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兄を探して三千界 時空を超えた恋縁
兄を探して三千界 時空を超えた恋縁
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兄を探して三千界 時空を超えた恋縁

本国で配信再生回数10億回を突破した人気ドラマ!仙界に迷い込んだ“守られ系ヒロイン”と2人の“兄”が繰り広げる、ファンタジックなラブストーリー!!

2021年

字幕

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第1話

    「時冬(じ・とう)の情報が入った」――謎めいた電話を受けた時夏(じ・か)は、弁論大会をすっぽかして、急ぎ約束のネットカフェに向かう。だが、待っていた軽薄そうな若い男に情報提供料を支払って手に入れたのは、兄が遊んでいたと思しきオンラインゲームのアカウントだけだった。そこに残されていた「観覧車で会おう!」というメッセージを目にして、遊園地へと駆けつける時夏。観覧車のカゴの中に兄らしき人影を見つけたその時、世界は動きを止め…。

  • 第2話

    守るべき妹がいれば強くなれる――后池(こう・ち)は、突然現れた時夏(じ・か)を妹にすることに。頼りになる兄の雰囲気を漂わせながら「ここにいてもよい」と告げる后池。だが、時夏にとっては屋敷に留まる許可をもらっても嬉しいはずがない。一刻も早く、家に帰りたいのだ。その時、突然の来客が。見つかれば厄介なことになる。后池は、時夏に隠れるよう指示した後、急ぎ応対しに向かった。その隙に彼の屋敷から逃げ出そうとする時夏だが…。

  • 第3話

    熱を帯びた視線でまっすぐ時夏(じ・か)を見つめる后池(こう・ち)。てっきり告白でもされるのかと思った時夏は、“あなたを尊敬しているけど恋愛はしたくない”と先手を打つ。ところが、后池の口から出た言葉は、まさかの「兄になりたい」。予想外の事態に拍子抜けしつつも、時夏はきっぱり嫌だと断るのだった。それでも諦めきれない后池は「どうすれば兄になれる?」と食い下がる。そこで時夏は、名門・玉華学院への入学を条件にするが…。

  • 第4話

    易耀カイ(い・ようかい)が放った法蝶が時夏(じ・か)を取り巻く。法蝶は、女の気息を察知する特殊な力を持っているのだ。このままでは女であることが知られてしまう――絶体絶命となったその時、后池(こう・ち)が姿を現す。時夏に危機が迫った場合に備えて、事前に渡していた法器からの知らせで、助けに駆けつけたのだ。おかげで難は逃れたものの、200年間、屋敷に籠もっていた后池の登場に周囲は騒然。掌門たちにも屋敷を出たことがバレてしまい…。

  • 第5話

    自分は“現代”という違う世界からやってきた者で、禁足地に入ったのは、時空を自由に移動できる劃破虚空(かくはこくう)を習得し、家に帰りたかったからだと説明する時夏(じ・か)。彼女は、それが万仙盟盟主のみが使える術であることは知らなかったのだ。もう帰れないのかもと嘆く姿を見た后池(こう・ち)は、盟主になって時夏を家に帰す約束をする――ただし、帰るまで妹でいてもらうことが条件だ。時夏も納得し、2人は改めて兄妹の契約を交わし…。

  • 第6話

    口実を作って自分を外出させた時夏(じ・か)が、その間に畢鴻(ひつ・こう)と仲良くしていたことが面白くない后池(こう・ち)。「なぜ師兄と霊樹の世話を?」と、責めるような口調で時夏を問いただすが、后池のために何かしたかったという彼女の答えに、思わずニヤけてしまうのだった。機嫌の直った后池を加え、3人は協力しながら霊樹を蘇らせようとするが、思いがけない事実が発覚。そのせいで悲しむ時夏を元気づけるため、后池は畢鴻にあることを頼むのだが…。

