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天醒の路
天醒の路
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天醒の路

『蒼穹の剣』『将夜』シリーズに続く、ファンタジック歴史アクションドラマ最新作!!

2020年

字幕

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第1話

    澹(たん)国との対立を深める朔(さく)国の秦き(しん・き)将軍は北斗閣を訪れた。“武学の泰斗”と称される北斗閣閣主・李遥天(り・ようてん)を朝廷軍の指南役に迎えようという魂胆である。しかし、李遥天はこの依頼を固辞し、秦き(しん・き)の目論見はあえなく外れてしまうのだった。そんな彼のもとに、せん州の官吏から、悪名高い逆族・山海楼のことで相談したいとの報せが届く…。

  • 第2話

    祝言の酒盛りが行われていた穿雲寨では、一転して四つ巴の戦いが巻き起こった。花嫁に扮して山海令をちらつかせ、山海楼の追っ手を待っていた秦桑(しん・そう)に、その追っ手と間違えられた仮面の男・盗聖。さらに、遅れて現れた山海楼の刺客・司徒冲(しと・ちゅう)と、盗聖と因縁の深い趙西凡(ちょう・せいはん)までが加わった混乱の中、盗聖は山海令を奪って、その場を後にし…。

  • 第3話

    衛(えい)府に間抜けな侵入者が現れた。窓からの潜入に手間取って背後の秦桑(しん・そう)に気付かず、すぐに捕まったその男の名は莫林(ばく・りん)。衛天啓(えい・てんけい)が町中に貼った、人探しの達人の募集告知を見て来たという。力魄を持たない非力な彼を役所に突き出そうとする秦桑だったが、「人探しの能力は天下一」と自称する莫林は、手始めに彼女のこの日の行動をすべて言い当て…。

  • 第4話

    蘇唐(そ・とう)の機転で寝台に隠れた、路平(ろ・へい)と秦桑(しん・そう)。その直後、2人を追って部屋に入ってきた司徒羅(しと・ら)と司徒星(しと・せい)は、蘇唐に路平らの行方を尋ねる。すると、司徒羅は銀鈎を寝台に突き刺して相手をからかい、部屋を後にするのだった。兄の無事が気になる蘇唐は、敵が去ったのを見届けると、急いで寝台の下をのぞいた。そこでは秦桑が路平の首に剣を当て…。

  • 第5話

    莫(ばく)氏無憂草―郭有道(かく・ゆうどう)が莫林(ばく・りん)から奪った乾燥した草が、100年に1株しか採れない至宝であることに気付き、趙西凡(ちょう・せいはん)は驚いた。色めき立つ有道をよそに、さらなる事実に気付いた西凡は、すぐさま行動を開始。無憂谷で暮らし、卓越した技術で名高い医者の家系・莫氏の子孫である莫林に、路平(ろ・へい)の傷の治療を頼むのだが…。

  • 第6話

    床の仕掛けを踏んだ秦桑(しん・そう)は、路平(ろ・へい)と共に床下の小部屋へ落下した。なぜ高貴な身分を捨てて山海楼を追うのか―自分をいつまでも山海楼の者だと思い込んで付け回してくる秦桑にいら立つ路平は尋ねた。すると彼女は、自らの無謀な行動により山海楼に滅ぼされた鳳嶺幇への借りを返すためだと後悔をにじませるのだった。その時、部屋の仕掛けが作動し、針の壁が2人に迫り始め…。

  • 第7話

    衛(えい)家から摘風堂を守るため、路平(ろ・へい)を追い出した郭有道(かく・ゆうどう)。彼は一足違いでやってきた衛仲(えい・ちゅう)たちを、路平のいる裏山へと案内する。そこに突如として爆撃が。辺りが煙に包まれる中、何者かが衛仲に剣を向けて飛びかかった。間一髪のところで有道が賊を取り押さえると、それはさっき路平を追って現れた衛仲の息子・天啓(てんけい)で…。

