流光城市 ある一族の秘密
本国での再生回数約14億回を記録した大ヒットドラマ！ジン・ティエン（『半妖の司籐姫～運命に導かれた愛～』）×ティミー・シュー（『風起花抄～宮廷に咲く琉璃色の恋～』）！ 愛か、復讐か――。愛憎が交差するラブ＆サスペンスの決定版！！
- エピソード
- 作品詳細
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第1話
容（ロン）家の正妻・黄淑君（ホアン・シュージュン）のお眼鏡にかない、馮世真（フォン・シージェン）は家庭教師として雇われることに。しかし、淑君には子供たちの教育とは別の思惑があった。夫である定坤（ディンクン）の寵愛を、子を身ごもった第三夫人・孫少瀾（スン・シャオラン）から、自分の息のかかった家庭教師のほうへと向けようというのだ。一方の世真にも企みがあり…。
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第2話
容（ロン）家の娘たちへの授業の最中、突然、孫少瀾（スン・シャオラン）が現れた。馮世真（フォン・シージェン）の噂を聞きつけ、様子を伺うため、わざわざ実家から帰ってきたのだ。「側妻がもう１人増えそうね」と嫌味を言う少瀾だったが、黄淑君（ホアン・シュージュン）が登場し、退散。淑君に嘉上（ジアシャン）を授業に参加させるよう釘を刺された世真は、嘉上にある対決を申し込み…。
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第3話
容（ロン）商会の南洋航路の入札予定額を事前に知った馮世真（フォン・シージェン）は、落札阻止に成功した。さらに、定坤（ディンクン）の新情報を入手した世真は、女友達への電話を装い、七旦那へと連絡。巧みに暗号を使いながら情報を伝えるなか、七旦那から嘉上（ジアシャン）に注意するよう言われた世真は、「傷心のふりで彼を心配させたら？」と伝えるのだった。この言葉の真意とは…。
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第4話
馮世真（フォン・シージェン）は容嘉上（ロン・ジアシャン）に弓矢を使った英語の野外授業を課した。的に貼られた英単語を難なく射抜く嘉上。すると、世真は手で彼の目を覆い、目隠しでの挑戦を促すではないか。しかし、それすらも見事成功させる嘉上に、世真が思わず喜ぶと、調子にのった嘉上は、彼女に弓術の指南を始めるのだった。そんな最中、定坤（ディンクン）が出張から帰宅し…。
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第5話
中秋節の直前に体調を崩した容嘉上（ロン・ジアシャン）。馮世真（フォン・シージェン）の献身的な看病を拒んだものの、帰ろうとする彼女の手をとっさにつかむと、嘉上はそのまま眠りについてしまう。翌朝、彼が目を覚ますと、すでに彼女の姿はなかった。その頃、実家へと帰省した世真は、彼女の代わりに家を守る阿文（アウェン）に尋ねられ、七旦那との出会いを語り始める…。
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第6話
パーティーが終わり、浮かない表情を見せる容嘉上（ロン・ジアシャン）。犬の月餅（ユエピン）と取り残された広い屋敷で、心の隙間を埋めようと会を催したものの、かえって虚無感は増すばかり。それに、父から処分するように言われた月餅を伍雲馳（ウー・ユンチー）に預けると、いよいよ彼は独りになってしまうのだ。そんななか、屋敷に戻っていた馮世真（フォン・シージェン）を見つけ…。
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第7話
「君は餌をまく者だ。魚に水中へ引き込まれるな。」――自室へと飛び込んだ馮世真（フォン・シージェン）の頭の中に、七旦那からの忠告がよみがえる。感情的になって容嘉上（ロン・ジアシャン）と口論したあと、転びかけた世真は彼に抱き寄せられた。その瞬間、世真は嘉上への想いを自覚したのだった。容家へ潜入した目的を改めて思い返し、自らを戒める世真。しかし、次の朝…。
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第8話
楊秀成（ヤン・シウチョン）が階段を上がる音を、孫少清（スン・シャオチン）の部屋で息を潜めて聞く馮世真（フォン・シージェン）。容定坤（ロン・ディンクン）の印鑑と拇印は入手した。あとは、何とか逃げ去るだけである。秀成が“アヘン室”へと入ってゆく気配を感じながら、見張りが帰る９時の鐘を待ち、世真は脱出に成功するのだった。しかし、帰宅した嘉上（ジアシャン）が彼女を探し始め…。
