車軸
セクシャルマイノリティの視点を織り込んだ数々の短歌を発表し、多くの賞を受賞した歌人・小説家である小佐野彈の同名小説を「最後の命」や「パーフェクト・レボリューション」そして「桜色の風が咲く」で知られる松本准平が映画化した本作。
2023年 120分 R18
予告編
作品詳細
地方の裕福な家に生まれながら、その家系を“偽物”と嫌悪する真奈美は、大学三年の時、友人アイリーンの紹介で、資産家でゲイの潤と新宿・歌舞伎町で出会う。二人に連れられ、初めてホストクラブを訪れた真奈美は、潤ともマクラ(枕営業)するというナンバー2の聖也に興味を持つ。 真奈美と潤はすぐに接近し、親しくなる。ある日真奈美は、潤に誘われてジョルジュ・バタイユの小説『マダム・エドワルダ』の朗読劇を鑑賞し、主人公を甘美なエロスへと導く神・エドワルダの姿に、血が沸き立つような感動を覚える。その姿に自身の求めているものがあると確信した真奈美は、潤にその想いを告げる。 翌、真奈美は潤に呼び出され、提案される。 「聖也と、あんたとあたしの三人で、やってみない?」
スタッフ
[原作]小佐野彈[監督・脚本]松本准平[エグゼクティブ・プロデューサー]佐藤茂薫/大好誠/松本准平[プロデューサー]鷲頭政充関連キーワード
松本准平(C)「車軸」製作委員会 (C)小佐野彈