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鳳囚凰 ~陰謀と裏切りの後宮~
鳳囚凰 ~陰謀と裏切りの後宮~
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鳳囚凰 ~陰謀と裏切りの後宮~

主演は、中国で人気急上昇中の若手イケメン俳優、宋威龍(ソン・ウェイロン)。ヒロインには、若手ながら演技派として活躍中のグァン・シャオトン。人気プロデューサー ユー・ジョンが手掛ける中国ラブ史劇超大作!

2018年

字幕

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第1話

    宋の第五代皇帝劉子業は悪政をしいており、劉子業の実の姉である劉楚玉も、弟同様、贅沢な生活を好み、身の回りの世話をさせる男たち・門客を引き連れ欲を満たす放蕩ぶりであった。そんな皇帝たちの暴君ぶりを憂いた劉一族の湘東王・劉ユーと建安王・らに請われ、天機閣は子業を暗殺する刺客・朱雀を用意する。ある日、牛車の牛が暴れ出し楚玉が池に転がり落ちると、潜んでいた朱雀が現れ楚玉と入れ替わることになり…。

  • 第2話

    朱雀は子業暗殺計画を進めるために、楚玉に対して謀反を企てていた門客の江淹と桓遠たちを利用することを思いつく。この事件を口実に、朱雀は全ての門客を査定し、才能のあるものは士官させ、無能なものには暇を出すと決め、一番の側近である門客の容止にその指令を伝えるのだった。そして、記憶を無くしたふりをする自分に対して不審感を抱き始めている容止のことも、公主府から追いやろうとするのだが。

  • 第3話

    容止に対抗するため、桓遠を味方につけることにした朱雀は、桓遠とある場所に出かけることに。しかしこれを聞きつけた容止は、公主暗殺の機会を狙う桓遠を用心し、逃げる力を封じる丸薬を桓遠に飲ませるのだった。都に不慣れな朱雀らは裴述という若者に助けられ、目的の場所であった名門貴族の王意之が催す曲水の宴に赴く。朱雀はそこで、桓遠に詩作の才を発揮させ、手なずけることを目論んでいたのだった。

  • 第4話

    朱雀が劉子業の元に参内すると、劉ユーと建安王らが子業に虐げられている最中だった。本物の楚玉でないことを子業に悟られぬよう、朱雀は平然として振る舞おうとするが、子業が楚玉の匂いがいつもと違うと言いだして朱雀を驚かせる。容止が朱雀に持たせた匂い袋の香りに、子業と楚玉を強く結びつける要因があると分かった朱雀は、香りの成分を探るが、配合の秘密を知るのは容止だけなのだった。

  • 第5話

    暗殺を実行するため、朱雀は子業にお忍びでの外出に誘う。しかし、沈太尉によって外出を阻まれ、さらに公主に対しては皇宮への出入りを控え、子業を窮地に陥らせるようなことをさせないようにと、警告されてしまう。公主府に潜入していた幼なじみの粉黛は朱雀に沈太尉を殺すべきだと助言するが、宋の重臣である沈太尉を殺せば民を守るものもいなくなると朱雀は反対する。そこで朱雀は新たな策を練って…。

  • 第6話

    病に伏せっている皇太后を見舞った際に、朱雀は偶然にも皇太后が楚玉の双子の妹を始末しようとしたこと、そして自分こそがその妹の楚シウであったことを知ってしまう。皇太后の身を案じた朱雀は、容止に助けを求めるが、皇太后は衰弱して治すことはできないと宣告されてしまう。天師の天如鏡により、自分の出生の真実を理解した朱雀は深く傷つき、再び皇太后の元を訪れて、あることを告げるのだった。

  • 第7話

    容止や自分の出生のことを巡り朱雀と天如鏡は口論となるが、朱雀は自分の運命は自分で決めると怒ってしまう。子業が実の弟と知って情がわいてしまった朱雀は、気持ちが揺れ始め、容止に相手が誰かは明かさずに殺したい人がいるという悩みを打ち明ける。迷うのであれば思い留まるべきだと容止に助言された朱雀は、子業が改心して良き皇帝となれば殺さずにすむと考え、自ら教育することを決意する。