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第9話
容（ロン）家を出た馮世真（フォン・シージェン）は、家族とともに鴻安里へと引っ越した。隣人とのいざこざが絶えなかった町を出て、立派な家に住むことができ、両親も嬉しそうだ。そんななか世真は、容家が差し向けた追跡者をまいて、七旦那の待つ車へ。盗んだ印鑑と拇印をようやく彼に渡すことができ、ひと安心の世真だったが、七旦那から「何か私に隠してないか？」と真顔で問いただされ…。
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第10話
盗まれた貨物は依然見つからず、容定坤（ロン・ディンクン）は焦っていた。曹（ツァオ）総帥の耳に入る前に対処しなければ、容家存続の危機に陥ってしまう。父親が最悪の事態を案じる一方、嘉上（ジアシャン）は馮世真（フォン・シージェン）を容家に戻すため、捜索に力を注いでいた。世真に会いたい一心で、彼女の実家へ蟹を差し入れする嘉上。すると彼女の両親から思わぬ歓迎を受け…。
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第11話
容定坤（ロン・ディンクン）に激しく罵倒された日の夜、孫少瀾（スン・シャオラン）は腹部の痛みを訴え、紅房子病院へと運び込まれた。産婦人科医師はおらず、対応に当たったのは夜間の当直であった馮世勲（フォン・シーシュン）。緊急手術となり、少瀾は早産ながら無事出産を終えたのだった。容家の正妻・黄淑君（ホアン・シュージュン）との力関係を変えるかもしれない新生児の性別は…。
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第12話
潜伏者・郭大壮（グオ・ダージュアン）は、自分の食事をつまみ食いした男が毒死する姿を目の当たりにすると、黙秘から一転、次々と証言をし始めた。芝居により、雇い主が郭を消そうとしていると信じ込ませた容嘉上（ロン・ジアシャン）は尋問を続けるが、決定的な情報は出てこない。馮世真（フォン・シージェン）は胸を撫で下ろしつつ、郭を使って相手の正体を探ることを、嘉上に提案し…。
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第13話
馮世真（フォン・シージェン）は、容嘉上（ロン・ジアシャン）から火薬の匂いを感じ取った。曹（ツァオ）総帥の貨物を紛失した定坤（ディンクン）が、賠償目的で武器取引をするのでは――。そんな世真の予想は的中する。ある夜、嘉上は埠頭の倉庫へ。世真は阿文（アウェン）を連れ、取引を阻止するために先回りをするのだが、売買される武器を見つけた彼女は、なぜだか阿文に撤退を命じ…。
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第14話
馮世真（フォン・シージェン）がワイナリーへと向かおうとしていたところ、容嘉上（ロン・ジアシャン）が運転手を買って出た。自分の誕生日会の準備にいそしむ彼女の姿を目にし、嘉上もうれしそうだ。郊外を走り、目的地までもう少しの場所で急に車を止めた嘉上は、世真を降ろし、先に行くように告げる。違和感を覚え、問い詰める世真。すると嘉上は、この車には爆弾が仕掛けられていると話し…。
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第15話
容嘉上（ロン・ジアシャン）の誕生日会に着ていくドレスがないと、馮世真（フォン・シージェン）に愚痴る余知恵（ユー・ジーフイ）。すると、そこに定坤（ディンクン）が現れ、出ていった孫少清（スン・シャオチン）が残したドレスを好きに持っていけばいいと提案。昔からかわいがってくれる定坤の厚意に喜ぶ知恵だったが、ドレス選びにつきあわされることになった世真は内心複雑で…。
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第16話
七旦那こと孟緒安（モン・シューアン）の登場により、容嘉上（ロン・ジアシャン）の誕生日会には暗雲が立ち込め始めた。数々の昔話を持ち出され、不機嫌になった定坤（ディンクン）は、すぐさま緒安の調査を行うよう指示。仲がよさそうに話す緒安と馮世真（フォン・シージェン）の様子を見て、割って入った嘉上は、些細な言葉に食ってかかるのだった。そんななか、ダンスタイムが始まり…。
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第17話
