魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?
「もしかして、これが恋ってやつなのかっ!!!」 孤独な魔術師は一人の少女に恋をした
- エピソード
- 作品詳細
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第1話 初恋とは誰もが一度はかかる質の悪い病である
悪の魔術師として人々に恐れられているザガン。悪友のバルバロスに誘われて参加した闇のオークション会場で、魔王の遺品として出品された白い髪のエルフの少女ネフィと運命的な出会いを果たす。全財産をはたいて、ネフィを自身の城へ連れ帰ったが、これまで人付き合いをすることのなかった口下手なザガンは、ネフィにどう接していいかわからないまま、まともな会話も出来ず狼狽えるばかり。これからはじまる二人の共同生活の行方は如何に―。
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第2話 コミュ障の初恋はカビたパンの味に似ている
エルフの少女ネフィを自身の城に連れ帰り一夜が明けた。朝食としてザガンから手渡された干し肉を見て、ネフィは料理を作ることを申し出る。一目ぼれした少女の手料理が食べれることを喜んだザガンは、早速街へ買い物に出かけようとするが、全財産をはたいてネフィを落札したため街へ向かう馬車に乗る金もない。仕方なく歩いて街へ向かっている最中、野盗に襲われている馬車を見つける―。
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第3話 普段おとなしい子ほど怒ると破壊的に恐ろしい
一目ぼれしたエルフの少女・ネフィとの共同生活を送りながらも、魔術の研鑽を忘れないザガン。書庫で魔術の仕組みについてネフィに説明していると、城を覆っていたザガンの結界が領地への侵入者を感知する。様子を見に行ったザガンの前に現われたのはザガン討伐の命を受けた、教会の聖騎士と「聖剣の乙女」シャスティルであった。
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第4話 魔王からの勧誘とかロクなことにならないから、断った方がいい
聖騎士の攻撃から自身を庇って負傷したザガンを見たネフィは、我を忘れエルフの強力な魔法を使い聖騎士たちを退けた。その夜、ネフィは「呪い子」と呼ばれていた自身の過去をザガンに打ち明ける。ザガンはネフィのすべてを受け入れ弟子として魔術を教えることにする。ネフィを城に連れ帰ってから半年ほどたったある日、ザガンのもとに魔術師の極致〈魔王〉からの召喚状が届く。
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第5話 失恋というのは物理的にもけっこう痛いもので
〈魔王〉を襲名したザガン。ネフィの未来を案じたザガンは、ネフィの首輪を外し「出て行ってくれ」と冷たく告げた。街の路地裏でうずくまっていたネフィに声をかけたのは、シャスティルであった。マニュエラに連れられ街の食堂で教会と魔王の関係を聞かされたネフィ。突如として、食堂に黒い影が現われ、ネフィ達を連れ去ってしまう。影の主は自らを“ザガン”と名乗るのであった。
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第6話 魔王になったからには傍若無人に振る舞う義務みたいなものがある
影から逃れたマニュエラからネフィたちが攫われたことを聞いたザガンは、魔王を継承した身でネフィを助けに行くことに葛藤する。ネフィとシャスティルを連れ去った影の主はバルバロスであった。ネフィから、ザガンが魔王となったこと知らされたバルバロスは激昂し、ネフィに手を上げようとした。その時、魔術による爆発で岩壁が崩れ落ち、土煙がたつ。その中から現れたのはザガンであった。
作品詳細
悪の魔術師として人々に恐れられているザガン。不器用で口の悪い彼は、今日も魔術の研究をしながら領内の賊をぶちのめしていた。ザガンは、悪友のバルバロスに誘われて参加した闇のオークション会場で、魔王の遺品として出品された白い髪のエルフの少女ネフィと運命的な出会いを果たす。全財産をはたいて、ネフィを自身の城へ連れ帰ったが、これまで人付き合いをすることのなかった口下手なザガンは、ネフィにどう接していいかわからないまま、まともな会話も出来ず狼狽えるばかり。これからはじまる二人の共同生活の行方は如何に―。口下手な魔術師と美少女エルフのじわキュンラブコメディ。