はぴまり~Happy Marriage!?~
借金の肩代わりを条件に、自身が勤務する会社の社長と契約結婚したOLの千和。
予告編
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第1話 突然のプロポーズ
父親の作った借金を返すため、昼はOL、夜はキャバクラで働く23歳独身の小鳥遊千和(清野菜名)。23年間、ほぼ彼氏ゼロ。そんな千和が、ある日突然、「借金返してやるから、俺と結婚しろ」とプロポーズされる。超上から目線のプロポーズをしたのは、年収5,000万円のイケメン・エリートサラリーマン、間宮北斗(ディーン・フジオカ)。 一方、北斗のプロポーズに悩んだ千和は「誰かをちゃんと好きになってから結婚したい」と、断るが、北斗の秘書、相馬妙子(藤原紀香)のアドバイスで北斗は再び奮起する。 しかし!北斗が千和との結婚にこだわる背景にはとんでもない思惑が! ドSな御曹司・北斗と、男性経験ゼロOL・千和。二人の新たな人生が幕を開ける!
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第2話 初めてのデート
ドSな御曹司、北斗の説得に観念した千和。婚姻届けを出し、晴れて夫婦となった北斗と千和の新婚生活が始まった!当たり前かのごとく甘いデートを期待する千和に対し「そんなの時間の無駄だろ」と、北斗のドSぶりは相変わらず。しかし数日後、北斗は「一緒に行きたいところがある」とセレクトショップに千和を連れ、綺麗な洋服や靴を選ぶ。初めて男性にエスコートされ、うきうきする千和。北斗が千和を連れてきた先は、北斗の実家。結婚報告をしに来た北斗に対し、間宮一族は「妾の子」という理由から、冷たい態度をとる。お金持ちの一族が繰り広げる醜い争いに怒りを覚えた千和は「住む世界が違う。私には、この結婚は務まらない・・・」と、その場で北斗に別れを告げて。さらに、職場の新人バイトの八神裕(白洲迅)から「千和さんみたいな人好きです」と言われドキリとする千和。これは新しい恋なのか?早くも離婚危機到来!
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第3話 ライバル登場
夫婦としてスタートを切った二人。しかし、千和は自分に対してまったく興味を持たない北斗に苛立つ。そんな中、千和はミシェルハーツの社長、設楽美咲(篠田麻里子)と北斗が一緒にいる所を目撃!美貌も知性も兼ね備えた美咲と楽しそうに会話する北斗を見てしまう千和。さらに「社長の事なら奥様よりもよく存じ上げております」という美人秘書、相馬妙子も現れて、苛立ちは大きくなる。もやもやした気持ちを抱えた千和は「私、あなたの事なんにもしらないんだから!」と北斗に強く当る。マンションを飛び出し、実家に帰った千和は、父親の小鳥遊勇治(温水洋一)から「結婚したらお互いの親に会って挨拶しなきゃね」と言われ、入院している北斗の父親、間宮征司(山崎銀之丞)のお見舞いに行くことに。そのことを北斗に言うと北斗は激怒し、思いもよらない一言を聞く・・・!
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第4話 あなたを抱きしめたい
北斗から父、征司が母親を殺したと聞き、驚く千和。「俺は親父を一生許さない」と言い、何も語ろうとしない北斗に千和は戸惑う。そんな中、間宮繊維の粉飾決済が見つかる!これを公表しようとする北斗を何とか阻止しようと北斗の従兄弟、間宮孝之(中村公隆)はある計画を実行するが・・・。相変わらず千和に対して愛情を示さない北斗。その様子を見かねた妙子は、「もう少し奥様に優しくしてあげたらどうですか?繊細で気遣いのできる男性、奥様の職場にはいますよ」と言われ、北斗は面白くない。一方、千和は倉庫の整理をしている時に、足を捻挫してしまう。同僚の裕が怪我した千和を家まで送り、何から何まで優しい裕に心揺れ動く千和。そして裕は、千和に対する北斗の傲慢な態度を知り「なんでそんな人と一緒に暮らしているんですか?」と問いかける。
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第5話 お披露目の日
ついに結ばれた北斗と千和。幸せな朝を迎えた千和に北斗は、社長就任パーティーで千和を妻として紹介すると言う。そんな中、間宮繊維の粉飾決算を自ら公表した件で、北斗は間宮家に呼び出される。重苦しい空気の中、「間宮グループの恥部を世間にさらした」と間宮家の人々に詰められる北斗。千和は、北斗と結婚したことを職場に伝えたが、そのことを黙っていた裕とは気まずい雰囲気に。一方で、「私からのはなむけ」と、お披露目で着用する千和のドレス選びを美咲がすることになり、千和と美咲は対話をする。しかし、話しをすればするほど美咲と北斗の親しい関係が分かり、千和は美咲に嫉妬する。そんな最中、北斗と千和の関係が週刊誌に抜かれてしまい、会長(林蔵)の判断で結婚の発表は中止と言われてしまう・・・。
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第6話 夫の過去
北斗の社長就任パーティーで結婚の報告をした北斗と千和。千和は、パーティーの準備をしてくれた美咲にお礼を言うが、美咲は「あなたのためじゃない、彼(北斗)のためにやったんです。」と冷たく言い放つ。一方、結婚を公にしたことで、千和は職場で、間宮グループの御曹司と結婚した人として法人営業も兼務することになり、退職を希望していた千和は戸惑う。そんな中、千和は偶然、週刊誌に北斗と美咲が交際しているという記事を目にし、ショックを受ける。千和は北斗に週刊誌の事を問い詰めるが、北斗は「(美咲とのことは)過去の事だ、今はビジネスパートナーというだけで個人的な感情はいっさいない」と、それ以上を語ろうとはしない。そんな千和の不安な気持ちを察してか、北斗は千和をデートに誘う。楽しい時間を過ごす二人だったが、美咲が二人の前に現れる。