  • 第8話

    秦(しん)家の金令を悪用し、開封一の蟹粥を堪能する路平(ろ・へい)たち。すると、偶然にも同じ店に、衛天啓(えい・てんけい)が。座敷を独占する路平たちが気に入らない天啓は、護衛の者に摘風堂を追い出すよう命じたことで騒動に。その時、驚くべきことが起こった。粥の店には場違いな泥酔した女の客が、自分の粥に手を出した天啓を投げ飛ばすと、護衛たちも瞬時に始末してしまい…。

  • 第9話

    秦桑(しん・そう)が斬魄の術を使ったことを知り、夏博簡(か・はくかん)は喜んだ。皇帝からの信頼の厚い将軍・秦き(しん・き)の失脚を望む彼は、秦きの妹が禁術に手を出すこの時を待っていたのだ。術の反動で秦桑が気を失っている―博簡は好機を逃すまいと、秦桑のいる蔵経閣の封鎖を指示するのだった。一方、目を覚ました秦桑は術の影響で視力を失っており…。

  • 第10話

    斬魄の術を見事突破した路平(ろ・へい)らは、楚敏(そ・びん)に弟子として迎えられた。二魄を操ることが可能になった路平が、粛々と点魄大会に向けて腕を磨いているのに対し、浮かない表情の趙西凡(ちょう・せいはん)。というのも、仲間を守るため斬魄の中断を選んだ彼は、魄力を自在に扱えない体になったことを、まだ仲間に打ち明けられずにいたのだ…。

  • 第11話

    命の恩人である文歌成(ぶん・かせい)との再会を果たした路平(ろ・へい)を、突如として銷魄鎖の強い締めつけが襲った。その様子を見た歌成は、路平が斬魄の術を使ったことを言い当てると、その影響で銷魄鎖が刺激されており、いずれは手遅れになると警告。自分の師匠に銷魄鎖を外してもらうため、点魄大会は諦め、急いで旅に出ようという歌成の提案に、路平は…。

  • 第12話

    秦桑(しん・そう)めがけて飛んできた暗器は、路平(ろ・へい)の咄嗟の反撃により打ち落とされた。そこに衛天啓(えい・てんけい)が駆け寄ってきたかと思うと、秦桑に平謝り。護衛の者が相手を間違え、彼女に暗器を放ってしまったのだという。天啓を追い払い、秦桑にも自分を引き留めるのを諦めて帰るよう促す路平。しかし、彼女は路平が落とした、ある物を拾い上げ…。

  • 第13話

    点魄大会の決勝を明日に控えた秦桑(しん・そう)に、凌子嫣(りょう・しえん)はためらいながら口を開いた。孤児である路平(ろ・へい)が決勝で負ければ、出世の道が閉ざされてしまう―秦桑は、暗に主人の負けを望む侍女の発言に怒りを覚えたものの、手加減は路平にも失礼に当たると子嫣を諫めるに留めたのだった。しかし、子嫣のこの想いが大会に波乱を巻き起こす…。

  • 第14話

    キツネと農夫の奇妙な物語―山海楼の者であることを隠す郭有道(かく・ゆうどう)と、それを知らずに彼を慕う路平(ろ・へい)になぞらえた作り話―を路平は有道に聞かせた。真実を得るため路平が一気に詰め寄ると、師匠と弟子の間には一触即発の空気が流れ出す。一方その頃、衛(えい)府では天啓(てんけい)が意識を取り戻し、襲撃事件の真相を語り始め…。

  • 第15話

    文歌成(ぶん・かせい)を倒し、祝杯をあげる路平(ろ・へい)たち。郭有道(かく・ゆうどう)も誘おうとするが、彼はすでに陳橋(ちんきょう)鎮へと帰ってしまったという。今回の戦いで初めて師匠の実力を目にした路平は、摘風堂に戻ったら必ず正体を暴いてやると心に決めるのだった。一方その頃、秦き(しん・き)は、歌成が山海楼の者であった証拠を隠滅し始め…。