  • 第8話

    子業暗殺が進まないことに不満を抱く閣主は、粉黛を呼んで10日の内に遂行できない場合は処分すると朱雀に伝えさせた。朱雀が子業に、童歌に逆上した理由を問うと、皆が自分を偽の皇帝だと言っているのが許せないからだと言い、自分を邪魔するものは皆殺しにすると騒ぎだしてしまう。そして、密偵の疑いをかけられて連れてこられた門客の墨香をその場で殺すように命じてしまうのだった。

  • 第9話

    逃亡した義陽王・劉昶と、それを手助けした琴の名手・道成らと偶然出くわした朱雀と容止は、二人を城外に逃そうとするが、沈太尉が現れ行く手を阻む。しかし、容止の機転で劉昶を逃がすことに成功した一行は、そのまま王意之の元に身を寄せていた天如鏡を探し出し、子業が良き君主となる手助けを再び求める。朱雀に賛同することを決めた天如鏡は、朱雀と共に上訴状を子業に渡しに向かう。

  • 第10話

    刺客となって朱雀を襲った鶴絶から逃れる為、朱雀と容止は崖の下に暫く身を潜めていた。公主不在となっていた公主府に、突然子業が訪れ、傍若無人に振る舞い家臣達は慌てふためく。罪のない侍女たちを虐殺する子業に怒りを覚え、朱雀のためにも自ら子業を暗殺することを決意した粉黛は、おとりとなって子業に身を捧げることに。公主府に帰って事態を知った朱雀は、慌てて子業の元に向かうのだが…。

  • 第11話

    粉黛を殺された朱雀は、閣主に粉黛の敵討ちのため、再び子業暗殺のチャンスを求める。朱雀に最後の暗殺の使命を与えた閣主は、粉黛と姉妹ように育ってきた朱雀が今度こそ暗殺を実行することを確信するのだった。一方、門客の墨香も粉黛が殺された悲しみを胸に、子業暗殺への計画を実行していく。墨香は湘東王の味方につくふりをして、衛兵や沈太尉の甥である沈攸之を買収し、沈攸之の裏切りによって沈太尉は子業から死を賜ることになる。

  • 第12話

    子業の怒りを買い、軟禁状態となり危険な立場となった朱雀であったが、子業暗殺の機会を得るために公主府にとどまる。そんな折り、容止が突然倒れて瀕死の状態に陥ってしまう。容止の治療薬を得るために朱雀の見張り役となってつきまとうフー馬を阻止し、潁水まで行くことにした朱雀であったが、それは容止が朱雀を守る為に都から遠ざけようとする作戦なのだった。朱雀の部屋に向かう途中、侍女の幼藍が杯に薬を仕込んでいるのを発見したフー馬は…。

  • 第13話

    子業が開いた厄払いの儀式の席で、反体制派たちがついに子業を殺そうと動き出す。朱雀もその場で子業に矢を向けるが、とどめをさせずその場を離れるが、追ってきた反体制派の兵隊たちによって子業はついに殺されてしまう。逃げる途中、フー馬に追い詰められた朱雀は永訓宮の秘密の抜け穴から脱出し、姿を消すのだった。子業が死に、劉ユーが皇帝になると、子業の弟・劉子尚と劉楚玉に自害を命じ、兵を放つのだった。

  • 第14話

    容止との決別を決めた朱雀は桓遠らと冀州へ向かい、容止は魏国へと戻っていた。宋王朝と魏国の争いが激化していく中、朱雀たちも足止めをされ、逃げ場を失っていく。沈攸之は魏軍に准西を取られるも、劉ユーには戦に勝利したと嘘の軍報をし、劉ユーを喜ばせていた。そこに天如鏡が現れて、今こそ戦場に向かい皇帝が指揮をとるべきと助言を与え、劉ユーは自ら冀州に向かうことにする。

