臆病者
10年の時を経て起きた、2つの類似した殺人事件、4人の少年少女を巡る青春サスペンス!
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第1話 悲劇の始まり
1999年12月、鉄橋の下で、とある集団がタクシー運転手を拉致して殺害し、車のトランクに隠した。従業員の4か月分の賃金を直接受け取るまで安心できず、工作機械工場の工場長はそれが到着するのを慌ただしく待つ。しかし、お金を下ろした人は来る途中強盗に遭い、手ぶらになってしまう。中学校の入り口で、当番の生徒が男子の頭髪検査をする。チン・リーとワン・ディーは外で呼び止められ、単位を落とさないため、チン・リーはこめかみをハサミで切る。授業中、担任が点呼を始めると、フー・カイズーはフォン・シエジャオがまだ来ていないと報告するが、言った傍から、フォン・シエジャオが教室に入る。フォン・シエジャオはチン・リーとワン・ディーに今朝家の外で銃撃戦があったと話すが、チン・リーは信じなかった。
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第2話 衝突勃発
1999年12月、ワン・ディーがチン・リーに自転車の乗り方を教えるが、チン・リーは地面に転び、ズボンに大きな穴が開いた。翌朝、チン・リーが目を覚ますと、テーブルの上にお金と繕ったズボンが置いてあり、父親がやったのだと知って感動する。警察がクラブの男を取り調べると、フォン隊長は彼の義父に心臓病があることを知り、名医を探すのを手伝うと約束し、クラブの男はようやく犯行を自白する。警察は村で待ち伏せしていたが、小屋で突然銃撃戦が始まった。ツァオ・モンは胸を撃たれて倒れ、それを見たチン・ダージーは慌てて逃げようとするが、フォン・グオジンは警察たちを率いて追跡を続ける。
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第3話 奪った金の行く末
ワン・ディーが自宅の電波の悪さを愚痴るため、チン・リーは屋上に登ってアンテナを修理し、電波が安定し、ワン・ディーはようやくテレビをまともに見られるようになる。ワン・ディーがチン・リーの家に泊まりたいと言うと、チン・リーは家の鍵と小さなハサミを渡した。1999年12月、警察がチン・リーの家を捜索に訪れ、枕に隠された現金を発見する。チン・リーが家に戻る時、警察の捜索を目のあたりにした。負傷したツァオ・モンを病院に見舞ったフォン・グオジンは、ツァオ・モンの負傷は自分のせいだと告白するが、ツァオ・モンは軍隊に服役した時代のフォン・グオジンの恩を話す。二人はまた事件について話し、チンの家から10万元強、村から100万元強、あと10万元の不足分があるのに、チン・ダージーはそれが全額だと言い張っている。
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第4話 大雪殺人事件の新たな進展
2001年1月31日、全裸の女性遺体が雪の中で発見された事件で、フォン・グオジンは部下を率いて、雪の中から手がかりを探した。ツァオ・モンは母親の病気のため早退した。フォン・グオジンは、犯人の計画はよく練られており、衣服はすべて現場から持ち去ったことから、現場に戻って死体を処理する時間は十分にあったはずだが、情報提供者に発見されたことにより、計画が崩れたと判断した。2000年1月、チン・リーは数学コンクールを控えていて、入賞すれば大学への進学が保証される。
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第5話 遺体の真実
1999年、ホアン・シューが練習を終えて寮に戻ると、母親がお菓子と新しい服を持ってきていた。母親は出張を控え、ホアン・シューを叔父の家にしばらく住まわせ、そのうちに名門学校に転校させるように説得する。ホアン・シューの母親は以前ダンスを習っていたが、とても大変で、幸せにもなれなかったので、ホアン・シューには同じ失敗を繰り返させたくないのだという。フォン・グオジンは遺体の姿を思い出し、どこかで見覚えがあると感じた。そして、それがホアン・シューであると気づいた。娘のフォン・シエジャオは、以前ホアン・シューを家に連れて来たことがあった。フォン・グオジンは娘に電話をかけ、同一人物であることを確かめようとする。
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第6話 黒影が現れる