宴の喧騒が届かぬ部屋の中。余知恵（ユー・ジーフイ）は、家の借金が原因で楊秀成（ヤン・シウチョン）に見捨てられたのだと馮世真（フォン・シージェン）に語った。酔いも相まって世真に悪態をついた彼女は、容定坤（ロン・ディンクン）に金を借りるから呼んでくるよう頼んだまま眠ってしまうのだった。部屋を出て、知恵をどうするか思案する世真。その姿を見た孟緒安（モン・シューアン）は…。
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第18話
容嘉上（ロン・ジアシャン）の誕生日会から一夜明け、定坤（ディンクン）から渡された金で家の借金を返した余知恵（ユー・ジーフイ）は、残りの金を持ち、上海を離れていった。その知らせは容家にも届く。知恵を助けられなかったことを悔やむ馮世真（フォン・シージェン）。しかし、彼女の目下の問題は、嘉上の婚約発表以降、彼への態度に困ったまま、ひたすら避け続けていることで…。
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第19話
兄の馮世勲（フォン・シーシュン）から仕事を辞めるよう言われた世真（シージェン）は、手編みと思しき彼のマフラーへと話をそらした。誰かも分からない患者からの謝礼だと言う世勲だったが、そのマフラーの毛糸に世真は見覚えがあった。あえて贈り主の名は出さなかったものの、想いのこもった物だと兄に注意を促す世真。彼女は兄に別れを告げると、その足で七旦那に会いに行き…。
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第20話
容嘉上（ロン・ジアシャン）は、黄金の麒麟に懸賞金１万元をかけて大々的に捜索を開始した。この件を知って喜んだのは、嘉上の昔の恋人である橋本詩織だ。弟の太二が言うには、父親の正三が黄金の麒麟を持っているらしい。嘉上と復縁したい詩織は、いい機会だとばかりに笑みを浮かべるのだった。一方、金属器の大家・朱九（ジュー・ジウ）から連絡を受けた嘉上は、麒麟の鑑定に向かい…。
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第21話
容嘉上（ロン・ジアシャン）の帰宅を待たず、容家をあとにした馮世真（フォン・シージェン）。容家の娘２人の受験を終え、早々に家庭教師を辞した彼女であったが、今後も調査のため容家と関係を断つわけにはいかない。その切り札として残した嘉上への置き手紙は、世真の思惑どおり機能し、手紙を読んだ嘉上は彼女を追いかけてきたのだった。婚約を解消するから一緒にいたいと言う嘉上に世真は…。
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第22話
黄金の麒麟欲しさに橋本正三に近づいた容定坤（ロン・ディンクン）。だが、病弱な橋本家長男・太一の守り神である麒麟の譲渡は叶わず、定坤は正三と業務提携を結び、好機を狙うことに。その後、同行していた嘉上（ジアシャン）が庭へと向かうと、そこには詩織の姿があった。嘉上を諦めきれない彼女は、太一の命は長くないので、杜（ドゥー）家との婚約を解消すれば、麒麟を携えて嫁ぐと、非情な提案をし…。
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第23話
容定坤（ロン・ディンクン）が聞春里に放火――そんな見出しが新聞全紙の１面を飾り、上海中に激震が走った。真実が明らかになることを望んでいた馮世真（フォン・シージェン）だったが、兄から知らせを受け、思わず動揺してしまう。気になるのは、情報提供者が誰なのかということ。そこで孟緒安（モン・シューアン）に相談をしに行ったところ、彼は愛する世真のために嘉上（ジアシャン）がやったのだと言うが…。
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第24話
実母の二十回忌の法要のため、百柳鎮へ向かう支度をする馮世真（フォン・シージェン）。今回は世勲（シーシュン）も同行する予定なのだが、聞春里の火災に関する和解書に世真が勝手に署名して以来、兄妹関係はぎくしゃくしたまま。それを知る養母も世真たちの旅を心配するのであった。出発当日、到着が遅い兄を世真が汽車に乗って待っていると、客室に容嘉上（ロン・ジアシャン）が姿を現わし…。
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第25話
