トクメイ!警視庁特別会計係
無駄な経費は、やめなさい!!!
- エピソード
- 作品詳細
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第1話 消えた一円玉の謎
一円(橋本環奈)は、本庁から特別会計係として万町署に派遣された警察官。警察の財政破綻を回避すべく、所轄署の経費削減の特命を与えられる。早速、捜査費20%カットを命じられるが、強行犯係係長の湯川哲郎(沢村一樹)は猛反発。器物破損による補修費、情報屋との交流費など湯川は多額の出費を生み出す張本人だったが、それらすべてが捜査のための必要経費だと言い張る。ところが、そんな言い分などお構いなしの円に刑事たちは大ブーイング。そんな矢先、変死体が発見されたとの通報が入る。早速、湯川たちは捜査を始めるがそこにはなぜか円の姿も。そして後日、偶然居合わせた捜査会議で、円は被害者の財布の中身にある違和感を覚えて…。
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第2話 時は金なり!刑事たちの残業代を削減せよ!
円(橋本環奈)は刑事課の残業を減らすことで経費削減をもくろむ。珍しく事件が起きず湯川班のメンバーが定時で帰ろうとする中、運が悪すぎるゆえに“疫病神”と呼ばれる円が、ショッピングモールに爆弾を仕掛けたという犯行予告の電話を受け、湯川班の残業が確定。ところが、現場を捜索しても不審なものは見つからず、何も起きる気配はない。円は余計な残業時間が増えるので早く撤収するよう呼びかけるが、湯川(沢村一樹)はやじ馬の中に怪しい男を発見する。 男は、5年前に爆弾を製造した罪で湯川に逮捕された沼田だった。湯川は沼田を徹底マークし始めるが、そのせいで湯川班の残業時間と経費は膨れ上がり、円の焦りはピークに。そんななか、クレープ店で湯川が小銭を落とした姿を見た円はあることに気づき…。
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第3話 一日警察署長イベントで経費削減せよ!
毎年恒例の一日警察署長イベントに刑事課が駆り出されると知った円(橋本環奈)は、経費が増えることを理由にイベント中止を訴える。ところが、湯川(沢村一樹)はそれに大反対。イベントを誰よりも楽しみにしており、中止にするならストライキするとまで言い出す。そこで円は、イベント開催の代わりに経費削減に協力するよう持ちかけ2人は手を組むことに。一方、刑事課のメンバーは副署長の中塚(鶴見辰吾)が、爆弾犯との交渉に差し出したお金の出どころが気になっていて…。そんななか、地下アイドルのライブ会場で現金強奪事件が発生。しかし、被疑者として浮上した男の自宅が沖縄だと分かり…。同じ頃、イベント開催に向けて動き出した円は、人気若手俳優のキャスティングに成功。ところが、想定外の事態が起きイベント開催の危機に―!
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第4話 一円の隠された特命!幸運を呼ぶお茶に秘められた闇
万町署内に設置されていた隠しカメラの存在に気づいた湯川(沢村一樹)は、円(橋本環奈)が関与していると考えていた。追い詰められ観念した円は、その理由を湯川班のメンバーに打ち明ける。そんななか、募金強盗事件が発生。唯一の手がかりは被疑者の足跡に付着していた植物片で、専門家による同定調査が必要に。しかし、捜査に協力してくれる宇佐美教授は湯川のことを嫌っていた。一方、相変わらず運の悪い円は、中西(徳重聡)から“満面破顔茶”という幸運を呼ぶお茶を譲ってもらう。すると、幸せを予兆するかのような出来事が。さらに、須賀(佐藤二朗)と宇佐美の元を訪ねると、宇佐美も“満面破顔茶”を飲んでいることを知る。その頃刑事課では中西が結婚を発表。警察の規則にのっとり交際申告書を提出するが、湯川は即座に却下して…。
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第5話 異例の人質事件発生!明かされる一円の過去
万町署が統廃合される話が浮上し、円(橋本環奈)が署員たちの行く末を案じていると、人質事件が発生。人質は万町署の機密データ。万町署には捜査本部が設置され、警視庁から日下部管理官(浅利陽介)がやって来る。日下部は円と顔見知りのようだが、円は何やら警戒している様子。日下部が捜査に力を貸してほしいと刑事課にやって来ると、手柄を立てたいさゆり(松本まりか)と中西(徳重聡)が捜査に加わろうとする。日下部は、それを阻止しようと必死になる円をあざ笑うかのように、湯川(沢村一樹)たちの前で円の隠された過去を明かす。そのうえ、日下部は捜査本部の運営費用として万町署の予算を湯水のごとく使い始める。捜査が進展しないまま経費ばかりが膨らむ状況に業を煮やした円は、湯川班とともに独自に捜査を進めることになるが…。
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第6話 最凶のバディ爆誕!一円&さゆり人質になる
一緒に脅迫者Xを見つけてほしいという円(橋本環奈)の頼みに、意外にも興味を示したのはさゆり(松本まりか)だった。感激した円はさゆりをおすすめの喫茶店へ連れて行く。ところが、2人が店へ入ると店内は人気がなく…突然、男たちに襲われてしまう。男たちは未成年で、高額収入アルバイトの広告を見て集まった素人強盗のよう。その頃、出勤してこない2人の身を案じた湯川班はGPSで2人が一緒にいると知り、急いで現場へ向かう。監禁されたさゆりは犯人たちの情報を得ようと、まともに話ができそうなトーマ(今井柊斗)に犯罪を犯した理由を尋ねる。すると、若者が抱えるある問題が浮き彫りになるが、さゆりはトーマに追い打ちをかけるような言葉を浴びせる。しかしその裏には、男社会の警察で上を目指す女性刑事の苦悩が隠されていて…。
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第7話 持ち主不明の1億円!転落事件に隠された真実
経費削減が思うように進まず焦りを見せ始める円(橋本環奈)。そんな中、商業ビルの階段で転落事件が発生。被害者は1億円が入った鞄を拾い、2日後にその所有権を得るハラン人のノッカー・ウォール(小久保寿人)だった。湯川(沢村一樹)は言葉が通じないノッカーを事情聴取するため通訳を呼びたいと円に頼むが、費用は驚くほど高額で、円は頭を抱える。するとそこへ、かつてノッカーに仕事を紹介したという奈倉幸子(筒井真理子)がやって来て、無報酬での通訳を買って出る。ようやくノッカーと意思疎通が取れ始めた湯川班だったが、ノッカーは大きな秘密を抱えていて…。一方、脅迫者Xの捜査を進めていた円はある人物を突き止め、次のターゲットになりそうな人物をさゆり(松本まりか)たちに伝えるが、湯川は非協力的で…。
作品詳細
緊縮財政を強いられた警察組織は、お荷物所轄と呼ばれる万町署で“経費削減”テストを行うことを決めた。そんな経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣された特別会計係の女性警察官・一円(橋本環奈)。一円を待ち受けていたのは無駄な器物破損や使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署の癖のある刑事たち。刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導く新しい警察エンターテインメント!