  • 第15話

    容止は朱雀を守るため、陳白を冀州差し向け脱出させた。劉ユーが冀州に到着して宋軍の指揮があがり、魏軍は劣勢となっていることに臣下の宇文雄は懸念するが、容止は魏にとって最良の策を既に考えていた。魏にむかう途中、冀州から追われて、飢え苦しむ庶民の姿を目にした朱雀は、魏の統率者として無実の民を苦しめる容止に怒りと強い不審感を抱くのだった。勢いづく劉ユーの前に天如鏡が現れ、容止が宋王朝を危うくすると忠告を与えるが…。

  • 第16話

    天如鏡の策略と侍女の幼藍の裏切りにより、朱雀を人質に取られてしまい、追いつめられた容止は、最後に朱雀と話す機会を得る。そして容止は朱雀の気持ちを拒んだ理由を打ち明け、共に崖から飛び降りようと誘うが、民を虐殺したのが容止だと思っている朱雀は受け入れられず、容止は一人身を投げてしまう。容止の死を嘆いた花錯は自ら腕を切り落とし、墨香は朱雀に本当に民を苦しめた人物が誰なのかを告げるのだった。

  • 第17話

    舞台は北魏、皇帝の拓跋弘が出家を望み摂政王を立てようとしていた。中書省侍中趙斉は、昌黎王・容止を推すが、康王・拓跋ユンを指示する大臣もあり、朝議は荒れる。娘の馬雪雲が容止と恋仲である丞相の馬中良は、皇帝の前で言葉巧みに容止を推挙する。しかし、娘と容止の関係は認めようとせず、雪雲から離れるなら今後も朝廷で味方をするが、権力争いに巻き込むようなことがあれば、縁を切ると容止に条件をつきつけるのだが…。

  • 第18話

    宋からの使者・何山がやってきて、木彫りの人形を皇帝に贈った。この人形の謎かけが解けたら無条件で和議を受け入れると挑戦され、摂政王となった容止と康王が謎解きに挑むことに。康王がいち早く答えを出すが、宋の公主の望む答えを出したのは、容止であった。両国の和議として姻戚関係を結ぶことを求めた宋は、公主と同じ答えを出した容止を公主の嫁ぎ先と決め、容止は雪雲と公主の二人を娶ることになってしまい…。

  • 第19話

    宋の公主・楚玉が容止に嫁ぐが、容止は雪雲を大事にして楚玉とは衝突ばかりしていた。朝議では、大臣たちが災害の復興や軍事力と俸禄不足などの問題を訴え、康王は増税を提案するが、馬丞相は増税に反対を唱える。康王が容止に解決策をせまると、容止は増税せずに3日で軍の俸禄も用意すると約束をして大臣達を驚かせる。容止が準備した軍費が私財だと疑った康王は、容止の家から運び出された荷物を奪いとり、皇帝の前で中身を確かめようとする。

  • 第20話

    容止の依頼を受け、霍軍の総帥・霍シュェンはジン州の刺史らを集めて食料の援助を依頼するが、自分たちの生活も苦しいと拒否され、更には女だということで馬鹿にされてしまう。そこで霍シュェンは皆に鯉のなますを振る舞い、食べたものは皇帝と同じ名前(字)のつく魚を食べた反逆罪を着せて殺し、軍費を無理矢理出させることに成功する。その頃、都では宋の使者の名をかたった男の不審な死を容止らが調べはじめていた。

  • 第21話

    朝廷内での権力争いに巻き込まれた楚玉は、家臣の何山が人を殺した罪の責任と、第八皇子の拓跋羽の命を狙った疑いをかけられるが、皇帝の前で容止らの援護を受け、身の潔白を証明する。皇帝は宋の人間を退去させる命令を撤回し、拓跋羽と侍女の香茗を処罰することに決めるが、事件の黒幕は明らかにならないのだった。その頃、霍シュェンはジン州の民が過剰な税を取り立てられ、苦しんでいるのを目にする。軍費を刺史の劉が城内のどこかに隠していると考えた霍シュェンは…。