  • 第7話

    大切な存在を命懸けで守りたい――時夏(じ・か)によって、愛護の心が何たるかを理解した后池(こう・ち)の霊力は増し、最高位に達した。万仙盟盟主の選抜試験を目前に控えての快挙達成に、玉華派の掌門・元照(げんしょう)はほっと胸を撫でおろすのだった。そんななか、またもや騒動が。后池の屋敷をのぞき見した際、后池と時夏のキス現場を目撃してしまった易耀カイ(い・ようかい)が、記憶を映し出す啓霊鏡を使って、その時の様子を皆に見せてしまい…。

  • 第8話

    とうとう時夏(じ・か)の素性がバレてしまった。玉華派は女人禁制。門規に従えば、女である時夏は火鞭の刑に処されるところだが、彼女の代わりに后池(こう・ち)が罰を受けることとなった。林奎(りん・けい)は、刑の執行を前に、后池の書庫で見つけたある物を掌門の元照(げんしょう)に渡そうとする。“魔教の物だと思う”と林奎が差し出したのは、アライグマラーメン――后池が時夏からもらった初めての贈り物である。后池はすぐさま、それを奪い返し…。

  • 第9話

    1年も行方知れずだった兄・時冬(じ・とう)は、仙界で魔派の魔尊・秋平(しゅう・へい)になっていた。思いもよらぬ再会に驚くと同時に、時冬は自分を捨てたのではなく、この世界に来てしまっていただけだと知り、時夏(じ・か)は安堵する。だが、再会を喜んでばかりもいられない。ただでさえ、玉華派の者たちから魔派の間者と疑われているのに、時冬が魔尊ということなら、本当にスパイも同然ではないか。時夏は複雑な心境になるが…。

  • 第10話

    時夏(じ・か)が兄たちと共にやってきたのは仙魔客桟――万仙盟盟主の選抜試験に参加する各門派が滞在する宿である。さっそく玉華派の部屋を訪ねた時夏だったが、まだ到着していないのか、誰の姿もなかった。1人きりの部屋で、后池(こう・ち)と会うべきか否かを思い悩む時夏。だが結局は彼の手作り人形の助言に従い、兄の目を盗んで后池を探しに出かけるのだった。その頃、玉華派では、長老の元圭(げんけい)が、時夏を殺しに行くと息巻いていて…。

  • 第11話

    時夏(じ・か)と后池(こう・ち)が同室なのが気に食わない時冬(じ・とう)。彼は妹を思うあまり、その行動にもあれこれ口出ししてしまう。だが、時冬の正体を知らず、自分こそが時夏の兄だと思っている后池からすれば、魔尊・秋平(しゅう・へい)の余計なお世話でしかない。時冬の警告など歯牙にもかけないのだった。秋平の様子を見て、彼が時夏に恋をしていると誤解している二哈(には)は、「奪えばいいんです」と助言。その言葉から時冬は、ある企みを思いつき…。

  • 第12話

    時冬(じ・とう)を「お兄様」と呼んだその女性は、魔派の聖姑・秋璃(しゅう・り)である。魔尊に扮した時冬から生き別れの妹を探していると聞いていた后池(こう・ち)は、“妹と再会できたようでよかった”と喜ぶのだった。一方、兄の嘘を知った時夏(じ・か)は、怒り心頭である。妹選びの際に后池が出場者全員を合格にしたのは、妹は女なら誰でもいいからだ――兄はそう言っていたが、実は時冬のために新たな妹を見つけてやろうとしていたというのが真相だったのだ…。

  • 第13話

    「后池(こう・ち)、抱きしめて」――時夏(じ・か)が七情六欲散を飲んだのではと心配して駆けつけた時冬(じ・とう)は、部屋から聞こえてくる妹の悩ましげな声に血相を変え、盟主の選抜試験に失格となるのを承知で、結界を破り中に押し入った。そして、顔をほてらせた時夏が后池と体を寄せ合っているのを目にすると、すぐさま后池を引きはがし、無言で時夏を連れ出すのだった。一方、時夏のことしか頭にない時冬に怒りを募らせる秋璃(しゅう・り)は…。