自身の密会写真が容（ロン）家に持ち込まれたと聞き、杜蘭馨（ドゥー・ランシン）は取り乱した。しかし、写真の相手が楊秀成（ヤン・シウチョン）だと気づいているのは嘉上（ジアシャン）だけだと知り、ひと安心。互いに想い人がいることを知る２人にとって、こんなことは問題ではないのだ。しかし、嘉上がこの写真をダシに婚約解消へと話し合いを進めようとした矢先、蘭馨が吐き気を催し…。
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第26話
ルビーの首飾りは、孟緒安（モン・シューアン）が落札した。それを着用する馮世真（フォン・シージェン）を見て、競り負けた容嘉上（ロン・ジアシャン）は憎まれ口を叩くが、世真の関心は他のことにあった。この競売会で緒安が何かを仕掛ける――嫌な予感を抱く世真は、何も語らず嘉上に「今すぐ私と逃げて」と懇願するものの、黄金の麒麟を手に入れる計画のある嘉上は、これに応じず…。
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第27話
馮世真（フォン・シージェン）と容嘉上（ロン・ジアシャン）は、競売会の会場から逃げ出した。孟緒安（モン・シューアン）の追跡から振り切るよう車を飛ばす嘉上だったが、道は行き止まりに。すぐさま緒安の車に囲まれ、絶望的な表情の世真に、嘉上は安心するよう優しく声をかけ、車を降りていく。「容家のシマにようこそ」――嘉上がそう言い放つと、今度は彼の手下が緒安たちを取り囲み…。
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第28話
容芳樺（ロン・ファンホワ）の病室を出てきた馮世真（フォン・シージェン）を、世勲（シーシュン）が待ち伏せていた。傷だらけの妹の治療をし、事情を聞こうとした世勲だったが、世真は事故に遭ったと答える。当然嘘だと見抜き、競売会に行っていたのかと世勲が問い詰めると、世真は観念したように全てを話し始めるのだった。同じ頃、銃撃された容定坤（ロン・ディンクン）の手術が終わり…。
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第29話
孟緒安（モン・シューアン）に上海を離れるよう言われた馮世真（フォン・シージェン）は、その忠告どおり家族と別れ、北平へと向かうため駅にいた。構内で抱き合う男女を眺めながら、容（ロン）家への潜入者であったことが嘉上（ジアシャン）に伝わった今、もうこんな瞬間が自分には訪れないことを実感する世真。この街には戻らぬ覚悟で汽車に乗り込もうとしたその時、彼女の手を引く者が…。
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第30話
北平の地で、２人の静かな時間を楽しむ馮世真（フォン・シージェン）と容嘉上（ロン・ジアシャン）。彼女の特技の話から、孟緒安（モン・シューアン）に技能を仕込まれた話に及ぶと、嘉上の顔色が曇り始めた。世真は緒安のことを無邪気に語る。しかし、因縁深い緒安から世真への好意を感じ取った嘉上は、複雑な気持ちを抱くのだった。翌日、２人が買い物をしていると、偶然にも橋本詩織が来店し…。
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第31話
馮世真（フォン・シージェン）は北平の女学校に着任早々、人気教師の座を獲得した。有能な女性であるだけでなく、彼女を迎えに男前の恋人――容嘉上（ロン・ジアシャン）まで現れてしまうと、生徒たちが世真にあこがれるのも無理からぬこと。同僚教師に早く結婚するよう急かされても、一緒にいられる今を楽しむと、うれしそうに答える世真だったが、嘉上が彼女の出生の秘密を隠しているとは知らず…。
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第32話
久々に兄との電話を楽しんだ馮世真（フォン・シージェン）。「もう容嘉上（ロン・ジアシャン）とは会ってないだろうな」と痛い所を突かれながらも、ごまかして電話を切ると、寮母から“いつものお友達”が外で待っているとの知らせが。上海から嘉上がやってきた――そう思い、喜んで飛び出していく世真。しかし、目の前に現れたのは二度と会わない約束をした孟緒安（モン・シューアン）で…。
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第33話
容定坤（ロン・ディンクン）から最初の妻・白（バイ）氏の話を聞き出したい嘉上（ジアシャン）は、定坤の“アヘンを吸わせろ”という要求に応じた。一服した定坤が語るには、白氏は彼の親友と浮気し、子供をもうけ、そして駆け落ちを図った道中で母子共に殺されたとのこと。納得できない嘉上は時間を置き、朦朧とした状態の定坤を問い詰めることに。すると定坤の口から阿和（アホー）の名が…。