  • 第22話

    容止が務めとして楚玉の部屋で一夜過ごしたことを、側室の馬雪雲は許せなかった。容止を奪い返そうと企む馬雪雲は、楚玉から譲り受けた紅に毒が入っていたと訴え、医者から堕胎の告知を受けたと容止に泣きついた。母体を守るために、容止は自ら堕胎薬を馬雪雲に与え、怒りをあらわにする。馬雪雲によって犯人に仕立て上げられた楚玉は、皇太后と容止の前で、自分の紅には毒が含まれていないことを証明しようとする。

  • 第23話

    街で酒を飲んで酔っ払った楚玉を迎えにきた容止は、楚玉から魏でも宋でも自分は孤独だという不満を聞かされ、不憫さを感じる。しかし酔って暴れたのは楚玉の演技で、実は雪雲の味方ばかりする容止に仕返しをする作戦なのだった。その頃、後任のジン州刺史が決まり、趙侍中が霍シュェンの軍に慰問に訪れていた。大臣らから霍シュェンへの不満が高まる中、趙侍中が警告に向かったと思われ、容止は何か騒ぎが起こると心配をする。

  • 第24話

    ジン州を攻めてきた反乱軍に対抗するために、霍シュェンは罪人として捕えられていた者たちの中から選ばれた人間を兵士にした。その中で霍シュェンは、他の囚人とは異なる顧歓に目をつけ、身辺を調べることにする。その頃、魏では容止が病に倒れ、楚玉が看病で側についていたが、これを知る側室の雪雲は、内心穏やかではなかった。そして康王は、霍シュェンとそっくりな妓楼で働いていた楽蘊を側に置くようになっていた。

  • 第25話

    容止毒殺に失敗し、康王府に逃げこんだ刺客を寝室に隠した楽蘊は、自分は密偵だったことを明かす。しかし今は康王に寵愛された恩返しをしたいのだと語り、逆に康王の心を掴んでしまう。康王への疑いが深まる中、陛下と皇太后の前に馬中良が訪れ、今回の騒動は平城とジン州で問題が続く中で、利を得ようとする輩の策かもしれないとの忠告をする。その意を汲み、皇帝は霍シュェンや康王の処遇を保留することを決めるのだが…。

  • 第26話

    康王の学友・斉恒は、刺客を隠した康王を案じるが、康王はこの一連の騒動が、容止が霍シュェンを助けるための作戦だったことを見抜いており、楽蘊にも当初から密偵として疑いの目を向けていたのだった。その頃、ジン州では霍シュェンが囚人たちを鍛え始めていた。副将の王沢から囚人の一人である顧歓が優れた医者で、劉刺史の義弟の虐待から民を救うために刺史府の人間を毒殺したことを聞いた霍シュェンは、顧歓に特別な任務を与えるようになる。

  • 第27話

    媚薬を使って楚玉を貶めようとした雪雲だったが、容止が楚玉らを救いだしていた。容止は、香炉を届けた侍女を雪雲への戒めとして処刑し、事を治めた。楚玉も怒って雪雲を追求しようとするが、侍女の蘭若から馬丞相との争いとなるのを避けるべきだと助言され、心を鎮めるのだった。一方ジン州では、反乱軍との決戦を目前にしながら、霍シュェンが刺客に刺されてしまう。これを聞きつけた役人と囚人達が騒ぎ出して…。

  • 第28話

    体調が優れず、再び容止は床についてしまう。医師に処方された薬に、補助薬を加えたものを雪雲が容止に与えるが、雪雲はその薬に自分の腕の肉を切って加えて調合したと打ち明ける。容止は、その話を信じて雪雲に感謝をするが、侍女の婉児が腕の肉を切られたことを知った楚玉は、容止に雪雲が嘘をついていると訴える。しかし容止は自らの腕に傷がある雪雲を疑うこともできず、婉児を処分するに留めてしまうのだった。