  • 第14話

    魔尊は私の兄だと時夏(じ・か)から打ち明けられた后池(こう・ち)は、浮かぬ顔で溜息をついた。時夏が去っていったのは、自分ではなく魔尊を兄と認めたからだと思い込んでいる后池からすれば、既知の事実を改めて突きつけられたようなものなのだ。それでも諦められない彼は、至らぬ点があったのだとしても、良き兄になるから自分のもとに戻ってきてほしいと訴えた。この言葉で后池の勘違いに気づいた時夏は、魔尊は“実の兄”なのだと説明するのだが…。

  • 第15話

    時冬(じ・とう)は、后池(こう・ち)と自分の関係を危惧する玉華派の人たちにさらわれたのかもしれない。兄のため断腸の思いで后池と決別した時夏(じ・か)は、大ケガを負って戻ってきた時冬に何があったのか尋ねた。すると時冬は、芝居がかった口ぶりで事の次第を説明し始めたではないか。今回は助かったものの、また危険が及んだら――と心配な時夏は思わず「真面目に話してよ」と怒ってしまう。そんな時夏を見てバツの悪そうな顔をする時冬と二哈(には)。その理由は…。

  • 第16話

    后池(こう・ち)を盟主選抜試験に復帰させる許可を神官から得るため、神殿へと向かう時夏(じ・か)。途中で合流した畢鴻(ひつ・こう)と一緒に闇の森を歩いている最中、突如2人を濃い霧が包み始める。姿が見えなくなった畢鴻を探す彼女の目の前に、思わぬ人物が現れた。后池である。泥酔して寝込んでいたはずの彼がなぜ――と驚きつつも、とにかく畢鴻も連れて早く森を出ようとする時夏を引き止めた后池は、仙派と魔派の争いなど放っておいて2人でいようと言い始め…。

  • 第17話

    時夏(じ・か)の尽力により、后池(こう・ち)は無事に盟主選抜試験への復帰を果たした。だが時夏を敵視している玉華派の長老・元圭(げんけい)は、后池を復帰させたら恨みを忘れると約束したとはいえ、このまま彼女を見逃してはならないと掌門の元照(げんしょう)に訴える。ここで情けをかけようものなら、また后池は時夏に惑わされ心を乱すと思っているのだ。だが、時夏を殺すよりも后池に情を断たせるほうが効果的だと考える元照には、ある策が…。

  • 第18話

    霊秀派の弟子2人の命が奪われた。彼女らの首に残された奇妙な形の傷痕を見た青峰(せい・ほう)は、驚愕する。かつて無残に殺された家族の首にも同じ痕があったからだ。それは、魔派の秘術とされる霊根の抜き取りである。仙派の優れた霊根を狙ったのか?――皆の疑いの目が魔尊に向けられるが、確たる証拠もないため、真相究明には至らなかった。そんななか、時夏(じ・か)の仕業だと決めつけた元圭(げんけい)は、彼女を始末すると息巻いていて…。

  • 第19話

    自害すれば后池(こう・ち)を解放する――漆凌凌(しつ・りょうりょう)の言葉を信じ、突きつけられた剣で死ぬ覚悟を決めた時夏(じ・か)。すると、彼女の手に残る、后池と交わした兄妹の契約の印に異変が。次の瞬間、まばゆい光とともに、魔派の封印がかけられていた絵の中から后池が戻ってきたではないか。彼が無事だったことに安堵する時夏。その後、剣で傷ついた手の手当てを受けていた彼女は、畢鴻(ひつ・こう)が失明したと時冬(じ・とう)から聞かされ…。

