氷に恋したサンシャイン -驕陽伴我-
アラフォー女子を照らしたのは、26歳の太陽だった
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第1話 理想と現実
広告会社“七月メディア”で働く26歳の盛陽(ション・ヤン)。安月給でこき使われる毎日だが、デザインの仕事では絶対に妥協しないと心に決めていた。一方、36歳の簡氷(ジエン・ビン)は、同じCM監督で会社の共同経営者でもある夫の浮気癖に長年、耐えていた。女性蔑視のクライアントに気分を害された帰り道、若い女と腕を組んで歩く夫の姿を目撃する。その頃、盛陽に母の羅美娟(ルオ・メイジュエン)からSOSの連絡が。
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第2話 憧れの人との再会
夫の薛易明(シュエ・イーミン)に離婚すると伝えた簡氷(ジエン・ビン)は1人でレストランへ。同じ店で待ちぼうけをくらっていた盛陽(ション・ヤン)は、やけ酒を飲む人物が10年前に出会った憧れの監督だと気づく。泥酔し店を出た簡氷の代わりに会計して、あとを追う盛陽。前後不覚の簡氷を放っておくこともできず、近くのホテルに入り介抱していると、薛易明と同僚の梁珊珊(リャン・シャンシャン)から電話が入った。
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第3話 俺を覚えてる?
簡氷(ジエン・ビン)と再会した翌日、盛陽(ション・ヤン)の携帯に簡氷本人から電話がかかってくる。そばで会話を聞いていた同僚・宋晨(ソン・チェン)の横やりのおかげで、盛陽は彼女の家を訪ねることに。一方、別れる準備を始めた簡氷に説得を試みる薛易明(シュエ・イーミン)。だが、簡氷の離婚への意思が固いことを悟り、気持ちの整理のために外に出て行く。1人になった簡氷の頭には楽しかった思い出が次々と浮かぶ。
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第4話 訪れたチャンス
簡氷(ジエン・ビン)が10年前の自分のことを覚えていないと知った盛陽(ション・ヤン)は、思い出してもらえる人間になろうと決意。簡氷も心機一転、仕事に打ち込もうと撮影現場に入る。一方、潘柔(パン・ロウ)の歓迎会を抜け出したことで王友徳(ワン・ヨウドー)チーフの機嫌を損ねた盛陽は、嫌がらせで大口案件のデザインを担当させられることに。時間も能力も足りず、誰もが不可能だと考える中、盛陽が動きだす。
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第5話 ひらめきをあげる
残業していた盛陽(ション・ヤン)の携帯に、簡氷(ジエン・ビン)から「お金の受け取りを拒否するな」というメッセージが届く。貸しを作りたくないという簡氷に、盛陽は、払った金額ぴったりなら受け取ってもいいと返信。そして、やり取りを続ける中で、2人は簡氷の好きな屋台へ食事に行くことに。一方、薛易明(シュエ・イーミン)は干渉しないように釘を刺されたにもかかわらず、簡氷の撮った映像の編集を勝手に進めていた。
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第6話 妹の襲撃事件
離婚合意に至った簡氷(ジエン・ビン)と薛易明(シュエ・イーミン)。一抹の寂しさを覚える簡氷を、盛陽(ション・ヤン)は夜景の綺麗な場所に連れていった。電光表示板に映し出されるCMを見ながら、簡氷は自信を取り戻す。一方、簡氷の離婚を知った妹の簡霜(ジエン・シュアン)は、原因が薛易明の浮気にあると断定。アイスホッケー部の仲間・ハオ俊傑(ハオ・ジュンジエ)とある計画を練る。そんな中、薛易明が何者かに襲われる。
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第7話 運命の水曜日