  • 第29話

    魏の国に災いをもたらすとして楚玉は監禁10日の後に処刑を余儀なくされてしまう。裏に天闕宮の祭司らによる陰謀を感じる容止はこれを阻止しようとするが、祭司側は、災いは宋の公主がもたらしているとし、容止の訴えを拒むのだった。そんな折り、康王が城内で宋の人間を捕らえ始めていた。これを聞いた容止は、さらに康王との対立を深め、再び床についてしまう。そんな容止を雪雲が看病するのだが…。

  • 第30話

    楚玉が処刑されるところに、霍シュェンが現れる。そして皇帝に、楚玉が宋の司馬君に霍シュェンを人質に取り辺境の地を奪えと指示した文を渡す。康王は、全ての黒幕は楚玉だとして楚玉の処刑を促そうとするが、霍シュェンの証言により、文は魏国の人間が書いた偽物で、霍シュェンが捕らえられたのも、容止と楚玉を陥れようとする者の陰謀だと明らかになる。しかし、楚玉に祭司殺害の罪を着せた典儀官は自害を図り、真相は闇の中に葬られてしまう。

  • 第31話

    道端で休んでいた楚玉の前に天如鏡が現れ、宋に帰るよう勧めるが楚玉はそれを拒む。雪雲は楚玉が戻ったと知ると、楚玉は宋の刺客と通じていると噂を流す。容止は噂を打ち消すため、自分が沈将軍に命じて救い出したということにする。容止は雪雲に対して、自分まで蔑まれるようなことをしたと罰を与えたため、馬丞相の怒りを買う。一方、康王は斉恒に命じて、容止の池の水を汚染して真珠魚を死なせたが、容止は康王の陰謀だと察し、それを逆手にとる策を講じていた。

  • 第32話

    霍シュェンは康王に呼ばれ、愛していると言われるが強固に康王を拒む。楚玉は容止から外出を許してもらえず、退屈そうにしている。蘭若はそんな楚玉に影絵芝居を見てはどうかと提案したが、それは容止が楚玉を喜ばせようと準備したものであり、容止は自ら、影絵で楚玉の叔父・建康のふりをして楚玉を慰める。結局、容止が演じていたことを知ってしまうが、楚玉は容止の優しさを感じる。2人で仲睦まじく影絵芝居を見る姿を目撃した雪雲は嫉妬に燃える。

  • 第33話

    拓跋弘は祝いの宴で紅袖の舞に魅せられ、封貴人として迎える。楚玉は宮中の女性たちから侮辱されて怒りをあらわにするが、紅袖が楚玉を止めに入る。雪雲は馬丞相に楚玉を殺すよう頼むが、丞相は時を待つよう言い聞かせる。七夕の日、楚玉が清越と灯篭流しに出かけるようとすると容止も一緒に行くと言う。しかし、そこへ、碧喜が、雪雲が重い病だと容止を呼びに来て、容止は雪雲のもとへ。楚玉たちが灯篭流しをしていると、康王と楽蘊が現れ、庶民の欲をあおり、1人が川で溺れ死ぬ。楚玉は仕返しに灯篭に細工をしたというが…。

  • 第34話

    朝議の場で、康王は楚玉が灯篭に忍ばせた宋の密偵と接触した証拠の文を拓跋弘に渡す。霍シュェンは羌族の使臣を呼び、康王が羌族の商人を宋の密偵と勘違いし、宿に踏み込んで1人を死なせ、他の者を牢獄したという昨夜の顛末を話す。拓跋弘は羌族との交渉役から康王をおろし、それを容止に命じる。摂政王府に戻ると、霍シュェンは康王の行動に合点がいかないと、容止に質問を投げかける。容止は自分が仕掛けた罠だと語るが、それを部屋の外で聞いた楚玉は自分が権力闘争の駒にされたと腹を立てる。