  • 第20話

    公の場で時夏(じ・か)と兄妹であると認められた后池(こう・ち)は、良き兄となるべく、時夏の実兄である魔尊・秋平(しゅう・へい)こと時冬(じ・とう)に、自作した“兄の計画書”を差し出して助言を求めた。これには時夏も辟易。彼女は后池に恋をしており、兄になってほしいわけではないのだ。ひとこと言ってやろうとは思うものの、本人を前にして本音を口にできるわけもなく、“一緒に臭豆腐を食べたくて”とごまかすのが精いっぱいだった。その直後、時夏に思わぬことが…。

  • 第21話

    后池(こう・ち)を連れて畢鴻(ひつ・こう)のもとに戻ってきた時夏(じ・か)は、元圭(げんけい)がすでに立ち去ったと聞いて驚いた。魔派が霊根を盗んだと白状しなければ殺すとまで言っていた元圭だけに、最初は腑に落ちなかったものの、どうやら畢鴻が誤解を解いてくれたようだ。さらに彼から、闇の森の力が消えたせいか目が見えるようになったと聞き、自分の味覚も戻るかもしれないと喜ぶ時夏。畢鴻の視力が回復した真の経緯など知る由もなく…。

  • 第22話

    兄妹の情と男女の情――その違いを、ついに理解した后池(こう・ち)は、兄をやめて妹婿になると時夏(じ・か)に告げた。だが、すでに公の場で兄妹と誓っているうえ、后池の師父で掌門の元照(げんしょう)が許すはずがない。戸惑う時夏に后池は言う。“妹婿になれるなら200年の修練が無駄になってもいい。君と生涯を共にしたい”と。それでも、時夏は素直に喜べなかった。自分たちはもともと住む世界が違う。別れが訪れることは確実なのだ…。

  • 第23話

    后池(こう・ち)の心脈にはサッ気(さっき)が絡みついていた。そのため、情が動くたびに痛みが起きていたのである。根本的な治療法はなく、今できるのは薬で痛みを和らげることだけ。診察した畢鴻(ひつ・こう)から、平静を保ち悪化を防ぐよう忠告された后池は、時夏(じ・か)に心配をかけたくない一心で、この件を内密にしてほしいと頼むのだった。一方、万仙盟盟主の座だけでなく時夏まで后池に奪われ、悔しくて仕方がない時冬(じ・とう)は…。

  • 第24話

    時夏(じ・か)をかばい、秋璃(しゅう・り)の霊力針を受けて倒れた時冬(じ・とう)。兄を失うかもしれないという恐怖と不安から、目を覚ましてと念じる時夏は、眠る彼の手を取り、「小さい頃のように、また私を捨てるの?」と涙ながらに呟く。そんな妹の声が届いたのか、時冬は意識を取り戻した。ほっとした表情を浮かべる時夏に対し、時冬の心中は穏やかではない。時夏を捨てたなんて濡れ衣だ――勘違いしている理由を探ろうと、時冬は妹を問い質すが…。

  • 第25話

    万仙盟盟主の選抜試験は終了した。合格した后池(こう・ち)は、15日後に行われる盟主就任の儀の前に、師父や仲間と共に玉華派へ帰ることに。そして試験において、后池を助けたことが評価された時夏(じ・か)は正式に弟子となり、玉華派への出入りも認められたのだった。屋敷へ戻り、寄り添いあって時を過ごす后池と時夏。恋心を自覚した后池は、時夏が戸惑うほどの甘いセリフをためらいもなく口にする。そんな2人の仲睦まじさを目の当たりにした畢鴻(ひつ・こう)は…。

  • 第26話

    后池(こう・ち)の首の後ろに、自分と同じ傷痕があるのを見つけた畢鴻(ひつ・こう)は驚愕した。霊根を移された者は持ち主と同じ痕を持つ――神官の言葉どおりなら、后池の霊根は畢鴻のものということを意味する。これまで霊根がないばかりに多くの屈辱を味わった畢鴻にとっては、許しがたい事実である。自分から何もかも奪った后池への怒りに燃えながらも、その場で霊根を奪い返すことだけは踏みとどまった畢鴻。そんな彼の頭に、恨みを晴らす妙案が浮かび…。