  • 第16話

    路平(ろ・へい)と盗聖は山海楼の追っ手を逃れ、断崖絶壁へと追い詰められた。盗聖の正体が郭有道(かく・ゆうどう)だと気づき、積年の疑問を浴びせる路平。そこへ周佑隆(しゅう・ゆうりゅう)たちが姿を現し、双方、拳を交えることに。負傷中の有道は魄力を路平に分け与えて応戦するが、体の限界を迎え劣勢とみた彼は、路平を連れて崖下へと飛び降り…。

  • 第17話

    姿を消していた路平(ろ・へい)は晋城(しんじょう)の賭場に現れ、闘技場で勝利を重ねていた。実名のまま戦う路平は6つの魄を操る男として評判になり始め、その噂は当然、山海楼に届くことに。一方、父親の燕秋辞(えん・しゅうじ)に連れられ、無極山荘へ戻った西凡(せいはん)。巡回の最中、山海楼の一群を発見した西凡が、尾行して行き着いたのは晋城の賭場で…。

  • 第18話

    枕元に気配を感じ、目を開けた路平(ろ・へい)。するとそこには、死んだはずの郭有道(かく・ゆうどう)の姿が。思わず寝台から飛び起き、師匠に抱き着く路平。しかし、相手は何の反応も示さないばかりか、路平に襲い掛かろうとするではないか。戸惑う路平の元に楚敏(そ・びん)が駆けつける。2人の間に割って入った彼女は、有道を郭無術(かく・むじゅつ)と呼び…。

  • 第19話

    路平(ろ・へい)はすべての魄力を失った。命星調べの際に、郭有道(かく・ゆうどう)の命星に打たれ、全身の経脈が塞がってしまったのだ。亡き師匠から力を奪われ混乱する路平に、楚敏(そ・びん)は、今はゆっくり休むように声をかける。有道が生前、路平に魄力を与えたのは、己の命星を路平に授けるため―そう考える楚敏だったが、彼の真の目的は見抜けず…。

  • 第20話

    「秦桑(しん・そう)を見ましたか」。楚敏(そ・びん)の部屋の前で扉越しに路平(ろ・へい)が尋ねると、中からは“いない”との返事が。自分がここにいることは口止めするよう秦桑が頼んだのだろうと察した路平は、あえて素っ気ない態度で去っていくのだった。そんな路平の態度に腹を立て、思わず部屋を飛び出してしまう秦桑。こうして2人は再会を果たし…。

  • 第21話

    北斗閣で路平(ろ・へい)を郭無術(かく・むじゅつ)に引き合わせ、吹角連営を奪わせる―有道(ゆうどう)が描いた筋書きは、路平の力を解放し、最強の武器を授けるだけでなく、路平との勝負を通して、弟・無術を執着心から解放させるためのものであった。今まで有道の影に囚われながら修練を積んできた無術は、兄の死をようやく受け入れ、天を仰いで涙を流し…。

  • 第22話

    燕西凡(えん・せいはん)の背後から周佑隆(しゅう・ゆうりゅう)ら山海楼の面々が現れた。罠である可能性を知りながらも、西凡を救うため会いにきた路平(ろ・へい)は、たちまち危機に陥る。思考を操られた西凡が、躊躇なく路平に攻撃を繰り出したその瞬間だった。突如、西凡の父・秋辞(しゅうじ)が2人の間に割って入ったかと思うと、路平を連れて去り…。

  • 第23話

    和議の場に遅れて現れた覃(たん)国将軍・徐天兵(じょ・てんへい)は、謝罪もせぬまま朔(さく)国の兵の多さに文句をつけ始めた。その不遜な態度に声を荒げる夏博簡(か・はくかん)。しかし、秦き(しん・き)は皇帝の意向である覃国との和睦を叶えるため、努めて冷静に対応するのだった。すると、天兵は秦桑(しん・そう)に剣を突きつけられた話を持ち出し…。

  • 第24話

    黒ずくめの男を追って足を踏み入れた部屋で、秦き(しん・き)は衝立に写る人影を見た。反射的に剣を向ける秦き。しかし、その剣が貫いたのは刺客ではなく、徐天兵(じょ・てんへい)の刺殺体であった。朔(さく)国将軍が覃(たん)国将軍を殺害―これでは和議どころではない。とんだ濡れ衣を着せられた秦きの背後からは、燕西凡(えん・せいはん)が現れ…。