  • 第35話

    馬丞相は雪雲の行動を大目に見てくれと容止に頼みに来る。容止は雪雲に政略結婚だと割り切るように言うが、雪雲は聞き入れない。容止が去ると雪雲は碧喜に楚玉を見張るよう命じる。霍シュェンはある思いを秘めて容止を訪ねるが、思いを伝えられないまま外出する。雪雲は楚玉が縁日に出かけたと知ると康王府にその情報を流す。縁日で清越が目を離したすきに、楚玉は護衛の沈将軍に「王妃を見失った」と容止に伝えるように命じて帰らせてしまう。楚玉が泣いている子供に話しを聞いていると櫓が倒れてくる。

  • 第36話

    雪雲は病に伏せるが、容止はそれでも冷たい。楚玉は容止に、楚玉を思いやることを条件に雪雲を許すと話す。容止が文机でうたた寝していると、雪雲が現れて血を補う粥を作ったという。容止は雪雲を思いやる言葉をかけるが、「抱きしめて」と言われて延ばされた手を思わずかわす。楚玉が宣光殿に行くと皇太后、雪雲に札遊びに誘われる。一勝負終わると、雪雲は象牙牌をしようと提案するが、札は紅袖の手元にあるという。楚玉は雪雲に促されるまま共に紅袖の下に向かうが…。

  • 第37話

    容止と霍シュェンは、牢にいる楚玉に真相を聞きに行く。容止は、楚玉の潔白を証明すると強く言い、霍シュェンは複雑な気持ちになるが、協力を約束する。馬丞相は雪雲が言い残したことがないかを碧喜に問いただしに行く。そこへ現われた容止は、殺されたなら遺言はないはずだと、自害をほのめかす。馬丞相は、楚玉への復讐幇助を条件に康王と手を組むことにする。霍シュェンは王沢の話からヒントを得て、顧歓の下へ相談に行き、検死で自殺か他殺かが分かると知ると、容止と共に検死をしようと試みるが…。

  • 第38話

    馬丞相は退官をちらつかせて、容止に復讐しようとする。高官たちもこれを機に容止を失脚させようとする行動をとり、拓跋弘は楚玉を処刑せずにはいられない立場に立たされて苦悶するが、容止に自ら楚玉を処刑させるという聖旨を出す。馬丞相が雪雲の棺を伴って町に出ると、そこへ康王が楚玉を連れてくる。大衆が集まり、楚玉を殺せと口々に叫んでいるところへ容止が現れる。公衆の面前で小刀を差し出され、康王に処刑を促された容止は、刀を手に取る。

  • 第39話

    馬丞相は康王に帝位を奪取しろとけしかける。容止は拓跋弘の命令に背いたことを謝りに行った際に、馬丞相の矛先が今回は自分であったが、楚玉を処刑したとしても、次はくすぶった怒りが拓跋弘に向けられかねないと忠告をする。拓跋弘が容止を許した様子を見た太妃は怒りを爆発させる。もどかしい康王に太妃は説教をするが、康王はそんな太妃にうんざりする。康王は、拓跋弘の恒例の西山への狩りに同行して、自分の考える布陣と戦法を狩りに応用して説明すると申し出る。

  • 第40話

    拓跋弘が落馬したとの報告が入り、容止は沈遇も伴わすに1人で出かけていく。落馬したという知らせは内密にされ、胸騒ぎがした楚玉は、皇太后は知っているのかを沈遇に探らせようとする。しかし、宮中に入ろうとしたその時、沈遇は彭戈に捉えられてしまう。康王は意識が戻った拓跋弘に、不満と恨みをぶつける。出かける前の康王の様子が変だと感じた楽蘊は、康王の部屋に入り、燃えかけた中書省の密書を見つけると、楚玉にそれを見せて西山で何かが起こると告げる。

  • 第41話

    自分が拓跋弘を陥れたとばかり思っていた康王は、拓跋弘から事の真相を告げられ愕然とする。鷹揚そうに見える拓跋弘だが大臣や親族のもとに密偵を送り込んで常に監視していたことが次々と露呈する。拓跋弘のもとに戻ると、容止は身内の康王や自分を欺いた拓跋弘を非難する。霍シュェンが容止と入れ替わりに現れ、康王が拓跋弘を殺めなかったのも、容止が責務をなげうって西山に駆け付けたのも、親族の情から出たことだと意見を述べる。しかし、拓跋弘はそれを笑い飛ばす。