  • 第27話

    ロマンチックな空間で指輪をはめてもらう――時夏(じ・か)が記した、“彼氏としたい10のこと”の一番最後の望みをかなえるべく、后池(こう・ち)は畢鴻(ひつ・こう)の屋敷を訪れた。時夏の描いた指輪の絵を見せて、これを作ってほしいと告げる后池。初めて目にする“指輪”とかいう代物を簡単に作れるはずもなかったが、畢鴻は后池の依頼を引き受けるのだった。一方、后池に忘情水を飲ませるまでのわずかな時間で、彼のために何かしてやりたいと思った時夏は…。

  • 第28話

    時夏(じ・か)に対して、まるで赤の他人と接するかのような態度を取る后池(こう・ち)に、事情を知らない青峰(せい・ほう)は首をかしげる。時夏が畢鴻(ひつ・こう)と駆け落ちしたことに后池は傷つき、感情をなくしたのだと易耀カイ(い・ようかい)は言うが、昨夜はあれほど親密だったのに、たった一晩で心変わりしたり、絶望したりするものなのかと、青峰は戸惑うばかり。その頃、后池を想い続けて苦しむ時夏に、畢鴻は“自分を楽にしてやれ”と忘情水を飲ませようとするが…。

  • 第29話

    兄・畢鴻(ひつ・こう)の大きな秘密を握る秋璃(しゅう・り)は、これからも自分に協力するのなら、霊根の移し替えを考えてもいいと告げた。すでに玉華派を離れた身であり、過去は関係ないから、もう見逃してくれ――己の犯した罪の意識に苛まれる畢鴻は、そう懇願するのだった。一方、時冬(じ・とう)の策略で落とし穴に閉じ込められた后池(こう・ち)と時夏(じ・か)。結界を解いて外に出ようとした后池だが、時夏がいつの間にか眠ってしまい…。

  • 第30話

    后池(こう・ち)が、時冬(じ・とう)と時夏(じ・か)を容赦なく崖から突き落とすのを目にした畢鴻(ひつ・こう)は愕然とした。まさか后池が時夏を殺すなど、考えもしなかったからだ。それでも、時夏たちが元圭(げんけい)の命を奪ったとばかりに后池は冷静に言い放つ。“命には命を”――その言葉に畢鴻は自嘲気味に笑い、命で償うべきは私だと呟いたあと、皆の前で罪を自白する。真実が明るみになるのを防ぎたい元照(げんしょう)は、必死で否定するが…。

  • 第31話

    お酒を飲んですっかり酔っぱらった時夏(じ・か)は、后池(こう・ち)を相手にやりたい放題。彼女は夢を見ていると信じきっていたのだ。后池は面食らいつつも、自分が時夏を覚えていることがバレてはマズいため、早いこと立ち去らなければと思案するのだった。しかし、さすがにこのまま放っておくわけにもいかない。せめて酔い覚ましを用意しようとする后池を引き止める時夏。彼女は、せっかく夢で会えたのだから、夢でしかできない望みをかなえると言い出し…。

  • 第32話

    時夏(じ・か)を忘れて、情が動かなくなれば消えるはずのサッ気(さっき)が、后池(こう・ち)から抜いた霊根に残っていた。それを目にして、「忘情水を飲んでいないのか」と驚く畢鴻(ひつ・こう)。その時、時夏や時冬(じ・とう)たちが倒れている后池を見つけて駆け寄ってきた。畢鴻の傍らで、秋璃(しゅう・り)は死んだはずの時冬が現れたことを喜ぶのだった。一方の時夏は、変わり果てた姿の后池を抱きかかえながら「なぜ后池を傷つけたの」と畢鴻を責め立て…。

