ロスト・メモリーズ/LOST MEMORIES
1909年、ハルピン駅で朝鮮統監伊藤博文がアン・ジュングン(安重根)義士に狙撃されなかったならば、第2次世界大戦で日本が勝利したとすれば、歴史はどのように変わっているだろうか?この映画は、その100年後の2009年において、日本の植民統治が完全成功し、朝鮮は完全に日本となっていると仮定する。日本は、朝鮮の独立のため戦う人々を不令鮮人と烙印して、彼らの根を抜こうとするが、相次ぐ不令鮮人のテロ目標が何かわからない。
2001年 105分
字幕
本編プレビュー映像
作品詳細
事件は、伊藤会館で開かれた井上財団の遺物展示会場で始まる。日本のJBI(Japan Bureau of Investigation)特別捜査隊 特殊捜査要員の坂本正行(チャン・ドンゴン)と西郷正次郎(仲村トオル)は、伊藤会館に乱入した不令鮮人一味を鎮圧するために投入される。朝鮮人である坂本は、事件現場で不令鮮人がねらったものが、「月霊」という高句麗時代の遺物だったことを発見する。「月霊」と「霊鼓台」にからまった秘密を暴く過程で、井上財団と対抗することになった坂本は、停職処分にあったあげく暗殺者の標的になる。坂本は、徐々に日本情報機関の意図を悟り、親しかった同僚西郷さえ敵にならざるをえない現実に目覚める。
スタッフ
[監督]イ・シミョン関連キーワード
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