ワン・ディー、チン・リー、フォン・シエジャオ、ホアン・シューの四人は一緒にスキーに行った。チン・リーは突然めまいを感じ、しゃがみ込んだ隣のクラスの体育委員ガオ・レイがチン・リーにスキーの滑り方を教えに来るが、チン・リーは滑り方を知らないから転んだんじゃないと説明する。ガオ・レイは少し恥ずかしがりながらも、また一緒にスキーをしようと誘った。フォン・グオジンが芸術学校に行って事情を聞くと、クラスの担任によると、ホアン・シューは旧正月の2日まで学校に滞在し、その後、休暇届を提出して学校を去ったが、具体的な休暇理由は記載されていなかったという。
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第7話 交差する運命
ホアン・シューはチン・リーのために半月かけてマフラーを編み、数学コンクールの前にプレゼントした。数学コンクールの最中、チン・リーは再び耳鳴りに襲われ、まったく集中できなかった。チン・リーは頭を机にぶつけて耳鳴りを抑えようとしたが、結局問題を解き終えることができなかった。2001年2月、フォン・グオジンは警察の捜査を指揮し、犯人は遺体を埋めるのに十分な時間があったはずで、それをしなかったから、即席の犯行だったと推測した。この時、ワン・ハイタオが警察署にきて、ホアン・シューについて詳しく話した。
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第8話 心が離れていく四人
1999年9月、チャン・シュィーは街でバイクに乗っていた。ホアン・シューが機嫌が悪いのを見て、彼女をバイクに乗せてドライブに連れ出した。知り合った二人は、その後よく一緒にバーに行った。2001年2月、ホアン・シューは成績の関係で育英中学に中退させ、また芸術学校に戻ってきたが、彼女は相変わらずチャン・シュィーを相手にしなかった。チャン・シュィーはそれを納得できなかったが、ホアン・シューは「私は一番暗い時に光を見た。だからもう暗闇には戻りたくない」と彼に告げる。その後、チャン・シュィーはホアン・シューに会うために芸術学校へ向かったが、警察に事情聴取のため連行された。
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第9話 スポーツカード
2000年5月、祖父は病気で手術が必要。チン・テンは以前祖父が兄弟二人を引き離したせいで、チン・リーは自分に兄弟愛を抱かなかったことを根に持つ。祖父に手術を受けさせるため、チン・テンは牛小屋に忍び込み、父親のチン・ダージーが隠していた10万元を持ち出し、祖父を病院へ連れて行った。祖父は言葉を話せず、身振り手振りで手術を拒否したが、チン・テンは「10万元は父親が奪った金だ」と言い、わざと祖父を傷つけた。ウェイ・ジーホンは罰金を払いに警察署に行くが、警察署でホアン・シューが死んだ話に耳を傾け、怖くなって立ち去った。
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第10話 七つの大罪
2000年9月、チン・リーは防空壕の中で綿に火をつけ、ついに出口を見つけた。防空壕から出た彼はガオ・レイへの憎しみがさらに膨らんだが、ホアン・シューに真実を打ち明けた。フォン・シエジャオはチン・リーがカバンを持たずに帰宅するのを見てワン・ディーに話すが、ワン・ディーは気にも留めない。フォン・シエジャオはワン・ディーとチン・リーがホアン・シューのことで仲違いしたと勘違いしたが、ワン・ディーは「お節介だ」と言った。
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第11話 真相に迫る
ワン・ディー、チン・リー、フォン・シエジャオ、ホアン・シューの四人は、高台に座って談笑していた。チン・リーが防空壕の中で星を見たと言ったので、ホアン・シューは即座に興味を持ち、四人で防空壕に行くと決めた。フォン・シエジャオは怖いと言ってチン・リーのコートの裾を引っ張り、ワン・ディーはそんな彼女に付き添って戻ることになる。チン・リーは、実はワン・ディーも怖がっていることを見抜き、臆病者だとからかった。2001年2月、フォン・グオジンと他の警察官がチン・リーを追跡していたところ、彼がチン・テンと連絡を取っていることが分かった。同時に、チン・リーは異変を察知し、チン・テンに知らせるが、既に手遅れ。フォン・グオジンに捕まったチン・テンは、短刀で彼の足を刺し、フォン・グオジンは自己防衛のため拳銃でチン・テンを撃った。
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第12話 新たな事件発生
