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双燕秘抄 乱世を舞う二羽の絆
双燕秘抄 乱世を舞う二羽の絆
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双燕秘抄 乱世を舞う二羽の絆

『尚食』『コウラン伝』のジャン・ナン&『ロマンスは結婚のあとで』『尚芸館の五つ星』のワン・ユーウェン主演!!ラブ史劇のヒットメーカー ユー・ジョン(『尚食』『玉楼春』『清越坊の女たち』『瓔珞』)のスタジオ「歓娯影視」製作! “姉妹”の絆と成長を描くシスターフッド時代劇!!

2022年

字幕

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 無料

    第1話

    宰相夫人の誕生日を祝う宴に招かれた白文泰(はく・ぶんたい)は、家族を引き連れて呉(ご)宰相の屋敷を訪れた。その夜、呉家には“招かれざる客”が。何か面白いことが起こりそうだと、こっそり一行についてきた茉喜(まつき)も、人知れず屋敷に入り込んでいたのだ。彼女はそこで気がかりな話を耳にする。それは、文泰の娘で茉喜が実の姉のように慕っている従姉の鳳瑶(ほうよう)が政略結婚の“駒”として利用されるというもの。驚いた茉喜は思わず物音を立ててしまい…。

  • 第2話

    京州を支配する北朔大将軍の陳文徳(ちん・ぶんとく)は、六部(りくぶ)の名簿を集め、憎き呉朗(ご・ろう)と関わった者たちを罪人とした。下っ端役人である白文泰(はく・ぶんたい)も、呉朗とはずっと疎遠だったが、最近になって付き合いが始まったことで一派と目され、罰として全財産没収の憂き目に遭う。白家から家財が次々と運び出される様を物陰から見ていた茉喜(まつき)は、見覚えのある物を目にする。それは死んだ母が、茉喜を白家に迎えてもらう代わりとして白夫妻へ差し出した家宝で…。

  • 第3話

    京州からの脱出を手助けする見返りに婚姻証書が欲しい―――茉喜(まつき)の望みに龍襄軍の万嘉桂(ばん・かけい)は驚くばかり。婚姻は人生の一大事。それなのに、明日をも知れぬ兵士の身である自分が相手なんて言語道断だ。婚姻証書の代わりに、けがの治療などで迷惑をかけたお詫びとして金子千両を渡す約束をするが、茉喜は一歩も譲らないのだった。一方、白文泰(はく・ぶんたい)と夫人は自分たちの保身のため、茉喜を陳文徳(ちん・ぶんとく)に嫁がせようと目論み…。

  • 第4話

    夜遅くに茉喜(まつき)の家へ忍び込もうとして万嘉桂(ばん・かけい)に手ひどく殴られた白鵬コン(はく・ほうこん)は、“茉喜が匿っている賊に襲われた”と母親の白夫人に泣きながら訴え続けた。だが“あの家には白家に恨みを持つ幽霊が出る”という茉喜の嘘を信じ込んでいる彼女は息子の言い分を聞かず、茉喜は陳文徳(ちん・ぶんとく)の側室になって出ていくからもう関わらないようにと忠告するのだった。これを部屋の外で聞いていた娘の鳳瑶(ほうよう)は、急いで茉喜のもとを訪れ…。

  • 第5話

    両親の合葬を口実に、京州の城門を出るための令牌を陳文徳(ちん・ぶんとく)から手に入れた茉喜(まつき)。だが真の目的は、万嘉桂(ばん・かけい)と共に逃げ出すことである。京州育ちで地理に詳しい茉喜が立てた綿密な逃亡計画を聞かされた嘉桂は、思わず感心してしまうのだった。一方の白鳳瑶(はく・ほうよう)は、白家のせいで文徳に嫁ぐ羽目になった茉喜に申し訳なさを感じていた。だが、嫌がるどころか高価な嫁荷を喜んで受け取った茉喜を思い出して、ある考えが思い浮かび…。

  • 第6話

    「馬車にいた人は誰なの?」――白鳳瑶(はく・ほうよう)は、茉喜(まつき)が自分に嘘をつかせてまで守りたかった“大事な人”が何者なのか気になって、容姿や家柄を聞き出そうと必死だ。しかし、万嘉桂(ばん・かけい)の存在を明かすわけにはいかない茉喜は、偶然知り合った男性で朝廷側の人間だとだけ答えるのだった。その頃、龍襄軍総帥の儲威(ちょ・い)が池北で挙兵し、京州に向けて進軍中であるとの報告を配下から受けた陳文徳(ちん・ぶんとく)は…。