薛易明(シュエ・イーミン)の退院の日、簡氷(ジエン・ビン)が姿を見せる。入院したことで、妻が大事だと悟ったと言う薛易明に対し、簡氷は離婚合意書を渡してサインを求める。一方、久しぶりの同窓会に高価なワンピースを着て参加した羅美娟(ルオ・メイジュエン)。羨ましがられて得意になっているところへ、潘柔(パン・ロウ)の母親が遅れてやってきて、全員にスカーフを贈る。そして約束の日、簡氷と薛易明は役所にいた。
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第8話 初仕事
仕事を依頼するために簡氷(ジエン・ビン)の家にやってきた盛陽(ション・ヤン)だったが、接待で酔い潰れた簡氷はメッセージに気づかず、梁珊珊(リャン・シャンシャン)の部屋で眠っていた。家の前で夜を明かした盛陽は、帰宅した簡氷のために手料理を振る舞い、化粧品のCM制作を打診して良い返答を得る。盛陽の報告を聞いた社長から「監督と打ち合わせしたい」と言われるが、スケジュールは当日の午後という急なものだった。
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第9話 限界超えの乱闘
簡氷(ジエン・ビン)と会社の橋渡しに成功し安堵する盛陽(ション・ヤン)だったが、案の定、盛陽の手柄を不満に思う王友徳(ワン・ヨウドー)から呼び出され、昇級の見返りに簡氷にプロジェクトを辞退させろと迫られる。さらに、盛陽たちが個室に隠れていると知らない王友徳は、トイレで盛陽や簡氷を罵り始める。一方、羅美娟(ルオ・メイジュエン)は、夫にプレゼントされたワンピースを着てご機嫌で帰宅するのだが…。
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第10話 内外で危機到来
簡氷(ジエン・ビン)の家で水道管の修理をし、食事を作る盛陽(ション・ヤン)。だが、そこへ薛易明(シュエ・イーミン)が来てしまう。追い返そうとする簡氷に、未練を捨てられない薛易明はしつこく食い下がり…。一方、羅美娟(ルオ・メイジュエン)と夫・盛向前(ション・シャンチエン)の冷戦状態はなおも続いていた。「あなたは私の心を見ていない」と言う妻に、平凡な幸せを大切にしたい盛向前はいら立ちを覚える。
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第11話 夫婦の本音
両親の夫婦ゲンカがさらにヒートアップした翌朝、盛陽(ション・ヤン)は2人の不満が減る方法を思い付き、盛向前(ション・シャンチエン)に提案する。一方、納品した映像に関して客からのクレームを受けた薛易明(シュエ・イーミン)は対応に追われていた。インスピレーションを得ようと簡氷(ジエン・ビン)に電話しようとするが、梁珊珊(リャン・シャンシャン)に止められ…。そして簡氷は契約のため七月メディアを訪れる。
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第12話 条件付きの手助け
盛陽(ション・ヤン)の両親を仲直りさせるために、簡氷(ジエン・ビン)は盛陽の自宅でCM撮影を行うことに。カメラを通じてお互いの本音を知った盛向前(ション・シャンチエン)と羅美娟(ルオ・メイジュエン)は、少しずつ歩み寄りを見せ始める。後日、王友徳(ワン・ヨウドー)が休暇から戻り、さっそくチーム会議を開く。社長の計らいでチーフデザイナーに昇進した盛陽だが、王友徳は再び盛陽に難題を押しつけようとしていた。
作品詳細
広告会社のデザイナー・盛陽。26歳の彼は、母親に強制された見合いのために指定された店に行くがすっぽかされてしまう。だがそこで、彼は思いがけない人物に遭遇する。それは少年時代から想い続け、広告業界に入るきっかけにもなった“CM監督のお姉さん” 簡氷だった。36歳になった簡氷は業界では名の知れた監督になっていたものの、私生活では会社の共同経営者でもある浮気性の夫・薛易明との関係に悩んでいた。そしてその夜、離婚を決意してやけ酒を飲んでいたのだ。泥酔した簡氷を盛陽が介抱し、再び縁が繋がった2人。盛陽はもう少年ではなく、簡氷も思い出の中の穏やかなお姉さんではなかったが、同業の先輩後輩として接するうちに、盛陽は少年時代からの想いをより一層強め、簡氷は彼に対し特別な感情を抱くようになっていく。