華麗なる転身 ~妻たちの逆襲~
『瓔珞<エイラク>』『ユン・シャン伝』のチン・ラン&『大明皇妃』『バーニング・アイス』のドン・ジアジア主演!!クズ男に正義の鉄槌を! キャリアウーマンとシングルマザーが繰り広げる、スカッとする復讐劇!!
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第1話
夫は浮気をしているのではないか――。閻偉倫(イエン・ウェイルン)の鞄に入っていた女性用の下着を見つけた蘇菲(スー・フェイ)の不安は膨らむ一方だった。料理もこなし、自分や娘にも優しい夫だが、お洒落で二枚目の彼には女性の影がちらついていたのだ。同じ日、蘇菲は突然飛び出してきた小さな男の子を車ではねてしまいそうになる。一緒にいた母親・安寧(アン・ニン)の不注意を咎める蘇菲。そこへ現れた閻偉倫の姿を見た男の子は…。
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第2話
閻偉倫(イエン・ウェイルン)への疑念が拭えない蘇菲(スー・フェイ)は、彼を尾行することに。彼女はショッピングセンターの駐車場で夫を見失ってしまうが、そこで安寧(アン・ニン)と安康(アン・カン)の姿を目にするのだった。引き寄せられるように2人のあとを追う蘇菲。親子の様子をこっそりうかがっていると、思いもかけない出来事が。なんと、帽子とマスクで顔を隠した男が、安康を連れ去ろうとしているではないか…。
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第3話
蘇菲(スー・フェイ)は、閻偉倫(イエン・ウェイルン)を伴い、彼の不倫相手と直接顔を合わせることに。場所は丁漫漫(ディン・マンマン)が経営する画廊である。言葉の端々に敵意と皮肉を込めて会話を交わす蘇菲と丁漫漫。そんな2人を前にして、閻偉倫は顔色ひとつ変えることのない不敵さを見せるのだった。どうにかその場をやりすごし、1人になった閻偉倫は、丁漫漫に電話を入れる。その時、安寧(アン・ニン)が現れ…。
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第4話
「愛のない男を取り戻してどうするの?」。閻偉倫(イエン・ウェイルン)と不倫関係になってから1年以上にもなると白状した丁漫漫(ディン・マンマン)は、悪びれもせずにこう言い放った。怯むことなく離婚訴訟の準備中だと告げる蘇菲(スー・フェイ)。しかし彼女の心は深く傷ついていた。砂浜で1人、幸せだった頃の記憶が蘇り、溢れる涙を抑えきれなくなった蘇菲が電話をかけた相手――それは安寧(アン・ニン)だった…。
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第5話
閻偉倫(イエン・ウェイルン)が自宅に戻ると、蘇菲(スー・フェイ)と悠然(ヨウラン)の姿がない。胸騒ぎを感じ、部屋を見て回っていた彼の目に飛び込んできたのは、無造作に置かれた離婚協議書だった。そこへ蘇菲から電話が。彼女の話を聞き、さらに狼狽する閻偉倫。悠然が両親の離婚話を知り、家を飛び出したというのだ。いら立ちをぶつけ合いながらも必死で娘を捜す2人。「きっと、あそこだ」と閻偉倫が向かったのは…。
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第6話
「悠然(ヨウラン)が戻る前に、ここから出ていって」――哀訴する閻偉倫(イエン・ウェイルン)の釈明の言葉も耳に入らぬかのように、蘇菲(スー・フェイ)は無表情のまま、そう告げた。妻に三行半を突きつけられたばかりか、仕事でも窮地に立たされることとなった閻偉倫。一方、心機一転歩み出そうとしていた蘇菲は、体調の悪化に悩まされていた。悪い予感を抱きつつ病院で検査を受けた彼女は、妊娠を知らされ…。
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第7話
閻偉倫(イエン・ウェイルン)との離婚を認める判決が出た。その直後、蘇菲(スー・フェイ)は裁判所の前で、身動きができないほどの痛みに襲われる。何とか病院に担ぎ込まれたものの出血がひどく、中絶手術を施すしかない状況だった。意識を取り戻し、傍らに付き添っていた安寧(アン・ニン)に、「お腹の子は、もういないのね」と尋ねる蘇菲は、そっと涙を流すのだった。やがて退院した彼女は、気丈さを取り戻したように見えたが…。