  • 第7話

    白鳳瑶(はく・ほうよう)の婚約相手として現れたのが万嘉桂(ばん・かけい)であったという事実に、茉喜(まつき)は衝撃を受けた。泣きながら嘉桂を責めるが、実は辞退するつもりだと聞いて機嫌を直す。嘉桂と別れて家に戻ると、そこには鳳瑶が。万家から破談の申し入れがあったと報告する彼女は浮かない表情を見せるばかりか、嘉桂を“文武両道の功臣”と褒めそやす。まさか惚れたかと心配になる茉喜。「一度会っただけよ」と鳳瑶は即座に否定したので安心するが…。

  • 第8話

    呉(ご)家との婚姻を断ったため投獄された白文泰(はく・ぶんたい)。粗末な食事しか与えてもらえず、やつれた父親の姿に鳳瑶(ほうよう)は胸を痛める。そんな娘の罪悪感に訴えるかのように文泰は「婚姻を承知してくれ」と涙ながらに懇願。白夫人もまた、呉家は裕福だから苦労しないと説得する。追い込まれた鳳瑶に、もはや拒む道は残されていないのだった。その頃、病気を患っている呉家の子息に鳳瑶が嫁ぐのを阻止したい茉喜(まつき)は、陳文徳(ちん・ぶんとく)に助けを求め…。

  • 第9話

    呉(ご)家の子息との婚姻話から一転、戦死した万嘉桂(ばん・かけい)の妻となった白鳳瑶(はく・ほうよう)。呉家との約束を違えたものの大ごとにならずに済んだのはよかったとはいえ、娘が死んだ夫に操を立て、生涯独り身を貫くつもりであることを白夫人は嘆く。そんななか思いもよらぬ事件が起きた。今朝まで元気だったはずの白家の主・文泰(ぶんたい)が急死したのである。そばにいた従者によると、文泰は骨董店で入手した逸品を、友人らにお披露目していた最中に突然倒れたというのだが…。

  • 第10話

    白鵬コン(はく・ほうこん)は、鄭開泰(てい・かいたい)から贈られた結納金を無断で博打につぎ込んだあげく、さらに借金を重ねるという愚行を働き、賭場の男たちから袋叩きに。容赦なく殴られる息子の姿を目の当たりにした白夫人は、これまでの心労が祟って倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまう。両親を相次いで亡くし、悲しみに打ちひしがれる鳳瑶(ほうよう)だったが、借金の取り立ては止まない。すべての元凶である鵬コンは、裕福な嫁ぎ先から助けを得られない妹を役立たずと罵り…。

  • 第11話

    茉喜(まつき)は、恩師からの誘いを受けて教職に就く決断をした白鳳瑶(はく・ほうよう)と共に、京州から遠く離れたケイ州へ移り住むことになった。借金のせいで手放さざるを得なくなった白家の屋敷に別れを告げて旅立つ2人。道中、世間知らずの鳳瑶が盗人に大事な荷物を奪われ、所持金のほとんどを失うという災難に見舞われながらも、何とか勤め先であるケイ州女学館にたどり着くのだった。出迎えに現れた女学館の教師・沈書墨(しん・しょぼく)に案内され、中に入った茉喜と鳳瑶は…。

  • 第12話

    茉喜(まつき)は食材を求めて街へ。肉を買おうとした彼女に、小さな“幸運”が訪れる。店主の手元が狂い、偶然にも大きな肉の塊が彼女の籠の中に落ちたのだ。店主に何も告げずに去ろうかという考えが頭をよぎる茉喜。しかし結局は“ずるをしないで”という白鳳瑶(はく・ほうよう)の教えに従い、肉を返すことに。すると、茉喜の正直さに感服した店主が無償でモツをくれたのだった。それを料理して鳳瑶に振る舞えば、喜んでもらえるはずだと思っていた茉喜だが…。

