聖女の魔力は万能です Season2
聖なる魔力が起こす、新たな奇跡。「聖女」セイの物語。その終着点は――?
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第1話 商会
聖女として認知されてからも、薬用植物研究所で研究三昧の日々を過ごすセイ。今は新しい化粧品を開発中だが、その効果の高さは侍女たちにも注目されていた。そんなとき、ヨハンはセイに新たな商会を立ち上げることを提案する。
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第2話 異国
元いた世界と同じ農産物を探し求めて、港町モルゲンハーフェンを訪れたセイ。その船着き場で事故現場に遭遇するが、お忍びのため回復魔法は使えない。助けを求めるセイラン船長に手持ちのポーションを渡し、セイは立ち去るが……。
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第3話 式典
王宮にて「聖女セイ」の正式なお披露目会と舞踏会が開かれることになった。注目されることが苦手なセイは戸惑うものの、アルベルトからのエスコートの申し出を受ける。当日、国王の隣には聖女のローブをまとうセイの姿があった。
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第4話 皇子
貿易相手国の王子を留学生として迎えるにあたり、セイは住居を研究所から王宮へと移す。それは国家機密である聖女の能力を隠す目的もあった。留学生の国が以前出会ったセイランと同じ国だと知り、嫌な予感がするセイだが……。
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第5話 目的
研究所で遭遇して以来、留学生のテンユウは連日セイを探し回っていた。ごまかすのも限界と判断したヨハンは、聖女であることを明かさずにセイと会わせる。テンユウと植物談義で盛り上がったセイは、彼の目的が気にかかり……。
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第6話 天佑
難病に苦しむ母がいるテンユウは、セイランがもらったポーションを手がかりに、優れた薬師を探していた。だが、どんな上級ポーションでも進行中の病に効くとは限らない。事情を知ったセイは万能薬作りに挑戦してみることに……。
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第7話 幕間
アルベルトが率いる第三騎士団とセイが行う魔物討伐に、一旦の区切りが見えてきた。ひと息ついたところで、今後はセイの婚約問題が持ち上がると告げるエリザベス。聖女であるセイの婚約は、国王の会議でも話題になっていた。
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第8話 辺境
魔物討伐のため、アルベルトの故郷・ホーク領を訪れたセイたち。アルベルトの両親で領主を務めるホーク夫妻は晩餐会を開き、セイは楽しいひとときを過ごす。翌日、魔物が出現する鉱山周辺は異様な雰囲気に包まれていた……。
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第9話 終幕
鉱山の森に現れたのは、生きた屍のような魔獣だった。それらを生み出す「黒い沼」を目指し、セイたちは鉱山の薄暗い坑道を進む。襲いかかる魔獣の群れを退けながら、たどり着いた最深部でフルパワーを発揮するセイだが……。
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第10話 思慕
巨大魔獣を倒して「黒い沼」も消滅させたセイたち。領主の屋敷では一行を労る宴会が開かれ、セイは美味しい料理を夢中で味わう。翌日、ホーク領の市場を訪れてはしゃぐセイを、同行したアルベルトは眩しそうに見つめていた。
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第11話 観劇
魔物討伐の終結により、セイの聖女としての使命はひとつの区切りを迎えた。そんなある日、ユーリのもとに養父のドレヴェス侯爵から演劇の招待状が届く。何かを思いついたユーリはセイを誘うが、それが波紋を呼ぶことに……。
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第12話 (最終話) Blessing
セイとの初めての出会いやこれまでのことを振り返りながら、自らの想いと向き合うアルベルト。一方のセイはエリザベスから、自分の気持ちを大事にするようにと諭される。周囲の誰もが、不器用な二人の様子を見守っていた……。
作品詳細
ある日突然「聖女」として異世界に召喚された20代の会社員・セイ。 元々の植物好きを活かして薬用植物研究所で働き始めるが、 仕事人間ゆえの生真面目さに“聖女パワー”が加わり、 セイは効果5割増しのポーションを次々と作り出す。 さらに、魔物討伐では凄まじい威力の浄化魔法を発動し、セイの評価は爆上がり! 「聖女」であることも正式に認められ、 スランタニア王国の救世主として、人々の尊敬を集めていく。 そんな彼女を見守り支えてくれるのは、 研究所のヨハンやジュード、宮廷魔道師団のユーリ、 そして、互いに惹かれ合いながらも、いまだ恋人未満な“氷の騎士様”アルベルトだった。 王国の最重要人物となってからも相変わらず研究三昧なセイだが、 アルベルトとの仲は少しずつ深まって、恋模様にも新たな展開が――!?