共に以前暮らしていた家に戻る。
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第12話 生かされる理由
1967年、キットはグレース、アルマと子供2人の5人で同居していたが、ある日悲劇が起きる。1968年、ベティと名を変えられたジュードはブライヤークリフで生きていた。翌年、ベストセラー作家となったラナの元へキットが現れ、ジュードが生きていることを伝える。
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第13話 (最終話) 狂気の終焉
作家として成功をおさめたラナは、取材を受けその後のことを語り始める。ラナが助け出したジュードはその後キットに引き取られ、少しずつ人間らしさを取り戻していく。ラナは、最後に今まで秘密にしていた息子の事を語りだすが、彼女を近くから見つめる男がいた。
作品詳細
この施設は優しそうだが内面に厳しさを秘めた、シスター・ジュードという荒れた過去を持つ女性によって仕切られている。この厳重に囲われた施設ではあらゆるところに危険が潜んでいる。 ナチスから連続殺人犯、そしてミュータントからエイリアンにいたるまで、この壁の内側では誰一人安全ではいられない。