  • 第13話

    館長の馮嫣(ふう・えん)に叱責された上、罰として減給を言い渡された白鳳瑶(はく・ほうよう)。馮銘(ふう・めい)を誘惑したというのだが、事実は正反対で、しつこく言い寄ってきていたのは馮銘のほうである。なぜこんな目に遭わねばならないのかと腹を立てる茉喜(まつき)だが、当の鳳瑶は、今は仕事を失うわけにいかないと、このひどい仕打ちに耐えようとするのだった。翌日、鳳瑶の様子を心配した沈書墨(しん・しょぼく)は、茉喜から事情を聞いて馮嫣に抗議しようとするが…。

  • 第14話

    名家や高官の娘が通うはずのケイ州女学館に、丁一苑の学生は試験も受けずに入学でき、素性の不明な者も大勢いる――茉喜(まつき)はそんな噂を耳にした。実際、陳文徳(ちん・ぶんとく)までもが身分を隠して学校に潜り込んでいる。何か大事件が起きるのではないかと不安になった彼女が、一刻も早く逃げ出すべく白鳳瑶(はく・ほうよう)に事情を説明していたところへ沈書墨(しん・しょぼく)が。すると彼女は、問題は丁一苑だけではないと、女学館に潜む闇を話し始め…。

  • 第15話

    茉喜(まつき)、陳文徳(ちん・ぶんとく)、沈書墨(しん・しょぼく)の3人は、馮嫣(ふう・えん)に騙されて馮家の地下牢に落とされた。するとそこには思わぬ人物が。ある将軍に嫁ぐと言い残し、突然姿を消したケイ州女学館の教師・孫景雲(そん・けいうん)である。彼女は馮嫣に殺されたものだと思っていた書墨は、大事な友が生きていたことを泣いて喜ぶのだった。その頃、明徳(めいとく)侯の鍾毓麒(しょう・いくき)は、姉の鍾太后が残した直筆書画を見るためと称し、女学館を訪れていて…。

  • 第16話

    太后の書画には何か重大な秘密があるのですか――間者としてケイ州女学館に潜入していた呉吟(ご・ぎん)は、明徳(めいとく)侯に尋ねた。書画を見つけ出すという任務を達成できずに叱責されたばかりではあったが、蔵書閣で自分と同じ目的を持つらしい曲者と遭遇し、女学館では変事が続いているところに明徳侯自らが来訪しているという状況から察するに、それがただならぬ物であるとしか思えなかったのだ。鋭い指摘に感心した明徳侯は、太后の書画の秘密を呉吟に明かし…。

  • 第17話

    明徳(めいとく)侯の命を狙った2人の刺客。そのうちの1人、丁二苑の張湘南(ちょう・しょうなん)は、半年前にケイ州女学館へ入学していた。元来、中途入学は許されていないはずだと呉吟(ご・ぎん)は館長の馮嫣(ふう・えん)を問い詰める。賄賂を受け取ったことは白状するも、身元に疑わしい点はなかったと弁明する馮嫣。ところが湘南には驚くべき過去があった。彼女の本当の姓は孫(そん)。実父は元御史中丞で、明徳侯を弾劾したため罪に問われ、一家流刑になっていたのだ…。

  • 第18話

    女学館の教師たちによると、ケイ州を守るために派遣されてくる将軍は、戦功も多く、若くて凛々しい美男子らしい。そんな噂が広まっていたある日、ケイ州女学館に甲冑を身にまとった2人の兵が。学内をぶらぶらと歩いていた茉喜(まつき)は、目の前の男の顔を見て驚愕する。そこにいたのは、戦死したはずの万嘉桂(ばん・かけい)だったのだ。にわかには信じられず、恐る恐る彼の頬に触れる茉喜。手のひらから感じる温かさに、生きていることを実感した彼女の目からは大粒の涙がこぼれ…。

  • 第19話

    茉喜(まつき)に執着する呉吟(ご・ぎん)は、配下の忠告も無視してケイ州を離れようとしなかった。愚かなまねをしている呉吟に憤る呉朗(ご・ろう)だが、明徳(めいとく)侯はむしろ好都合だと捉えた。鉄鉱が眠るケイ州を他の勢力に侵略されないよう龍襄軍を進駐させたとはいえ、陛下の軍を意のままには動かせない。目的を果たすには、自分の命令に従って内密に動く者が必要であり、その役目を呉吟に任せようと考えたのだ。情にとらわれている呉吟にそんな大役は無理だと難色を示す呉朗だが…。

