ドクター探偵
真相、それが知りたいー
- エピソード
- 作品詳細
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第1話 疫学調査の天才
疫学調査の天才ト・ジュンウンはある事件で医師免許を停止され、労災隠蔽に手を貸して生活費を稼いでいる。UDC(未診断疾患センター)所長コン・イルスンはジュンウンをUDCにスカウトするが、彼女は心を開こうとしない。
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第2話 正社員の夢
ジュンウンは隣人の息子ハランに仕事の危険性を問いただすが、大企業の正社員になって親孝行したいと訴えるハランに何も言えなくなる。ところが翌日、ハランから皮膚に異常が出てUDCの診察を受けたいと連絡が来る。
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第3話 消えた遺留品
別れの挨拶もできないままTLグループによって運び去られたハランの遺体。ジュンウンはUDCのホ・ミンギにあとを頼んでハランが働いていた事務所へと向かうが、マスコミはハランの死を飲酒による自己過失と報道する。
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第4話 洗浄液の謎
ハランが有害物質に毒されていたと考えるジュンウンはミンギと組んで飲酒説を否定する証拠となる水のペットボトルを入手。ジュンウンは洗浄液に有毒なノルマルヘキサンが使われたとにらむが、それを示す証拠が見つからない。
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第5話 パン職人の喘息
ジュンウンのUDC入社が確定し、チーム長に昇進すると思い込んでいるミンギは1人で上機嫌。悲しみの中、ハランの葬儀が行われるが同僚のドヒョンは今も行方が分からない。そんな中、UDCにパン職人の喘息事件が舞い込む。
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第6話 転職騒動
ジュンウンがチーム長と知ったミンギは転職すると宣言し、イルスンは父親の話をしながら説得。TL社長でジュンウンの元夫チェ・テヨンはジュンウンにUDCを辞めろと言うが、ジュンウンは真実解明にさらなる意欲を燃やす。
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第7話 襲撃事件
何者かに狙われたジュンウンはテヨンの仕業ではないかと考えるが、その場には明らかに仲間ではないもう1人の犯人がいた。留置所から釈放されたミンギはパン店の捜査に全力投球。その夜、ジュンウンに謎の電話がかかってくる。
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第8話 振り出し
副業の家具工場で喘息誘発物質を見つけたミンギ。ジュンウンは労災の再申請を主張するがミンギは別の方法を提案。喘息事件が解決して一息つく中、ボランティアのコ・ヨンギルがハラン転落の瞬間を捉えたデータを拾う。
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第9話 次の一手
危機一髪のところをテヨンに助けられ病院に運ばれたジュンウン。ジュンウン襲撃の黒幕がTLオシェムの本部長モ・ソングクと知ったテヨンはオシェムに乗り込み警告するが、ソングクは会長チェ・ゴンの指示だと言い返す。
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第10話 反撃
ドヒョンの容疑を晴らすため水銀の証拠を探すジュンウンはハランの自宅にあった髪の毛から水銀を検出。UDCはこれを証拠に水銀中毒を主張するが、TLはジュンウンが臨時社員であることを突いてジュンウン外しの反撃に出る。
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第11話 潜入作戦
内部情報と引き換えにナミル敷地の件をマスコミに公表するよう依頼するテヨンに戸惑うジュンウン。現場に出ることを禁じられたジュンウンはUDCに内緒でミンギと作戦を練り、見事ドヒョンが水銀中毒である証拠を入手する。
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第12話 脅迫状
水銀中毒がTLメトロの責任と結論づけられ、祝杯を挙げるUDCの面々。テヨンもこれでソングクを追い落とし会長の信頼を取り戻せると喜ぶが、ソングクは卑劣な方法でこの危機を回避。そんな中、TLに脅迫状が届く。
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第13話 絵を描く少女
UDCに患者が押し寄せる中、ミンギは老人の事故に遭遇。老人の孫ヘミは治療のお礼にミンギの似顔絵を贈る。ソングクを失脚させたいテヨンは国政監査を利用しようとするが、これに怒ったゴンはテヨンに中国行きを命じる。
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第14話 UDC制裁
殺人未遂事件も見事に解決し、UDCの名声が高まる中、TLは政界の人脈を使ってUDCに制裁を加えて捜査を妨害。ソングクへの反撃の糸口をつかみたいテヨンは、ゴンの病室に盗聴器を設置し、2人の会話を盗み聞きする。
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第15話 闇のアルバイト
くしくも同じ病院に運ばれたゴンとヘミは幸い一命を取り留めるが、ヘミは視力喪失に譫妄(せんもう)症状まで現れ、何かの中毒が疑われる状態。一方、ゴンの症状が毒ガスを吸い込んだ患者と似ていると言われたミンはジュンウンを疑う。
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第16話 捜査中断
イルスンはソングクに家宅捜索権中止の撤回を訴えるが、ソングクの態度は変わらない。UDCではヘミのバイト先を突き止め失明の原因はメタノールだと推測するが、イルスンは家宅捜査に行こうとする所員に捜査中断を言い渡す。
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第17話 守るべきは労働者
イルスンは勝手に家宅捜索に行った所員たちを厳しく叱るが、ミンギはそんなイルスンに反発。守るべきは組織ではなく労働者だと気づいたイルスンは捜査の再開を指示し、ジュンウンとミンギが短期バイトに扮して工場に潜入する。