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第34話
容定坤（ロン・ディンクン）が聞春里を買い取ったのは、父の遺体を隠し続けるため――推理を巡らせた結果、馮世真（フォン・シージェン）は１つの結論にたどり着いた。そうなると、居ても立ってもいられない。その夜、孟緒安（モン・シューアン）らと共に、聞春里にある容家の旧宅に押し入ると、遺体の捜索を開始。当時は同居人もいて穴を掘れなかったと考える世真は、ある場所を捜すよう指示し…。
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第35話
新年を前に実家へ戻った馮世真（フォン・シージェン）は、実の両親の身元が分かったものの、すでに亡くなっていたことを報告した。それを聞いた一同は、それぞれに世真を慰め、実の叔母が生きていたと知っては、招いて食事をしようと喜んだ。そんな彼らの姿に、世真は血縁にも負けない絆を感じるのだった。同じ頃、容嘉上（ロン・ジアシャン）は定坤（ディンクン）に“本当の身分”を明かすよう迫り…。
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第36話
引き継いだ容（ロン）商会の事業整理のため奔走し、疲労困憊の嘉上（ジアシャン）。仕事での苦労に加え、馮世真（フォン・シージェン）との別れや、幼い弟の嘉康（ジアカン）の死も加わり、嘉上には心身共に休まる時はない。そのため、定坤（ディンクン）が早逝した子を悼んで憔悴しきったふりをしていることや、世真が裏で容商会の崩壊を画策していることに、彼が気づくはずもなく…。
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第37話
新聞の一面に踊る“南方農園 抗争激化”の見出しに喜ぶ馮世真（フォン・シージェン）。容（ロン）商会の幹部たちの内部抗争をあおり、アヘン事業を潰す作戦が成功したのだ。そんな世真の暗躍を知らない嘉上（ジアシャン）はこれを好機と、容商会が関与する茶館からアヘンをかき集め、廃棄することを決意。一方、痛手を負った趙華安（ジャオ・ホワアン）は意外な人物と手を組み、会社を立ち上げ…。
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第38話
容（ロン）邸での火事の知らせを受け、嘉上（ジアシャン）は急いで帰宅した。すぐさま鎮火され、家族も全員無事。安心したのも束の間、定坤（ディンクン）が電話の受話器を持つ姿を目にし、嘉上は胸騒ぎを覚える。父が監視下にある部屋から出て、電話をするために火事を起こした――証拠もない仮説に、定坤を注意するに留めた嘉上だったが、馮世真（フォン・シージェン）が何者かに誘拐され…。
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第39話
馮世勲（フォン・シーシュン）の逮捕を知った容嘉上（ロン・ジアシャン）は、釈放させるため手を回していた。その電話を立ち聞きした孫少瀾（スン・シャオラン）は密かに愛する世勲の災難を知り、衝撃を受ける。嘉上に状況を尋ねても、思わしくはないようだ。そこで彼女は定坤（ディンクン）を頼るのだが、彼には助ける力はあるものの、敵対する世真（シージェン）の兄を救う義理もなく…。
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第40話 （最終話）
容芳樺（ロン・ファンホワ）の結婚式当日、会場には定坤（ディンクン）と因縁深い面々も顔を揃えていた。馮世真（フォン・シージェン）や世勲（シーシュン）だけでなく、定坤も面識のない実の息子・孟小九（モン・シャオジウ）と付き添いの緒安（シューアン）までもが列席するなか、式は滞りなく進み、パーティーに。定坤が会場を抜け出した時、少女の晴れの舞台が悲劇の場へと化していく…。
作品詳細
容（ロン）家の正妻・黄淑君（ホアン・シュージュン）のお眼鏡にかない、馮世真（フォン・シージェン）は家庭教師として雇われることに。しかし、淑君には子供たちの教育とは別の思惑があった。夫である定坤（ディンクン）の寵愛を、子を身ごもった第三夫人・孫（スン）氏から、自分の息のかかった家庭教師のほうへと向けようというのだ。一方の世真にも企みが。ある人物の指示のもと、定坤が手を染めている悪事の証拠をつかむことが、彼女の真の目的だった。容家での足場を固めるため、世真は定坤の長男・嘉上（ジアシャン）の好意と信頼を得ようと動き出す…。
