図書館司書探偵 オーロラ
図書館司書のオーロラが、自慢の犯罪分析能力を発揮して事件を解決するコージー・ミステリー。
- エピソード
- 作品詳細
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第1話 託された謎
図書館司書のオーロラ(ロー)は、 “リアル殺人クラブ”で、過去の犯罪分析の発表を行っていた。クラブではその分析力を高く評価され、次期クラブの会長を期待されるほどの存在になっていた。オーロラはクラブの年配のメンバー、ジェーンに自宅に呼ばれ女性殺人者に関する書籍をプレゼントされる。その日の夜、オーロラの親友サリーが、ジェーンが死んだという知らせを告げにきた。
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第2話 リアル殺人クラブ
図書館司書でアマチュア探偵のオーロラは、犯罪分析を行う同好会”リアル殺人クラブ”の会員。会合が開かれたある晩、メンバーの一人が殺され、しかもその方法が会合の議題となっていた過去の殺人事件と瓜二つであることが判明する。その後、クラブの会員が次々と過去の事件と同じ手口で狙われていき…。オーロラはこの恐ろしいゲームの犯人を見つけ出そうと、調査に乗り出す。
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第3話 売家の殺人者
オーロラは母の代わりに行った物件案内で、謎めいた過去を持つマーティン・バーテルと出会う。二人はそこの裏庭で、不動産業者のトニア=リーの遺体を発見する。現場に到着した警察が殺人事件として捜査を開始するが、現場となった家の室内に違和感を持ったオーロラは、独自に調査に取り掛かる。
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第4話 消えた家族
悪名高い未解決殺人事件を検証する「リアル殺人クラブ」のメンバーであるオーロラ。彼女は、念願のマイホームを購入するが、それは4年前に一家3人が忽然と姿を消したいわくつきの家だった。ジュリアス一家は一体どこに消えたのか?「事故死」と断定されていた一家失踪に不自然な点を感じたオーロラは、事件の真実に迫っていく…。
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第5話 地に落ちた正義
事件と聞くと首を突っ込まずにはいられない好奇心旺盛な図書館司書のオーロラ。ある日、仕事帰りにバーンズ警部に話しかけられたオーロラは、彼のただならぬ様子が気になった。翌日、親友のサリーと裏庭で話していると、上空に近づいた飛行機から何かが落とされる。彼女たちの目の前に降ってきたものは…!
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第6話 狙われた赤ちゃん
ジョンの誕生日パーティーの日、オーロラの家に、恋人マーティンの姪が赤ちゃんを連れて訪れる。 久しぶりの姪との再会にマーティンは大喜び。オーロラは彼女とヘイデンをしばらく家に泊めることにするが、パーティーの後、家に戻るとレジーナの姿がない。さらにオーロラとマーティンは、玄関先で思いもよらない光景を目にすることに…。
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第7話 小説のような殺し方
オーロラの友人でミステリー作家のロビンの小説が映画化されることになり、撮影隊がローレンストンにやってきた。ヒロインのモデルとなったのがオーロラだったことから、恋人のマーティンは気が気じゃない。撮影は順調に進むが、主役の女優のセリアが謎の死を遂げてしまう。オーロラとリアル殺人クラブのメンバーが捜査を始めるとセリアは撮影隊の中でいくつかのトラブルを抱えていたことが分かる。
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第8話 身から出たさび
オーロラの友人のポピーは、カーラと一緒に刺繍のネット販売のビジネスを計画していた。恋人で新聞記者のダスティンとは最近不仲で口論が続いていて、彼が仕事で表彰される式にも現れなかった。気になったオーロラとダスティンの同僚記者のサリーはポピーの家に行くと、彼女は何者かに殺害されていた。その後、脅迫文が見つかって、ポピーはサリーのいとこのリジーの婚約者との不倫が疑われていた。
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第9話 消えた駆け引き
オーロラのいとこで大学生のフィリップとルームメイトのジョシュが失踪した。さらにジョシュの恋人のタミーが遺体で見つかって、オーロラたちリアル殺人クラブで捜査を開始する。すると、彼らの同級生のクレイトンも失踪していて、大学でレポートを巡るトラブルがあったことが判明する。クラブには新しく大学教授のニックも加わるが、そんな中で50万ドルの身代金を要求する脅迫状が届いた。
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第10話 お手並み拝見
何者かがリアル殺人クラブの会場に侵入し、オーロラが準備していた資料やパネルが破壊され、謎のメッセージが残されていた。それは古いミステリー小説の一説だった。続いてオーロラの母のアイーダの家が荒らされ、またメモが残されていた。次にはオーロラの同僚の車が盗まれ、別のメッセージが残されていた。次々と起こる謎の犯行、しかも残されたメッセージは次の犯行の予告だった。果たして犯人の目的は?
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第11話 偽りの涙
新聞記者のサリーのいとこのリジーとババが無事に結婚式を挙げる。地元の資産家でおばのグラディスも参加していたが、気分が悪くなり途中で退席するが、倒れて亡くなってしまう。しかも死因は毒によるものだった。犯人が特定されないまま弁護士によって遺言書が読み上げられるが、遺産の大半はグラディスの友人で、オーロラの母のアイーダに渡ることになった。納得しないグラディスの息子。オーロラは事件の真相を解こうとする。
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第12話 (最終話) 巧妙なる殺人
オーロラとリアル殺人クラブのメンバーはリゾート地で開催されるミステリー・フェアに参加することになった。しかも同時に開催されているミステリー劇に出演も決まってしまう。台本を片手に演技をするが、突然に舞台上が停電し、主役女性が殺害されてしまう。そして暗闇の中で凶器を握っていたオーロラのいとこのフィリップが逮捕されてしまった。オーロラは彼の罪を晴らそうとするだが…。
作品詳細
オーロラ・ティーガーデン(ロー)は、ジョージア州のローレンストン図書館で司書の仕事をしているが、彼女のもう一つの顔は、犯罪分析を行う同好会”リアル殺人クラブ”に所属するアマチュア探偵。そんな彼女は身近に起きる殺人事件には首を突っ込まずにはいられない。オーロラは自慢の犯罪分析能力を発揮して事件解決の糸口を見つけていく。