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第18話 直談判
ヘミと同様の失明患者が続々と発生する中、イルスンは政府関係者の会議に乗り込み、UDCのすべての捜査権を戻すよう直談判。ソングクは下請け工場の口を封じたうえで、TLは管理監督業務を尽くしていると発表する。
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第19話 労災被害者の恨み
TLによるUDCへの圧力が強まる中、ゴンはジュンウンに脅迫状の差出人を調べるよう命令。差出人が恐らく労災被害者であること、ソリンの髪の毛が同封されていたことなどを聞き、ジュンウンはイルスンに協力を要請する。
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第20話 浮かび上がる容疑者
UDC全員で脅迫状の差出人を捜すことになり、オシェムが隠蔽した事件の被害者を手分けして訪問したところ、TLに恨みを持つ1人の容疑者が浮上。しかもその男は心の病で自殺したキム・ヤンヒの父親キム・ヨンドクだという。
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第21話 廃工場の孤独死
廃工場で孤独死していたヨンドク。遺体には水銀中毒の症状が随所に見られ、過去にTLディスプレーの下請け会社を経営していたことが判明する。その頃、TLではテヨンが取締役を集め、過去の悪事を清算すると宣言する。
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第22話 危険の丸投げ
労災被害者ヨンドクとヨンギルの話を聞きながら、やり場のない憤りを感じるUDCのメンバーたち。ミンギはヨンドクの足取りを追うため路上生活者に接近し、ゴンはミンを呼び、医者を辞めて経営に加わるよう命令する。
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第23話 後継者争い
路上生活者のアジトに潜り込み、ヨンドクに他殺の可能性があるとの情報を入手したミンギ。TLでは大勢の取締役を味方につけたテヨンが見事副会長に就任し、いよいよTLを自分の思いどおりに動かそうと野心を燃やす。
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第24話 原因不明の恐怖
キム・ヤンヒの死にもソングクが関わっているのではないかとにらむミンギと、彼女の自殺は初動調査が不十分で再調査の価値があると主張するジュンウン。そんな中、UDCに原因不明の呼吸器疾患について調査依頼が舞い込む。
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第25話 環境か、ウイルスか
呼吸器疾患の原因を究明するためTL医療院で疫学調査に乗り出したUDC。しかし環境要因調査に不可欠な保護者の協力が得られず調査は苦戦。一方、TL医療院のホン教授は患者の9割がモンゴルウイルスが原因だと発表する。
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第26話 告発ライブ
UDCの発表により加湿器殺菌剤の安全性に対する問い合わせがTLに殺到。ソングクは時間稼ぎのため資源産業部と組んで販売中止を先延ばしさせるが、両者の結託を示す証拠をつかんだUDCはある方法でこれを公表する。
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第27話 初の家宅捜索
毒性物質の使用が加湿器殺菌剤だけでないと踏んだジュンウンは、テヨンにTLケミカルの家宅捜索を要請。テヨンはその交換条件として今回の発見が自分の手柄だったと公表するよう求め、TLグループに初めて捜査のメスが入る。
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第28話 父子の葛藤
脅迫状のメッセージに隠された暗号を解読し毒性物質の特定に成功するUDC。ジュンウンから報告を受けたテヨンは自ら先頭に立ってTLの膿を絞り出そうとするが、ゴンをはじめ家族はそんなテヨンを止めるため強硬手段に出る。
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第29話 テヨンの計画
テヨンが残した資料を探しに彼の執務室に向かったジュンウンは、金庫の中にソングクが隠蔽してきた事件の証拠の数々を発見。その一方、ソリンが幼稚園を1週間も休んでいると知ったジュンウンはイルスンにソリンの保護を頼む。
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第30話 目には目を
ヨンギルが脅迫状の送り主と分かり行方を追う中、ヨンギルからジュンウン宛にヤンヒの肉声が録音された携帯電話が届く。ジュンウンはある手がかりを頼りにヨンギルの元へ向かうが、UDCではソリンが何者かに誘拐される。
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第31話 裁かれる罪
ソリンの居場所を吐くようソングクに詰め寄るジュンウン。そこへミンからナミル敷地へ行けとのメッセージが届く。こうしてソリンは無事保護されソングクもついに法廷に立つが、彼は役目を果たしただけだと容疑を否認する。
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第32話 (最終話) 幸せな職場を目指して
ソングクの裁判から1年。出所したテヨンは寝たきりのゴンの枕元でTLの改革を改めて誓う。UDCではイルスンが産業安全保健局長に抜擢され、ジュンウンが新所長に就任。ミンギは今度こそチーム長になれると胸を躍らせる。
作品詳細
ト・ジュンウン(パク・ジニ)は疫学調査に天才的な能力を持つ産業医。知り合いの青年が仕事中に転落死したことをきっかけにUDC(未診断疾患センター)に入社したジュンウンは、膨大な知識と捜査能力で事故原因を突き止め、企業の労災隠蔽を次々と暴いていく。ジュンウンの部下ホ・ミンギ(ポン・テギュ)は、協調性のないジュンウンに振り回されながらも、いつしかいいコンビに。一方、労災事件をねつ造しているTLグループは政府と結託してUDCの動きを止めようとし、TLの御曹子でジュンウンの元夫チェ・テヨン(イ・ギウ)もジュンウンに手を引くよう警告していた。