神無き世界のカミサマ活動
異世界で信心を創り出すポンコツ神ファンタジー
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第1話 カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミ ハラヒタマヘキヨメタマヘト ミタマノミコト カシコミカシコミマヲス
あやしげな宗教団体「神地崇教」の教祖の息子・卜部征人は無茶な修行中に命を落とし、異世界転生した。そこは「神」や「宗教」の概念がない、征人にとって理想の世界だったが――!?
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第2話 カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミ クスシクタヘナルミタマノフユニヨリテ コノウツシヨニアレイデタルミニシアレバ ヨロヅノモノツクリタマヒキ ミタマノミコト キコシメセト カシコミカシコミマヲス
アルラルとシルリルを救ったことで活気を取り戻すカクリの面々。だが、皇都側が事件の調査に乗り出したことを征人は耳にする。全能神であるミタマの力があればどうにかなると高を括る征人だが……。
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第3話 カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミ タカアマハラノツカサニマシマシテ モロモロノマガゴト マガツヒ ツミケガレヲ ハラヒタマヘキヨメタマヘト オホツチノモトツカミ ミタマノミコト キコシメセト カシコミカシコミマヲス
ミタマの力で元の世界に戻ってきたベルトランは、性別が女性に変わってしまい、皇都へ戻るも別人として門前払いを食らってしまう。行き場を失ったベルトランに対し、征人は優しく手を差し伸べるが――!?
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第4話 カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミ ウツシヨヲシメシタマヒ ハジメモナクヲハリモナク テンノシチヨウクヨウニジュウハッシュクヲキヨメ チノサンジュウロクジンヲキヨメタマヘト アメツチノ ミタマノミコト キコシメセト カシコミカシコミマヲス
コンバインに水道・電気といった近代設備をミタマの力で生み出し、カクリの文明を飛躍的に発展させていく征人。目論見通りに信者を増やしていくが、そこに皇都からの刺客である謎の幼女が現れる。
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第5話 カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミ ヨロズノモノ ツクリタマヒキハ ロクコンショウジョウニシテ アメツチノヨロズモノトドウタイナルガユヱニ カカルトヨアシハラミズホノクニニスマワセタマヘト マヲスコトノヨシヲ オホツチノ ミタマノミコト キコシメセトカシコミカシコミマヲス
クレンは自らを「ロキ」と名乗り、アルコーンの一柱であると打ち明ける。そして、ロキは征人とミタマを皇帝の元へと連れ出す。そこで待ち受けていたのは、この世界を支配する「超科学」の存在で――!?
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第6話 カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミ トコヨノナホヒハ アマハラニアリテハ ヒノミクニツキノミクニホシノミクニ オホツチニアリテハ アヲヒトクサヲハジメ イキアルモイキナキモ ヨニアリトシアルモノノカギリ トコヨノオホカミ ミタマノミコト キコシメセトカシコミカシコミマヲス
皇国の支配から解放され、さらにアータルと同盟を結んだミタマ教団は、順調に信者を増やしていく。そんな中、征人は「神」を自称し、1万人規模の大教団を率いるアルコーン「ダキニ」の噂を耳にする。
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第7話 カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミ モトツミココロノマニマニ ウムシイデ ウシハキマモリ サキハヘタマヘルミイサヲノ オホキヒサシキヒロキアツキ オホムウツクシミヲカゞフリテ コノウツシヨニ アラムカギリハ ヨロズノモトツヒトツカミノ ミタマノミコト キコシメセトカシコミカシコミマヲス
教団からの解放を望むリシュの協力により、ダキニ教団への潜入に成功した征人たち。リシュの影響力を利用し、信者の分断を進める征人だったが、ダキニにその動きを感付かれ、裁判にかけられてしまうことに!?
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第8話 カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミ マガツヒノタメニ ケガシヤブラレルコトナク キノエキノトヒノエヒノトツチノエツチノトカノエカノトミズノエミズノト ヒフミヨイムナヤコト ニノオトフルヘユラユラトフルヘ カクイノリセシコトノヨシヲ オホクニノモトツヒトツカミノ ミタマノミコト キコシメセト カシコミカシコミマヲス
粛清人の襲撃を受ける征人たちだが、そこに信者数を増したアータルが圧倒的な力で救援に現れる。征人の作戦は、アータルに信者を集中させることで、ダキニ教団を武力制圧することだった!