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第8話
安康(アン・カン)をマンションの部屋まで連れて帰るよう頼まれた悠然(ヨウラン)。だが彼女は父・閻偉倫(イエン・ウェイルン)と会いたいがために、安康に1人で帰るよう言って聞かせた。それが思わぬ事件を招く。安康が消えてしまったのだ。防犯カメラを確認しても、誰かと外に出た様子はない。辺りを捜し回る蘇菲(スー・フェイ)と蘇洛(スー・ルオ)。すると、安寧(アン・ニン)が突然、安康は従兄の家にいると言い出し…。
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第9話
会社の資金繰りに頭を悩ませる蘇菲(スー・フェイ)。彼女は、先日ある条件を提示してきたパンシン(パン・シン)に対する回答が正しかったのか、自問自答を繰り返していた。そんななか安寧(アン・ニン)と安康(アン・カン)は、パンシンと共に、彼の父が入所しているホスピスを訪ねる。幼い安康は知らないが、パンシンは彼の実の父なのだ。距離を置こうとする安寧の思惑とは裏腹に、引っ越し先にまで付いてきたパンシン。そこに蘇洛(スー・ルオ)が…。
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第10話
婚活サイト“紳士クラブ”CEO・楊凱(ヤン・カイ)との話し合いは、物別れに終わった。その場を去ろうと蘇菲(スー・フェイ)が立ち上がった時、閻偉倫(イエン・ウェイルン)と丁漫漫(ディン・マンマン)が。これ見よがしに仲の良さをアピールしながら、「君の友達?」と尋ねる閻偉倫。彼が蘇菲の元夫だと知った楊凱は、紳士クラブに登録するよう閻偉倫を勧誘し始めるが、浮気男を揶揄するような口ぶりに、次第に顔色が変わり…。
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第11話
誤解と失望――。蘇菲(スー・フェイ)と安寧(アン・ニン)は心にわだかまっていた思いをぶつけ合ってしまう。時を同じくして、パンシン(パン・シン)が動き出した。蘇洛(スー・ルオ)の勤める幼稚園に現れた彼は、露骨に安康(アン・カン)への接触を図り始めたのだ。そんな事態に焦りを感じ、再び安寧にアプローチする蘇洛。「私たちは住む世界が違う」という冷淡な返事にも、「どんな過去があろうと僕は気にしない」と食い下がるが…。
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第12話
ある夜、蘇菲(スー・フェイ)はオープンカフェで、閻偉倫(イエン・ウェイルン)とばったり鉢合わせに。悠然(ヨウラン)の親権のことで押し問答になった彼らの間に割って入り、蘇菲を守ったのは安寧(アン・ニン)だった。捨て台詞を残して去る閻偉倫。2人は屋台へと流れ、いつしか話は安寧の過去のことへと移っていった。そんななか、閻偉倫と丁漫漫(ディン・マンマン)の結婚式の招待状が楊凱(ヤン・カイ)のもとに届き…。
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第13話
目が覚めると見知らぬホテルのベッドの中に、楊凱(ヤン・カイ)と2人――。深酒のせいで昨夜の記憶がない蘇菲(スー・フェイ)は、楊凱のスマホを起動させて“マズい映像”が撮られていないことを確認し、ホッと胸をなで下ろすのだった。一方、パンシン(パン・シン)の妻・王媛(ワン・ユエン)の専属トレーナーとなった安寧(アン・ニン)は、パン家へ。すると娘の希琳(シーリン)は、「あのトレーナーは辞めさせるべきよ」と王媛に詰め寄り…。
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第14話
菲尚(フェイシャン)スポーツと紳士クラブが提携し、スタートする“ハイ動(ハイドン)紳士”。蘇菲(スー・フェイ)たちは、告知イベントの準備に追われていた。生配信の中心となるのは、ダンスを披露する“ハイ動女神”というキャラクターだったが、パフォーマーがイベントの直前にケガをしてしまう。代役として白羽の矢が立った安寧(アン・ニン)は完璧なパフォーマンスを見せ、イベントは成功に終わるが、彼女には心配事が…。