  • 第20話

    白鳳瑶(はく・ほうよう)と万嘉桂(ばん・かけい)に、一刻も早く一緒になってもらいたい――そう考える嘉桂の母に頼まれた茉喜(まつき)は、万家へ引っ越すよう鳳瑶の説得を試みた。だが何を言っても、鳳瑶は“人の世話にはならない”と拒み続ける。頑固な鳳瑶に業を煮やした茉喜は、意を決して今の暮らしに対する不満をぶちまけるのだった。茉喜は楽しく過ごしているとばかり思っていた鳳瑶は激しく動揺し、何も気づかなくてごめんなさいと、泣いて部屋を出ていき…。

  • 第21話

    白鳳瑶(はく・ほうよう)との婚姻を拒む万嘉桂(ばん・かけい)。そんな息子に腹を立てた彼の母は、毒薬の瓶を手に“死んでやる”と騒ぎ出した。将軍たる嘉桂は常に危険と隣り合わせ。未婚のまま戦死すれば、万家は途絶えてしまうのである。どうか跡継ぎを産んでくれと必死に泣いてすがる嘉桂の母にほだされ、鳳瑶も嫁ぐことを承諾するのだった。ところが瓶の中身が毒ではなかったことが判明。嘉桂が「なぜこんなまねを」と怒りをぶつけると、母はこめかみを押さえて倒れてしまい…。

  • 第22話

    万嘉桂(ばん・かけい)と白鳳瑶(はく・ほうよう)は正式に夫婦となった。だが、やむを得ない事情により本意ではない婚姻を押しつけられたと感じていた嘉桂は、軍務が忙しいことを理由に、ほとんど家に帰ってこない。一方、嘉桂の妻になれなかった茉喜(まつき)は悲しみに暮れ、鳳瑶に対する態度もどこかよそよそしくなってしまうのだった。その頃、陳文徳(ちん・ぶんとく)がケイ州を占領したら、家財が奪われるという噂を信じた民衆が、一斉に町から逃げ出し始め…。

  • 第23話

    ケイ州内に潜伏する万嘉桂(ばん・かけい)を引きずり出すため、井戸を涸らして飲み水を断とうと企む陳文徳(ちん・ぶんとく)。しかし嘉桂も手をこまねいているわけではなかった。地下の水脈に目を付けた彼は、ひそかに毒を仕込んだのだ。おかげで文徳ら北朔軍の使う井戸も汚染され、命こそ落とさなかったものの900名近い兵が毒に倒れた。やはり嘉桂は侮れぬ相手だと悔しさをにじませる文徳。そんななか、茉喜(まつき)と共に寒い納屋に閉じ込められていた白鳳瑶(はく・ほうよう)の体調が悪化し…。

  • 第24話

    陳文徳(ちん・ぶんとく)が突然、白鳳瑶(はく・ほうよう)を娶ると言いだした。その理由は、彼女が“万嘉桂(ばん・かけい)の妻”だからだという。そこまで嘉桂を憎み、嫌がらせをするのかと文徳を責め立てる茉喜(まつき)。すると彼は、茉喜がそこまで怒るのは鳳瑶への嫉妬心からだと言いきって無理やり口づけをしたあげく、“私が好むのはお前のようなじゃじゃ馬だ”と宣言するのだった。一方、逆賊に嫁ぐなど決して受け入れられない鳳瑶は、ある決意を胸に秘め…。

  • 第25話

    万嘉桂(ばん・かけい)の本当の妻である自分を白鳳瑶(はく・ほうよう)に代わって娶るか、2人の死か、どちらかを選ぶよう陳文徳(ちん・ぶんとく)に迫る茉喜(まつき)。何としても鳳瑶を助けたい彼女は、文徳の自分に対する好意に賭けたのだ。「鳳瑶を解放すればあなたに嫁ぐわ」――茉喜の言葉を聞いた文徳はすぐさま婚礼を行うため、鳳瑶が着ていた花嫁衣装に着替えるよう命じる。茉喜が文徳に汚されることに耐えられない鳳瑶は、嫁いではダメだと泣いて訴えるが…。