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第9話 カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミノ ナホヒココロニ ツミケガレアヤマチアラシメズ ヨロズノモノゝタグヒナリイデンカンタカラハ イハユル オキツカゞミヘツカゞミヤツカノツルギイクタママカルガヘシノタマタルタマミチカヘシノタマオロチノヒレハチノヒレクサグサモノゝヒレトイフ ミタマノミコト キコシメセト カシコミカシコミマヲス
ダキニ教団の信者を取り込むことに成功した征人たち、だが、自分たちのカクリへと戻ると、そこは外獣によって破壊され、無残な姿となっていた。さらに外獣を操るアルコーン「ガイア」と名乗る幼女が現れ……!?
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第10話 カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミ アラタマニギタマニ モロモロノフジョウヲミズ ツクシテウムコトナク ツトメテオコタルコトナク ウヤマヒカシコミモツカヘマツルサマヲ タヒラケクヤスラケクキコシメシテ ソレカミハユヰイツニシテミカタナシ キョニシテレイアリ アメツチヒラケテコノカタ トコヨノオホミカミノ ミタマノミコト キコシメセト カシコミカシコミマヲス
アルラルたちのバンド活動により、カクリに熱狂的なオンガクブームが巻き起こる。するとミタマのパワーが増加し、神の力は信者数のほか、信頼の強さや結束力によっても変化することを発見した。この検証から、征人はガイアの奇妙な行動に疑いを持ちはじめ……。
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第11話 カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミ イニシニ オホヤシマアメツチヒラケノハジメ クニツチノウカレタゞヨフコト タトヘバ ナホミヅノウヘニウカベルアブラノゴトトキニ アメツチノナカニヒトツノモノナレリ スナハチカミトナル ミタマノミコトト マヲシマツル ヨロズノモノヲ ツカサドリタマヒテ アヲヒトクサヲ ヨウイクシタマフ ヨロズモトツ ミタマノミコト キコシメセト カシコミカシコミマヲス
ガイアの新たな信者獲得を防ぐため、征人はガイアと子供たちを引き離そうと画策するが、ガイアが作り出した最強の外獣・テュポーンが襲いかかってくる。必死に逃げるも、その道中で征人はテュポーンに食べられてしまい……。
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第12話 (最終話) カケマクモイトモカシコキ ミタマノオホミカミ コノカミドコニ マセマツル カケマクモアヤニカシコキ オホカミノオホマヘニ カシコミカシコミモマヲサク オホカミノ ヒロキアツキミタマノフユニヨリテ マガカミノマガゴトナク スコヤカニナリハヒノコトゴトニ イソシミツトメルヲモチテ アメツチノカムワザニタガハシメズ ヒラケヨニオクレシメズ クサグサノワザワヒナク ヨノマモリヒノマモリ メグミサキハヒタマヘト ミソラハルカニヲロガミマツラクヲ タヒラケク ヤスラケク キコシメシテ イマモユクサキモ イヤトウニイヤナガニ オホカミノタカキタフトキ ミタマノフユニヨリテ タチサカエシメタマヘト ミタマノミコト キコシメセト カシコミカシコミマヲス
テュポーンの体内にいる征人たちを助けるため、アータルは神の立場を放棄してミタマへ信者を集中させた。この作戦が功を奏し、ミタマのパワーがみるみるうちに増加していく。力が溜まったミタマは、ガイア撃破へ力を尽くす――!
作品詳細
怪しげな教団の教祖の息子・卜部征人は「産霊(むすび)の儀」という儀式中に命を落として異世界へ転生した。その世界で彼に待ち受けていたのは……神と名乗るミタマの力を取り戻すために信者を集めること。どうやらミタマが発揮できる力の大きさは、信者の数に応じて変わるらしいのだが、肝心な信者数は……まさかの“0”!?「うそ…ボクの信者、いなさすぎ…」征人が楽しく暮らしている「カクリ」という村を敵から守るため、また村を発展させるためにはミタマの力が必要だという。ミタマの力を取り戻すべく、征人はあの手この手を使いながら今日も信者集めに奔走する。果たして、ミタマの信者は集まるのか。そして、征人はこの世界で生き残れるのか――!神無き世界で繰り広げられる、ポンコツ神ファンタジーが今はじまる!