DIVE!!
誰も見たこともない、その一瞬へ―大人たちを押しのけて、自分らしくあるために、飛べ!
予告編
- エピソード
- 作品詳細
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第1話
高さ10mから時速60キロ、わずか1.4秒の空中演技の美しさと正確さを競う水泳・飛び込み。MDCに所属する高校生の坂井知季(井上瑞稀)は、毎日練習ばかりの日々に疑問を抱えていた。一方、富士谷要一(作間龍斗)は親子2代で五輪出場を目指していた。津軽の海では、断崖絶壁に一人の青年(高橋優斗)の姿が。ある日、知季は新任コーチ・麻木夏陽子(馬場ふみか)からその才能を見抜かれ、オリンピックを目指さないかと誘われる。
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第2話
高さ10mから時速60キロ、わずか1.4秒の空中演技の美しさと正確さを競う水泳・飛び込み。MDCに所属する高校生の坂井知季(井上瑞稀)は新任コーチの麻木夏陽子(馬場ふみか)から「一緒にオリンピックを目指してみない?」と声をかけられる。戸惑う知季だったが、夏陽子はトレーナーの小宮(大東駿介)と共に知季専用の練習メニューを与える。それをMDCのエース富士谷要一(作間龍斗)が複雑な思いで見つめていた。そんな折、夏陽子が沖津飛沫(高橋優斗)という少年を連れてくる…。
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第3話
MDCに沖津飛沫(高橋優斗)がやって来る。飛沫の祖父は伝説の選手で、夏陽子(馬場ふみか)が条件付きでMDCに連れてきたのだ。知季(井上瑞稀)や要一(作間龍斗)は飛沫のダイナミックな飛び込みに圧倒される。一方で知季はMDCの仲間たちに誤解され、何のために飛び込みをやっているのかわからなくなる。練習をサボってしまった知季に夏陽子は競技を続けるのか辞めるのか答えを出すよう迫り、「3日間」だけ待つと告げる。
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第4話
飛び込みを続けると決意した知季(井上瑞稀)らMDCメンバーに、コーチの夏陽子(馬場ふみか)は驚くべき提案をする。それは全てを犠牲にし、代表強化合宿への参加権を掴むというもの。飛沫(高橋優斗)はある目的のため受け入れるが、要一(作間龍斗)は反発する。知季は、夏陽子から難易度の高い新技への挑戦を言い渡されるが、大会まであと3カ月。足並みが揃わず様々な想いが交錯する中、オリンピックへの道が始まった―。
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第5話
更衣室で飛沫(高橋優斗)が倒れる!知季(井上瑞稀)は心配するが、平気なふりをする飛沫。知季は難易度の高い4回半の練習がうまくいかない。何度も回転不足で失敗し水に体を打ち付ける。知季を思い、要一(作間龍斗)は夏陽子(馬場ふみか)にやめるよう進言するが、夏陽子にはある確信があり…!失敗続きの知季に対し、夏陽子はあるアドバイスをする。「絶対に飛べる」と信じる夏陽子に力をもらい、知季は4回半へ挑み続ける。
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第6話
オリンピック強化選手を選ぶ選考会に臨んだ知季(井上瑞稀)、要一(作間龍斗)、飛沫(高橋優斗)。飛沫は豪快なダイブを決め、高得点をたたき出す。要一は完璧な演技で圧倒的に1位。要一以外の得点は団子状態で、知季は巻き返しを狙っていた。運命のラストダイブで飛沫の持病の腰痛が悪化する。要一は海外のトップ選手でも決められない完璧な入水を決め、ぶっちぎりで優勝を決める。知季は逆転3位を狙い4回転半に挑むが…。
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第7話
選考会を終え、知季(井上瑞稀)と要一(作間龍斗)がオリンピック強化選手に選ばれる。腰の痛みが悪化した飛沫(高橋優斗)は見切りをつけ、津軽に帰ってしまう。その後、津軽に帰った飛沫の元に知季と要一がやってくる。要一は夏陽子から預かってきたというDVDを渡し、飛沫の帰りを待つ。一方MDCでは、要一がすでにオリンピック飛び込み代表に決定したことが発表される。あまりにも早い代表選出に、納得できない人がいて…。
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第8話
知季(井上瑞稀)は家の前で恋人の未羽(田鍋梨々花)と弟の弘也(前田旺志郎)が抱き合うところを目撃。そのことが頭から離れず、コーチの夏陽子(馬場ふみか)から喝を入れられる。一方、オリンピック代表に決まった要一(作間龍斗)は思うように飛び込めなくなる。スランプになった要一は、夏陽子コーチに相談するが…。そして津軽にいる飛沫(高橋優斗)は、亡き祖父の飛び込みの映像を見て、まだ未練があることに気づく…。
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第9話
要一(作間龍斗)がオリンピック代表になったことで周りが浮き足立ちMDCの入会希望者も増えていたが、要一自身は深刻なスランプに陥っていた。そんな中、知季(井上瑞稀)が練習中に倒れてしまう。心配して駆けつけた要一に、知季はそれでも「自分に勝つために、4回半を飛びたい」という真っ直ぐな思いをぶつける。自分の目標に邁進する知季と飛沫(高橋優斗)。要一は2人から刺激を受け、決意を胸に日水連の会長に会いに行く。
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第10話
突如空いたオリンピック代表の1枠をかけ、知季(井上瑞稀)、要一(作間龍斗)、飛沫(高橋優斗)は火花を散らす。要一は回転数を増やし、今までの自分を超えたいと敬介(村上淳)に指導を受けるが、指導方法に納得できず衝突してしまう。飛沫は柔軟性を身に着けるため、夏陽子(馬場ふみか)からバレエの練習を課される。一方、4回半が飛べず悩んでいる知季に、夏陽子は「特別レッスン」として、ある場所へ連れだす。
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第11話
夏陽子(馬場ふみか)がアメリカに行くという話を偶然聞いてしまった知季(井上瑞稀)。最終選考会の予選を1位で通過するものの、動揺し決勝で力を発揮できずにいた。一方、一番の実力者である要一(作間龍斗)も、予選6位と不調。そして飛沫(高橋優斗)は、偉大な祖父を超えるため、腰に痛みを抱えながらも、プラットフォームに立つ。運命のオリンピック代表選手選考会。夢を叶え、オリンピック行きを掴むのは果たして…。
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第12話 (最終話)
知季(井上瑞稀)、要一(作間龍斗)、飛沫(高橋優斗)が戦う最終選考会も終盤。4ラウンドを終え、要一はまさかの4位。高熱で力を発揮できずにいた。敬介(村上淳)は棄権するよう諭すが、要一は「意地でも飛ぶ」と言い張る。一方知季は、アメリカに行ってしまうコーチの夏陽子(馬場ふみか)に思いをぶつける。4回半を必ず成功させると誓い、運命のラストダイブに向かう。夢を叶え、オリンピック行きを掴むのは果たして…。
作品詳細
坂井知季(井上瑞稀)の通うミズキダイビングクラブ(通称:MDC)は、赤字経営による存続の危機に陥っていた。そんなMDCのもとに突如現れた新任コーチの麻木夏陽子が提案したクラブ存続の条件…それは、「次のオリンピックにMDCから日本代表選手を送り出す」というもの。知季とその座を争うのは、MDCのエース富士谷要一(作間龍斗)、幻の高校生ダイバー沖津飛沫(高橋優斗)をはじめとした個性豊かなダイバーたち。身体一つを武器に、その一瞬にすべてを賭けた少年たちの熱い戦いが今、始まる―!