2011年12月、チン・リーは信号待ちの間にカーオーディオをつけた。聞き慣れた『臆病者』を聴きながら、助手席にホアン・シューが座っている姿を想像し、我に返った後、涙をこぼした。2000年、担任のファン先生は、ワン・ディーがエッセイコンテストに参加することをクラスで発表する。学校の先生らはそれをとても重視しているようで、フォン・シエジャオもワン・ディーのために喜んだ。四人がマクドナルドで会う約束をしたが、ホアン・シューとチン・リーが到着すると、フォン・シエジャオとワン・ディーの姿はなかった。ホアン・シューはフォン・シエジャオに電話をかけ、ワン・ディーがガオ・レイと一緒にバスケをしに行ったから約束をすっぽかしたと言われ、チン・リーは嘆き悲しんだ。ファン先生が教室に入り、ワン・ディーが新思想作文エッセイコンテストで優勝したことを発表する。
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第13話 驚きの新展開
チン・リーはクラスメートからスポーツカードの話を聞き、ワン・ディーに買ってあげようと思い、クラスメートの数学オリンピック塾の宿題を手伝い、それを50元で買ってもらうことを条件にした。2000年10月、チン・リーがボイラー室の爆発事故で入院していることを知ったホアン・シューは、チン・リーを行かせるんじゃなかったと後悔する。チン・テンは学校の教頭先生を追い払い、昏睡状態の弟を見て、帰宅後に父親が残した金を取り出した。祖父は口ごもりながらチン・リーの居場所を尋ねようとするが、チン・テンは教えてあげなかった。
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第14話 暴かれる真実
2000年の冬休み、ホアン・シューら四人は集まった。フォン・シエジャオはチン・リーの詩集を手に取り、松明と四人の背中を描いた。ワン・ディーは似てないというが、ホアン・シューはよく描けていると褒めた。2011年11月、フォン・グオジンはフォン・シエジャオを連れてチン・リーを探しに行った。チン・リーは監視カメラから二人の姿を見て、ドアを開けたが、二人には異常に冷たい態度を取った。フォン・グオジンは詩集を取り出し、チン・リーに見せたが、チン・リーは怒って二人をドアの外へと突き飛ばした。フォン・シエジャオは、もし日直を交代しなければ、怪我をしたのはチン・リーではなかったかもしれないと考え、自分のせいだと責めた。
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第15話 真実の代償
2011年12月10日、フォン・グオジンはイン・ポンの運転手ヂィン・フウを取り調べ、ヂィン・フウは深センでチャン・シュィーが電話に出ているのを見計らい、チャン・シュィーを絞殺したことを認めた。フォン・グオジンがイン・ポンを探して会社に来たとき、、イン・ポンは既に察知し、いつでも逃げられるように準備していた。ある日、イン・ポンの所に彼が少女をレイプした証拠を持っているという電話がかかってきた。
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第16話 (最終話) 愛に墜ちた復讐者の計画
2000年12月、ホアン・シューとチン・リーは一緒に大晦日を過ごしたが、チン・リーの耳はもう聞こえなくなっていた。ホアン・シューはチン・リーに最高の補聴器を贈ることを決め、さらに、チン・リーの誕生日に自分のすべてを捧げることも約束した。ツァオ・モンはフォン・グオジンを飲みに誘い、彼は組織の調査を受けることになっており、家族には既に伝えてあるという。ツァオ・モンが事件の詳細を尋ねると、フォン・グオジンはゼン・イェンを殺したのはイン・ポンだと言う。チン・リーは蛇を売る人間としてイン・ポンに近づき、思わずイン・ポンがゼン・イェンを埋める現場を目撃した。チン・テンの無実を証明するため、チン・リーはゼン・イェンを掘り起こし、ホアン・シューが死亡した時と同じ状況に偽装して、警察に事件を併せて再調査させるよう迫る。
作品詳細
物語は3つの時間軸が交錯しながら展開する。 1999年冬、高校1年生のチン・リー、ワン・ディー、フォン・シェジャオのクラスに芸術学校から転校してきたホアン・シューが加わり、4人は特別な友情を築く。 2001年、ホアン・シューの遺体が雪上に放置されているのが発見され、全身裸で手がかりは雪に覆い隠されていた。犯行手口も動機も謎のまま。 2011年、同じ手口でまた一人の少女が裸のまま雪の中で発見され、刑事のフォン・グオジンは迷宮入りした事件に再び挑む。 封印されていた過去の事件が明るみに出る中、4人の少年少女の間に隠されていた真実が、徐々に明らかになっていく…