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愛幻蝶 嬢王への道
女と男の虚飾と真実、欲望と愛憎。「鼠監督」が描く、夜の六本木リアル・ストーリー。
2010年 70分 R15
作品詳細
六本木「パピヨン」。数あるキャバクラでも大人気の同店には、二人のナンバーワン・キャストがいた。ひとりは処女との噂で、顧客ひとりひとりに細かく気を配る綾女（織田真子）。もうひとりは、枕営業も辞さない姿勢で太い客を落とす椿姫（暮野ソフィア）。プライドの高い椿姫は、店長である冴島と黒服の広瀬とも関係して手玉にとり、ナンバーワンの座をキープしようとしている。そんな「パピヨン」に百合（美杉あすか）が入店してきた。早速、ヘルプにしようと接近する椿姫。しかし、百合が前の店を飛んだのはワケアリだった。ある夜、初めて訪れた客を見て綾女は驚く。かつての恋人の和田だったのだ。シェフを目指していた和田と、パティシェを夢見ていた綾女。しかし、脳梗塞で父親を亡くした綾女は、母と三人の妹に送金するためキャバ嬢の道を選んだ。一方、先輩と共同で店を出した和田も借金で街金に手を出し、ヤクザからの取立てに追われる身だった。夜の六本木。様々な女と男の欲望と愛憎を、今夜もネオンサインが照らし続ける…。
スタッフ
[エグゼクティブ・プロデューサー]海津昭彦[原案]絵島あきら[企画]汐崎隆史[プロデューサー]三波聖治/久保和明[脚本]清水 匡[監督]鼠先輩[撮影監督]田宮健彦[録音]高島良太[制作協力]レオーネ[製作]ティーエムシー(C) ティーエムシー
