セックス・アンド・ザ・シティ シーズン5
キャリーにとってはニューヨークという街こそが運命の恋人かもしれないが、ジャック・バーガーにも“ビビッ”ときてしまう。
- エピソード
- 作品詳細
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第1話 恋人はNY
一生にほんとの大恋愛は何回できる? キャリーは、その答えを探すうち、もし、大恋愛の相手が1人だけだとしたら、自分の相手はニューヨークだ、という結論を出す。トレイと別れたものの、まだ元夫の面影を引きずっているシャーロット、これではいけない、誰でもいいからセックスして、新しい人生を始めようといつものシャーロットらしからぬ決心をする。サマンサは、いくらリチャードが謝っても、ふざけるなとばかり、決して許そうとしない。でも、本心では未練たっぷり。そして、数々の嫌がらせにも負けず、詫びを入れるリチャードに、もう一度チャンスを与えようかという気になる。ミランダは、ブレディの世話でてんてこ舞い。以前のように、キャリー達と自由に遊べなくなったこと、また子供を産んで頭の回転が悪くなったことを嘆く。
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第2話 愛こそすべて
男日照りの続くキャリー、コラムのねたがないと苦しむが、思いがけなくいい話が入ってくる。なんと、キャリーのコラムが本として出版されるというのだ。ミランダは、スティーブがどうしてもブレディに洗礼を受けさせたいと言い出したため、洗礼の儀式を行うことをしぶしぶながら、承知する。そして、子供のゴッドマザーは、キャリーに頼む。サマンサは、リチャードの「本気で君に惚れた自分が怖くなった」というくさいセリフと、大きなダイヤのプレゼントに負け、よりを戻すことに…。シャーロットは、またいい出会いをつかもうと自分なりにいろいろと努力する。傷ついても傷ついても前向きに生きる、そのけなげな姿に、キャリーは感動する。
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第3話 恋愛に勝つ確率
シャーロットの36歳の誕生日にキャリー、ミランダ、サマンサの4人はアトランティックシティーに出かける。サマンサの恋人リチャードが、自分のホテルにスイートを取ってくれたのだ。男日照りの続くキャリーは、このまま1人で年を取っていく可能性大だと考え、恋愛より女同士、友情を深めることに努力する。が、ミランダは、子供を産んでから、自分のことで精一杯、友達に気を使っている余裕も体力もない。シャーロットは、独身のまま36を迎えることにいらだち、サマンサは、リチャードが浮気しないかで頭は一杯。4人の心がばらばらなのを見て、キャリーは落ち込むが、自分が人生から逃げ、友達の中に隠れようとしていたと気づく。
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第4話 魅惑のカバーガール
キャリーは、自分の本の表紙の撮影に何を着るかで頭を悩ます。サマンサが協力を申し出るが、サマンサの選んだ衣装はまるで高級娼婦。キャリーが文句を言うと、サマンサは、自分が宅配の男にフェラチオをやってる現場を見たから、そうやってイチャモンつけるのだと、怒り出す。どうやらリチャードと別れて以来、鉄のように強かったサマンサに変化があったようだ。ミランダは、集団ダイエットに参加、そこで知り合ったトムといい仲になる。シャーロットは、恋愛をやり直す本を求めるが、その手の本を読むのが、男にまるでもてなさそうな女達であると知ってショックを受ける。
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第5話 “プラスワン”は孤独のコードネーム
出版記念パーティーが開かれることになり、キャリーは大忙し。そんな中、新たな出会いがある。彼の名はジャック・バーガー。漫画家で、ややオタクなところがあるものの、知的で女にこびていない。キャリーは、会った途端に惹かれるが、バーガーには同棲している彼女がいるという。ミランダは、ウォーカーと再会。ベッドインにこぎつけるが、ブレディが泣き出し、オーガズムに達することはできなかった。それでも、男より息子がかわいいと思うのだった。シャーロットは、ハンサムなお坊ちゃんといい仲になるが、バニーにジャマされ、あっけなく破局を迎える。サマンサは、ケミカルピーリングのせいで、ひどい顔になる。
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第6話 恋愛に関する悪いウワサ
キャリーの本の批評がタイムズに出た。ほめてあるのだが、男はポイ捨て可能、独身女も強いと評され、キャリーは落ち込む。その上、キャリーの後、エイダンと付き合ったというおしゃべり女ニナが、街中にキャリーの悪口を言いふらしている様子。キャリーは、自分は本当にそんな悪いことをしたのかと落ち込む。ミランダは、育児でへろへろ状態。同じアパートに住む若い母親に助けられる。シャーロットは、敏腕弁護士ハリーのおかげで、トレイと住んだアパートをもらえることになる。またサマンサはサマンサなりにミランダをサポートしようとする。
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第7話 “ビッグ”ジャーニー
キャリーは本の宣伝のため、サンフランシスコに行くことになった。サマンサを誘って寝台列車に乗り込んだキャリーだが、列車の中は面白いことは一つもない。息苦しさにうんざりする。サンフランシスコでは、ビッグと再会を果たすが、セックスしたくてたまらないキャリーに引き替え、ビッグは本の内容が気になって仕方がない様子。君を傷つけるならセックスはできないとまでのたまう。がっかりするキャリー。シャーロットは、思いがけず、ハリーに愛を告白され、好きでもないのに寝てしまう。その上、そのセックスがよかったから、戸惑ってしまう。それでもアンソニーの助言を受け入れ、100%セックスだけの関係を築こうとする。
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第8話 (最終話) 新たな恋の予感
ゲイのピアノ弾き・ボビーが、金持ちの女性ビッツィーと結婚することになった。キャリー、サマンサ、ミランダ、シャーロットの4人はハンプトンズで行われる式に出席するが、みんなの関心はどうして2人が結婚に至ったか、その一点。しかし真相は誰にもわからない。ハンプトンズでバーガーに再会したキャリーは、彼が彼女と別れたことを知る。そして、デートに誘われ、新たな恋の予感に胸を躍らせる。シャーロットはハリーとうまくいくのだが、ネックはハリーがユダヤ人だということ。ユダヤ人は結束が強く、ユダヤ人同士でないと結婚しないのだ。サマンサは、別れたリチャードの別荘を借りて、盛大なパーティーを開く。
作品詳細
キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)にとってはニューヨークという街こそが運命の恋人かもしれないが、ジャック・バーガー(ロン・リビングストン)にも“ビビッ”ときてしまう。母親になったミランダ(シンシア・ニクソン)は育児にヘトヘトだが、新たな生活に慣れていく。シャーロット(クリスティン・デイビス)は、ハリー(エヴァン・ハンドラー)との関係にハラハラ。サマンサ(キム・キャトラル)は、ホットなクライアントのせいで冷静さを失ってしまう。