  • 第42話

    康王は斉太妃が首を吊っているのを発見する。太妃は康王の罪をかぶって自害したのだ。康王は乱心し、奇怪な行動をとるようになる。元々は容止の密偵だった楽蘊だが、そんな康王に一生をかけて償いしたいと容止に申し入れ、容止はそれを許す。皇太后の前で霍シュェンの手柄を褒める楚玉に、皇太后は釘を刺す。その意味が分からなかった楚玉だったが、天如鏡に容止が霍シュェンの誕生祝いをしているところに連れていかれ、自分の恋敵は霍シュェンなのだということを知る。

  • 第43話

    摂政王妃となるために正々堂々と腕比べをしたい、と拓跋弘の前で言い放った楚玉と霍シュェン。二人は、軍で経験を積んだ霍シュェンだけが有利にならないよう、3つのお題で競うことになる。1つ目は「与えられた1000金で民を喜ばせる」。2つ目は「貧しい民を10日間で富ませる」。楚玉も霍シュェンも拓跋弘を唸らせる妙案を繰り出し、互角の闘いを続ける。1対1で迎えた3つ目のお題は何だろうと周囲がざわつき始めたある日、不可解な事件が起こる。

  • 第44話

    流杯殿の夜回りをしていた宦官が、全身の血を抜かれた死体で発見される。朝、発見されたときに戸は閉まっており、被害者が誰かと争った形跡もない。そして、3つ目のお題は「事件の謎を解き下手人を捕らえること」に決まる。楚玉と霍シュェンは、流杯殿にまつわる話を耳にし、人々が事件は幽霊の仕業だと信じていることを知るが、真相が掴めないまま、新たな死人が出てしまう。そんな中、あることに気づいた霍シュェンが、驚きの事実を暴いてみせる。

  • 第45話

    霍シュェンは、流杯殿での不可解な死が吸血蝶の仕業だったことを解明する。だが、誰が蝶を育て、仕込んだのかが分からない。皇太后は、謎を解いた霍シュェンこそが犯人だと言い張るが、外地で戦う霍シュェンに蝶の飼育などできるはずがなかった。そのとき、先帝が生きていた頃から仕えている侍女が、復讐のために自分が犯した罪だと告白し、皇太后の過去の行いが暴かれる。拓跋弘は、3つ目のお題は霍シュェンの勝利だと宣言し、敗れた楚玉は平城を去る決意をする。

  • 第46話

    楚玉は、平城を離れる日が近づくにつれ落ち込んでいく。容止は、そんな楚玉を慰めるために寺へと連れ出すが、菓子を買っている間に楚玉がいなくなってしまう。楚玉は、寺に現れた天如鏡を追いかけ、閣主が自分を魏に送り込んだ理由を問い詰めていた。楚玉は、自分は容止が皇帝になるためのいけにえに過ぎなかったのだと思い、衝撃を受ける。そんな中、自害した斉太妃の姿を見て以来、乱心し奇怪な行動を繰り返していた康王の屋敷で火事が起きる。

  • 第47話

    霍シュェンは、古傷が治らないため出征もできず、統帥としての役目を果たせないと、辞表を提出する。拓跋弘の説得にもかかわらず、霍シュェンの決意は揺るがない。いよいよ平城を去る日、霍シュェンは拓跋弘と別れの杯を酌み交わす。そこへ、3年前に霍シュェンから莫大な財物を奪われたというジン州の富豪たちから訴状が届く。王沢の証言により、霍シュェンは略奪の罪を負い、拓跋弘は霍シュェンを殺せと命じる。だが、ついに追い詰められた霍シュェンの前に、王沢が立ちはだかり、その胸に剣が突き刺さる。