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第15話
菲尚(フェイシャン)スポーツの乗っ取りを企てるシン源(シンユエン)グループから送り込まれた交渉役は、閻偉倫(イエン・ウェイルン)だった。宣伝コストをカットしつつユーザー数を増やせと、無理難題を吹っかける閻偉倫。悩んだ末、蘇菲(スー・フェイ)は先日のイベントで一躍人気者となった“ハイ動(ハイドン)女神”――安寧(アン・ニン)を前面に押し出してPRすることに。安寧も、顔を出さないという条件付きで、これを承諾するが…。
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第16話
「私の推測どおりなら、事前に計画されたものよ」。蘇菲(スー・フェイ)は、“ハイ動(ハイドン)女神”炎上事件の裏にシン源(シンユエン)グループがいると睨んでいた。その読みを裏付けるように、閻偉倫(イエン・ウェイルン)は菲尚(フェイシャン)スポーツと蘇菲の責任を追及する姿勢を強めていくのだった。一方、罪悪感に苛まれた安寧(アン・ニン)は、パンシン(パン・シン)の提案を受け入れ、安康(アン・カン)の親権を手放す決心を…。
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第17話
最悪の事態を覚悟していた安寧(アン・ニン)は、傷1つない蘇洛(スー・ルオ)の姿を目にし、思わず駆け寄ると抱きついた。安寧の過去を全て受け入れたうえで、蘇洛は再び愛の言葉を口にするのだった。一方、名優・楊凱(ヤン・カイ)による四毛(スーマオ)を相手にした大芝居は続いていた。自分を閻偉倫(イエン・ウェイルン)の部下だと四毛に信じ込ませた楊凱は、パンシン(パン・シン)らが練った計画の一部始終を聞き出し…。
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第18話
蘇菲(スー・フェイ)にくっついて、悠然(ヨウラン)の学校まで迎えにきた楊凱(ヤン・カイ)。しかし、彼の姿を見た悠然は、途端に顔を曇らせる。両親の離婚という事態を受け止めきれずにいる彼女は、2人を置き去りにして去ってしまうのだった。そんな悠然の足は、いつしか閻偉倫(イエン・ウェイルン)の住まいへと向いていた。だが、マンションのドア越しに、父と丁漫漫(ディン・マンマン)の言い争う声やガラスの割れる音が聞こえ…。
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第19話
個人情報の漏洩と詐欺疑惑――突如報じられた菲尚(フェイシャン)スポーツの不祥事。これも、菲尚乗っ取りを狙うシン源(シンユエン)グループが流したデマである可能性が高かった。防戦一方の展開に「元夫や悪党どもと闘い続ける運命ね」と、珍しく疲れた顔をのぞかせる蘇菲(スー・フェイ)。安寧(アン・ニン)は、そんな彼女をそっと労わるのだった。だが、努力の甲斐もなく、蘇菲と史尚飛(シー・シャンフェイ)は会社を追われることに…。
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第20話 (最終話)
「これ以上、ママと傷つけ合わないで」。娘に請われ、誠実な人間になると約束した閻偉倫(イエン・ウェイルン)。しかし、現実は非情だった。当局に菲尚(フェイシャン)スポーツ買収に絡む不正を疑われたシン源(シンユエン)グループ――パンシン(パン・シン)は、閻偉倫1人の責任として、彼を切ったのだ。不安材料を潰し、悲願の上場に向けて邁進するパンシンだったが、思いがけない落とし穴が待ち受けていた…。
作品詳細
夫は浮気をしているのではないか――。閻偉倫(イエン・ウェイルン)の鞄に入っていた女性用の下着を見て以来、蘇菲(スー・フェイ)の不安は膨らむ一方だった。自分や娘にも優しく、料理もこなす夫だが、お洒落で二枚目の彼には、女性の影がちらついていたのだ。そんななか、蘇菲は危うく交通事故を起こしかける。マンションの地下駐車場から車を出した時、突然飛び出してきた小さな男の子をはねてしまいそうになったのだ。一緒にいた母親・安寧(アン・ニン)の不注意を咎める蘇菲。そこへ現れた閻偉倫を見た男の子は…。