  • 第26話

    “一歩遅ければ鳳瑶(ほうよう)殿は危ないところでした”と、陳文徳(ちん・ぶんとく)と腹心の小武(しょうぶ)が話しているのを耳にした茉喜(まつき)は、何があったのかと問い詰めた。鳳瑶は元気でいると小武は言うが、それが嘘であることは火を見るより明らかである。急いで鳳瑶のもとへ向かう茉喜。彼女は、自分と文徳の婚礼が行われた日に、鳳瑶が自害を図ったことを知らなかったのだ。首に痛々しい痕を残す鳳瑶が、涙を流しながら語る言葉を部屋の外で耳にした茉喜は…。

  • 第27話

    陳文徳(ちん・ぶんとく)と共にケイ州の町を歩いていた茉喜(まつき)は、評判の織物店に立ち寄ることに。さまざまな品を見せてもらっていると、奥に仕立て済みの衣が――と、店主から誘いを受けるのだった。退屈そうな文徳に茶店へ行くよう伝えたあと、1人で店の奥へと入っていく茉喜。すると店主は、その部屋に茉喜だけを残し、扉を閉めてしまったではないか。何事かと焦る茉喜の背後から、彼女の名を呼ぶ声がした。驚いて振り返った茉喜の前に現れた人物とは…。

  • 第28話

    白鳳瑶(はく・ほうよう)は、自分が呉(ご)家に輿入れせずに済んだのは、茉喜(まつき)の婚姻を犠牲にしたからだという事実に打ちのめされた。茉喜は気にしないでと言うが、大きすぎる恩を受けて平然としてはいられない。そればかりか今度は、自分の代わりに逆賊の陳文徳(ちん・ぶんとく)に嫁がせてしまったのだ。命を救ってくれた茉喜には万嘉桂(ばん・かけい)と結ばれてほしいと願う鳳瑶は、一緒に逃げようと茉喜に訴える。これをひそかに聞いていた文徳は…。

  • 第29話

    神鴉火箭(しんあかせん)が次々と撃ち込まれて町が大混乱に陥る最中、茉喜(まつき)と白鳳瑶(はく・ほうよう)は事前の計画どおり将軍府を抜け出した。途中で馬車が暴走し、逃げ遅れた鳳瑶が危険にさらされたが、駆けつけた万嘉桂(ばん・かけい)のおかげで事なきを得る。合流した彼らは急ぎ西の城門に向かうが、そこには同じく州外に出ようとする民が詰めかけており、すぐに脱出するのは難しい状況だった。茉喜は陳文徳(ちん・ぶんとく)にもらったケイ州内通行証を使おうとするが…。

  • 第30話

    今日から私のそばを離れるなと陳文徳(ちん・ぶんとく)から命じられた茉喜(まつき)。食事の世話をさせられた上に、動作ががさつだと咎められて不満が増すばかりだ。町の巡視に同行するよう求められた時は納得できず拒んだが、それを文徳が許すはずもなく、文句を言ったら縛れと小武(しょうぶ)に命じる始末。茉喜は、ろくでなしめと罵りながらも渋々ついていくのだった。その頃、万嘉桂(ばん・かけい)のいる駅化に、皇帝の命令により派遣された5万の援軍が到着し…。

作品詳細

宰相夫人の誕生日を祝う宴に招かれた白文泰(はく・ぶんたい)は、家族を引き連れて呉(ご)宰相の屋敷を訪ねた。その夜、呉家には“招かれざる客”が。何か面白そうなことがありそうだと、こっそり一行についてきた茉喜(まつき)も、人知れず屋敷に入り込んでいたのだ。彼女はそこで気がかりな話を耳にする。それは、文泰の娘で茉喜が実の姉のように慕っている鳳瑶(ほうよう)が政略結婚の“駒”として利用されるというものだった。驚いて物音を立ててしまい、屋敷の中を逃げ回る羽目になった茉喜。その時、彼女の背後から黒ずくめの覆面の男が現れ…。

キャスト

ジャン・ナン ワン・ユーウェン スン・イージョウ ジャオ・インボー リウ・メイトン リウ・シュエホア ホン・チエンタオ ヤン・チャオユエ

スタッフ

[監督]ワン・ウェイ[原作]ニー・ルオ[脚本]ムー・フェイ/ジー・チューチェン[撮影監督]リウ・ルイ[美術監督]ルワン・ホーシン[衣装デザイン]ソン・シアオタオ[音楽]リウ・シャー[ヘアメイク]リン・アンチー[アクション指導]ジャン・グイボー

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