  • 第48話

    拓跋弘が再び霍シュェンを殺せと命じたとき、容止が現れ、悪徳富豪からの略奪を命じたのは自分で、霍シュェンは従っただけだと釈明する。拓跋弘は激しい頭痛を訴えその場で倒れる。霍シュェンは容止に別れを告げ去っていくが、側には顧歓の姿があった。無事に都を離れ、山道を進む霍シュェンと顧歓。初めは顧歓を邪険にしていた霍シュェンも、顧歓の献身的な愛のおかげでしだいに心を開いていく。その頃、天機閣は、意外な人物に、朝廷に復活するための強力な援助を申し出ていた。

  • 第49話

    側室、紅袖からの助言もあり、康王の葬儀を執り行おうとする拓跋弘は、容止たちに喪服を用意する。だが、容止は、康王は拓跋弘を裏切った謀反人であり、喪に服せば逆臣の扱いを変えることになる、と喪服を破いてしまう。拓跋弘は、容止に謹慎処分を下し、彭戈には、逃げた霍軍を接収するよう命じる。一方、霍シュェンと顧歓は人里離れた山中で暮らし始め、二人だけで婚礼を挙げる。そんな中、拓跋弘は体調不良が続き、3日も朝議を欠席してしまう。

  • 第50話

    彭戈が、霍軍の居所を突き止め、霍軍を引き渡すよう副帥の霍超に詰め寄る。一触即発の空気が漂ったとき、霍シュェンが現れる。霍シュェンは、霍軍を3日以内に引き渡すと誓い、彭戈も了承し去っていく。だが、後日、突如家に押し入った兵士に霍シュェンが刺され、怒りに震えた顧歓は復讐を決意する。一方、康王の葬儀に康王本人が現れ、拓跋弘は大きな衝撃を受ける。そして、拓跋弘の子を身ごもる紅袖が、恐るべき企みのために多くの人を欺き拓跋弘の命をも狙っていたことが明らかになる。

  • 第51話

    蕭道成が軍を率いて彭城に攻め入ろうとし、驚く楚玉の前に、霍軍率いる霍超と顧歓が現れ加勢する。だが、そこへ霍シュェンが駆けつけ、顧歓の驚くべき正体を暴く。霍シュェンは、大義がどうであれ、魏の民を犠牲にしたことは許せない、と顧歓の腹を刺す。そして「愛している」と言いながら血を吐く顧歓の剣を自身の腹にも刺すのだった。一方、康王は拓跋弘との決闘に敗れ、命を落とす。天如鏡に連れられ宋に戻った楚玉は、皇帝、劉ユーの考えで容止との取引に使われようとしていた。

  • 第52話 (最終話)

    容止の勢力拡大を恐れた拓跋弘の要請で、皇太后が撤退命令を出し、容止は楚玉を連れ兵を率いて都へ急ぐ。途中、拓跋弘に呼ばれて北郊に赴いた容止は、そこで軍の返上を誓うが、造反を恐れる皇太后から毒をのまされる。容止は毒の回り始めた体で必死に楚玉と逃げる。数年後、拓跋弘の急死に伴い、紅袖が産んだ子が皇帝となり、皇太后は、太皇太后と呼ばれ絶大な権力を掌握する。そして、宋には、毒で視力や脚力を失っていた容止と穏やかにほほ笑む楚玉の姿があった。

作品詳細

公元464年、南宋では若き皇帝・劉子業が即位し、残虐で勝手な悪政をしいていた。劉子業の実の姉である劉楚玉も、弟同様、贅沢な生活を好み、身の回りの世話をさせる男たち・門客を引き連れ欲を満たす放蕩ぶりであった。そんな皇帝たちの暴政に謀反を企てる江湖の一派より、劉楚玉の替え玉として、楚玉とそっくりな朱雀を送り込み、劉子業暗殺を企てる。うまく楚玉になりすまし、劉子業を狙う朱雀だったが、楚玉の一番の側近である容止に察知され、その正体を問われることになるが…。

キャスト

グァン・シャオトン ソン・ウェイロン バイ・ルー チャオ・ルースー ウー・ジンイエン

スタッフ

[監督]リー・フイジュン

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