  • 第25話

    脱獄した路平(ろ・へい)は秦き(しん・き)の要請に従い、再び牢へと戻ることに。悲しむ秦桑(しん・そう)を抱きしめ、監禁された蘇唐(そ・とう)の救出を彼女に託す路平。そこへ現れた凌子嫣(りょう・しえん)は、自らも蘇唐救出に協力することを誓うのだった。一方、路平が処刑されるとの噂は、彼の生け捕りを狙う許唯風(きょ・いふう)の耳にも入り…。

  • 第26話

    和議の成立に貢献した褒賞代わりに、路平(ろ・へい)は秦桑(しん・そう)との外出を許可された。楼主・厳瑾(げん・きん)が捕らえられた山海楼も解体へと向かうはず―そう思うと路平の心は、これまでにない平穏に満たされていくのだった。それでも、彼には1つの気がかりが。信頼する許唯風(きょ・いふう)に裏切られ、いまだ失意の底にいる蘇唐(そ・とう)のことだ…。

  • 第27話

    路平(ろ・へい)は燕西凡(えん・せいはん)を責め立てた。西凡が路平に相談もなく重大な行動をとることは、これが二度目だ。信頼関係にひびが入っただけでなく、突如現れた山海楼の真の楼主・劉松(りゅう・しょう)に厳瑾(げん・きん)の奪還を許したことは、路平に訪れた平穏が幻であることを意味していた。西凡ら無極山荘が厳瑾を連れ去ろうとした真意とは…。

  • 第28話

    七星大会の案内状を届けるため、開封(かいほう)へとやってきた路平(ろ・へい)。その本当の目的は秦桑(しん・そう)との結婚の許可を、秦き(しん・き)から得ることにあった。兄にひざまずく路平の様子をのぞき見ていた秦桑も、突然の求婚に驚くが、嬉しそうだ。しかし秦きは、路平が結納品を用意していないどころか、仕官をする気もないことを知ると怒り出し…。

  • 第29話

    朝廷と江湖の架け橋になるよう陛下から命を受けた路平(ろ・へい)は、北斗閣へと戻ってきた。早速、李遥天(り・ようてん)の説得に向かうが、今まで一貫して政とは距離を取ってきた北斗閣だけあり一筋縄ではいかない。山海楼の勢いを不安視する路平は李閣主に決断を促すと、ひとまずその場を離れるのだった。すると路平の前に燕西凡(えん・せいはん)が現れ…。

  • 第30話

    ふと気が付くと、楚敏(そ・びん)は北斗閣にある寝台の上で横たわっていた。彼女が目覚めたと見るや、蟹粥を差し出す劉松(りゅう・しょう)。2人の思い出の一杯を前にして19年間の気持ちがあふれ出した楚敏は、劉松に数々の質問をぶつけるのだった。しかし、劉松はその質問には何一つ答えず、“私の宝”を取りにきたと、今回の北斗閣襲撃の目的だけを明かし…。

  • 第31話

    毒に侵され死期を悟った秦き(しん・き)は、息も絶え絶えのなか路平(ろ・へい)を招き寄せた。その無鉄砲さを諌めながら路平に令牌を手渡すと、陛下を無事に朔(さく)へと送り届けるよう頼む秦き。さらには、反対していた秦桑(しん・そう)との婚姻も認め、妹の将来をも託すのだった。覚悟を決めた兄の姿に涙する秦桑へ最後の言葉を残して、秦きは息を引き取り…。

  • 第32話

    燕西凡(えん・せいはん)が路平(ろ・へい)の部屋に入ると、そこに彼の姿はなかった。書き置きには、師匠の墓参りに行くとある。劉松(りゅう・しょう)が、七星事件への朔(さく)国皇帝・てき容(てき・よう)の関与を匂わせたことで、路平に迷いが生まれて道を見失ったのでは―西凡はそう考え、心配するのだった。そんな中、燕家には陛下の間者が送り込まれ…。

