ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~
保身上等!自己中最強!小心者の元(!?)ポンコツ姫が奇跡を巻き起こす!? 歴史改変ファンタジー!!
予告編
- エピソード
- 作品詳細
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第1話 『断頭台から始まるお姫様』
ティアムーン帝国で“わがまま姫”と蔑まれた皇女、ミーア・ルーナ・ティアムーン。彼女は、20歳の頃、民衆の革命によって断頭台で処刑された……はずだった。だが、なぜか処刑直後、12歳の頃にタイムリープする。突然の出来事に困惑しながらも、生きていることに安堵の表情を浮かべるミーア。今までの出来事は全て夢だった思うことにするが、処刑される直前に自らが綴った血染めの日記帳を発見。さらに以前の時間軸で世話をしてくれたメイド、アンヌ・リトシュタインと再会をして……。
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第2話 『ミーア姫、ドヤ顔を披露する』
ギロチン処刑の運命を回避するため、本格的に行動を開始するミーア。まずは優秀な味方を手に入れるべく、以前の時間軸でティアムーン帝国の立て直しに奮闘していた文官、ルードヴィッヒ・ヒューイットの元を訪れる。以前の時間軸では、ルードヴィッヒからわがままな言動や無知なことを嘆かれていたミーア。しかし、今回は彼の心を掴むことに成功し、尊敬の眼差しを向けられるまでの関係を築く。その結果に大満足のミーアだったが、時を同じくして日記帳に変化が起こり……!?
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第3話 『ミーア姫、種をまく』
王候貴族の子弟が通う超エリート校、セントノエル学園に入学したミーア。一歩間違えれば、ギロチン処刑に繋がる学園生活……。その始まりに緊張の表情を浮かべ、以前の時間軸で帝国の革命を先導したティオーナ・ルドルフォンとシオン・ソール・サンクランドには関わらないことを心に誓うのだった。だが、彼女の決意も虚しく、入学早々にティオーナが他の貴族令嬢たちに虐められている場面に遭遇。最初は無視をしようとするミーアだったが……。
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第4話 『シャルウィーダンス?』
帝国に革命が起きた時に備えて、軍事力に優れたレムノ王国と親睦を深めたいミーア。そこで、第二王子のアベル・レムノを近々開催される新入生歓迎舞踏会のダンスパートナーに指名。自身とミーアは不釣り合いだと思い込んでいるアベルから、一度は誘いを断られそうになるものの、なんとか約束を取り付ける。そして迎えたパーティー当日、身だしなみを完璧に整えるも、思わぬトラブルに見舞われてしまう……。さらに、舞踏会の最中、ティオーナの監禁事件が発生して!?
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第5話 『ミーア姫、キュンとする』
自身と同じく読書が趣味のクロエ・フォークロードと友達になったミーア。さらに、アベルが所属する馬術クラブに入部し、彼と共にちょっぴり甘酸っぱい時間を過ごしていた。以前の時間軸より充実した学園生活と広がった人脈に満足げなミーア。これでギロチン処刑の運命は回避されたと期待を込めて日記帳を開いてみるが、その結果は……。時を同じくして、近々、学園で剣術大会が開催されるとの知らせが届く。そこでミーアは大会に出場するアベルの為にお弁当を用意しようとするが……?
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第6話 『剣術大会 アベルの戦い』
剣術大会当日、アンヌやティオーナ、リオラやクロエと共にお弁当作りに励むミーア。途中、様子を見に来たシオンの従者、キースウッドを振り回しながら、彼の指導と手助けもあり、見事、素敵なお弁当を完成させる。その後、剣術大会が始まるとアベル・レムノは初戦の相手として兄、ゲイン・レムノと対戦。実力差もあり、戦闘開始早々から劣勢に陥るアベル。だが、ミーアを貶めるような発言を繰り返す兄に対して、アベルは怒りを覚えて……。
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第7話 『ミーア姫、冴え渡る』
夏休みに入り、帝都・ルナティアに帰省したミーア。城に到着して早々、ルードヴィッヒから帝国の内政を聞いたミーアは、休む間もなく仕事を開始。将来、帝国で必ず起こる飢饉の回避方法を考えたり、貧民街、新月地区の視察に訪れたりと、ギロチン回避に向けて、精力的に公務に勤しむ。一方、彼女の奮闘の裏で、自身の領地を広げようと画策する帝国の中央貴族が、ルールー族の棲む静海の森を開拓しようと兵を派遣する。だが、それはミーアのギロチン処刑のきっかけとなった出来事の1つで……。
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第8話 『ミーア姫、あざとい笑みを浮かべる』
新月地区で暮らす少年からもらったかんざしを失くしてしまったミーア。静海の森で落としたと考えたミーアは、帝国軍最強の剣士、ディオン・アライアを連れて探しに行くことに。だが、森ではかんざしを拾ったルールー族の族長や兵士たちが、2人を待ち構えていた。かんざしに部族が大切にしている森の木が使われていたことで、敵意の眼差しと武器を向けられるミーア。一触即発の空気になり、撤退か交戦かの判断を迫られる中、とある人物が現れて……?
作品詳細
「首が…ある!? 幼く…なってる!?」大国・ティアムーン帝国で“わがまま姫”と蔑まれた 20歳の皇女ミーアは、民衆の革命によって断頭台で処刑された。はずが、目覚めると 12歳の頃にタイムリープしていた!どうやらここは、やり直しの世界――彼女の枕元に置かれていたのは、処刑される前に自らが綴った血染めの日記。第二の人生を歩み始めたミーアは、帝国の立て直しを決意。帝国の未来のため?民衆を飢饉から救うため?内戦により命を落とす多くの兵士のため?じゃない!すべてはギロチンの運命を回避するため!!「こ、これぐらいわたくしにかかれば簡単ですわ!」小心者で、保身上等&自己中最強のポンコツ姫が、自分のために大奮闘。わがまま姫様の行動がまさかの奇跡を巻き起こす、歴史改変ファンタジーが始まる。