  • 第33話

    后池(こう・ち)から抜いた霊根に残っていたサッ気(さっき)がすべて消えたら、お前に植えつける――。そんな秋璃(しゅう・り)の言葉を聞いても、沈んだ表情のままの畢鴻(ひつ・こう)。念願がかなったはずなのに満たされず、その心は虚ろだった。后池から霊根を奪い返した時点で、もう二度と時夏(じ・か)の心を得ることはできないと悟ったのである。前に進むしかないと己を鼓舞する畢鴻だったが、神官が反逆者である自分を盟主と認めるのかという不安も消えず…。

  • 第34話

    元照(げんしょう)が后池(こう・ち)に霊根を移したのは、畢鴻(ひつ・こう)が仙魔大陣のいけにえにならないよう守るためだった。父の真意を知って長年の誤解が解けた畢鴻は、己の使命を果たすため、盟主となり仙魔大陣に身を捧げる覚悟を決めた。そして元照もまた、息子と共に陣に入る道を選ぶ。だが、父親と兄が自分を捨てていこうとしていることに怒りを覚えた秋璃(しゅう・り)は、神官を消し去ると同時に、供犠を行おうとしている畢鴻から盟主印を奪い取り…。

  • 第35話

    時冬(じ・とう)と共に生きられないなら、共に死ぬ――秋璃(しゅう・り)は手にした盟主印を破壊した。その途端に神殿が崩れ始め、仙魔大陣は一気に不安定に。陣が壊れれば修真界は滅びる。后池(こう・ち)・畢鴻(ひつ・こう)・元照(げんしょう)の3人が必死で陣を守ろうとする一方で、我を失っている秋璃を必死でなだめる時冬。まるで耳を貸そうとしない秋璃だったが、落ちてきた石から身を挺して自分をかばってくれた時冬を見て…。

  • 番外編 (最終話)

    バズる動画を作ろうと、スマホを片手に自宅で撮影していた時冬(じ・とう)は、突然見知らぬ男がカメラに映り込んだのに驚いて叫び声をあげた。こいつはどこの誰で、一体いつ家に入り込んだのか。身構えながら問い詰める時冬だったが、男は訳の分からないことを話し始めたばかりか、時夏(じ・か)の名前を口にしたではないか。「妹に何かしたのか」――怒って殴りかかるも、あっさり返り討ちに遭う時冬。そこへ現れた時夏は…。

作品詳細

「時冬(じ・とう)の情報が入った」―時夏(じ・か)は謎めいた電話に誘われ、弁論大会をすっぽかしてしまう。行方不明になっている兄につながる情報なら、背に腹は変えられないのだ。しかし、約束のネットカフェで待っていたのは軽薄そうな若い男。情報提供料を支払って手に入ったのは、兄が遊んでいたと思しきオンラインゲームのアカウントだけだった。そこに残されていた「観覧車で会おう!」というメッセージを目にして、遊園地へと駆けつける時夏。観覧車のカゴの中に、兄らしき人影を見つけたその時、世界は動きを止め…。

キャスト

ジャオ・インボー ダイ・ユンファン ウー・チエンイン ジャオ・ウェンハオ ガオ・ズーチー ダイ・ヤーチー ジャオ・シン ジアオ・ハオ リウ・ジーウェイ ジャン・ズージエン ウー・イージア フー・シージー ニエ・ズーハオ ジアオ・ハオ

スタッフ

[監督]チウ・ユー[脚本]ユージエ/ガオ・フイ/ソン・ヤン/ジュー・シュエン/ジョン・ジンフォン[撮影監督]ジャオ・リン[美術監督]チン・ミンシー[アクション監督]ルー・シアオドン[編集]ダイ・ゾン[ヘアメイク]ジー・ウェイホァ[音楽]ワン・コー[VFX]チャールズ・リー/イエ・レンハオ

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