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第7話 女の対決
「すべて計算した上で動いている」と言う冷酷な北斗の言葉を聞いて、自分に対して愛情がないのでは?と不安になる千和。そんな折、北斗は千和の父・勇治に美咲との熱愛が載ってしまった週刊誌の件を謝罪し、お詫びにとお金を渡してしまう。一方、千和は、再び北斗の父・征司の見舞いへ行くが、美咲からの贈られたゴージャスな花があることに気づき、複雑な気持ちに。その日、千和は、北斗に対する不信感と、勇治への金銭の贈与にイライラが募り、北斗と言い合いになってしまう。そんなある日、間宮繊維が共同でプロジェクトを進めていたルネ・クレール社が経営破綻してしまい、北斗は窮地に追い込まれる。北斗と喧嘩をしていた千和だが、妙子のアドバイスで、寝食を忘れて仕事をしていた北斗のために差し入れをしようと会社へ行くが…。
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第8話 誕生日のできごと
北斗に差し入れを届けに行った千和だが、そこへ美咲が現れ「私なら彼の役に立てる」と冷たく追い払われる。美咲のアイディアにより、ルネ・クレール社の経営破綻により被った損失を取り返せると北斗は確信するが、同時に千和の様子が気になる。そんな中、裕はでんかのヤマグチを退社し起業するという夢に向かって動き出す。その仕事を「一緒にやりませんか」と裕は千和を誘い、千和は引き受けることに。一方、北斗は美咲と取引先を回り、徐々に新しいビジネスに光明が見え始めるが、そんな折、裕と千和が二人で不動産屋にいるところを目撃する。「なんで男といるんだ」と怒る北斗。「答える必要ナシ」と千和は冷たく答え、さらに二人の溝は深まる。そして、千和は誕生日を迎えるが…。
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第9話 おまえが好きだ
何者かに刺された北斗。病院で処置を待つ千和は、北斗が用意した自分の誕生日ケーキに「おまえが好きだ」の文字が書かれていることに気づき、涙する。北斗が入院している間、孝之が商談をまとめ、間宮繊維の危機を救ったが、そこには信じられない裏があった…!そんな中、千和は北斗の父・征司が膵臓癌で、余命宣告を受けていたことを知る。千和は、北斗に征司の見舞いに行くことを勧めるが北斗は「俺は、親父とは会わない」と吐き捨てる。そんな最中、美咲が企画を持ち掛けたミシェルハーツと間宮繊維が共同開発した商品の発表会が行われ、大成功に終わった。しかし、北斗から「もう妻を悲しませたくないんだ」と美咲との仕事を控えたいと言われ、美咲は喪失感に襲われる。一方、千和は、北斗の母親を殺害した犯人を見つけるヒントにならないかと間宮家のアルバムを見に行く。そこで千和は、意外な写真を見つける───。
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第10話 永遠の別れ
北斗の父・征司の容態が急変したという知らせを受け、病院に集まる間宮家と千和。北斗も病院に到着するが、衰弱している征司に会う決心が持てず、引き返してしまう。妙子、征司、北斗の母・蓉子、三人の写真を見つけた千和は「相馬さんしか知らないお父さんとお母さんの話があるんですよね?」と妙子に説明を求める。妙子は、征司の本心を北斗に伝え、北斗は征司に会いに行く。北斗は、最期に征司と和解することができ、征司が残した遺言書には、北斗が間宮グループのトップになることが記されていた。納得いかない正嗣(森岡豊)をはじめとする間宮家の面々。麗子は、「本当に北斗は征司の子なのかしら」と言い出し、北斗はDNA鑑定を受けることに。そんな中、北斗のマンションに正嗣が訪ねて来て、衝撃の真実を語る・・・!
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第11話 狂気の暴走
正嗣から北斗の母親を殺したのは理だと告げられた北斗と千和。二人は、命を狙われる可能性があると判断し、千和の妊娠は内密にすることに。しかし、月に一度の間宮家の生け花教室で佐織(円城寺あや)に妊娠を気づかれてしまう。そんな中、北斗は美咲からミシェルハーツが提携している経営難のホテルの視察に一緒に行ってほしいと頼まれる。千和にボディガードのヨンス(SHIN)を付けることを美咲に提案され、千和を置いて視察に行くことに。そこで美咲は「あなたと、二人きりになりたかったの」と北斗を抱きしめる。北斗は、突き放すが、美咲に「ボディガードを使って、千和を敵に引き渡す」と脅され……。一方、千和は、裕と仕事の打ち合わせをした帰り道、ボディガードの不穏な空気を察し、裕とボディガードから逃げる。
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第12話 (最終話) はぴまり~Happy Marriage~
美咲に抱きしめられた北斗であったが「俺は千和を愛してる」とはっきり言い、美咲に別れを告げる。一方、千和は、怪しいボディガードから身を守るために裕の家に居させてもらうことに。裕は、千和への想いを絶つために「会社、辞めてください」とあえて冷たく突き放す。裕の家に千和を迎えに来た北斗は、裕に「妻から手を引いてくれ」と言う。裕はその願いを受け入れるが、北斗に「一発、殴らせてもらってもいいですか」と言い……!そんな中、北斗は、これ以上、千和を危険な目に遭わせたくないと会社を辞め、間宮グループから手を引くことを決断する。そして、二人は北斗の育った田舎へ引っ越すことに。北斗と千和は、今までで一番夫婦らしい穏やかな時間を過ごす。しかし、本当にこのまま北斗はビジネスの世界から手を引いていのだろうかと思った千和は、ある決断をする───。