  • 第33話

    蘇唐(そ・とう)は莫林(ばく・りん)からの突然の愛の告白に驚き、思わず逃げ出した。たどり着いたのは、莫林が彼女のために植えた桂花の林。苦手な桂花の花粉で手をかぶれさせながら、蘇唐の好物である桂花糖を作る莫林の優しさを思い出し、蘇唐はひとまず戻って手当てをしてあげようと考え直す。しかし、道に迷ってしまった彼女は山奥のとある工房に入り…。

  • 第34話

    目を覚ました路平(ろ・へい)は鎖に縛られていた。近くにいた聞瑞(ぶん・ずい)に噛みつくと、秦桑(しん・そう)の指示で北斗閣へ護送中だという。彼女が自分抜きで山海楼と戦おうとしていることを知り、一緒に助けにいこうと聞瑞を説得にかかる路平。しかし、そこに山海楼が。路平は相手の隙を突いて逃げるも、刺客たちに追い詰められ、やむなく湖に飛び込み…。

  • 第35話

    「このお方は呂沈風(りょ・しんぷう)よ」―秦桑(しん・そう)の仮説は路平(ろ・へい)を驚かせた。水牢で偶然出会った男が北斗七子の1人であれば思いがけない幸運だが、彼を監禁し、毒により正気を失わせたのが燕秋辞(えん・しゅうじ)の仕業であることが濃厚になる。その疑惑が路平を動揺させたのであった。真相を知るため、秦桑は沈風を剣で脅すが…。

  • 第36話

    燕西凡(えん・せいはん)の婚礼の最中、呂沈風(りょ・しんぷう)は西凡に剣を向け飛びかかった。正気を失った沈風の中に残る惨劇の記憶は、刀で刺された冷休談(れい・きゅうだん)の姿であり、その刀こそが秋辞(しゅうじ)から西凡へと継承された燕家の宝刀だったのだ。沈風の攻撃は秋辞によって防がれたが、秋辞こそが親の仇だと知った路平(ろ・へい)は…。

  • 第37話

    路平(ろ・へい)の攻撃を3手しのぎ、生きていられたら共に山海楼と戦ってほしい―燕秋辞(えん・しゅうじ)の提案をのみ、容赦なく2手繰り出した路平。すると秋辞は刀を取り出し、反撃に転じる。防戦一方となった路平が、相手の動きを読んで3手目を食らわせたその時だった。路平の拳の先には、秋辞でなく、なぜか西凡(せいはん)が立っており…。

  • 第38話

    劉松(りゅう・しょう)に七星事件の真相を聞かされた路平(ろ・へい)は打ちひしがれていた。事件の際、燃えさかる炎の中から自分を救い出したのは劉松であり、今日まで自分を苦しませ続けていたのも劉松である。すべては事件の首謀者である皇帝・てき容(てき・よう)と燕秋辞(えん・しゅうじ)への復讐心によって翻弄された結果だと知ると、路平は力なく倒れ…。

  • 第39話

    楚敏(そ・びん)は劉松(りゅう・しょう)への面会を求めた。捕らえられた弟子たちを救い出せるのは師匠である自分しかいない。今では変わり果てたかつての恋人の心に、まだ自分への想いが残っていて、互いに通じ合っていると信じ、楚敏は劉松のもとへと向かうのだった。そして、楚敏は劉松と酒を飲みながら、19年間封印してきた素直な胸の内を打ち明けるのだが…。

  • 第40話

    鎖がなくなれば命を落とす―平穏な暮らしを手に入れるため、銷魄鎖を外すことを夢見てきた路平(ろ・へい)にとって、その事実は大きな衝撃だった。天醒者としての宿命に疲弊しきった路平は、愛する秦桑(しん・そう)への想いも断つことを決め、俗世から隔絶された無憂谷に安寧を求めるのだった。一方、蘇唐(そ・とう)から求婚の回答を待つ莫林(ばく・りん)は…。

  • 第41話

    蘇唐(そ・とう)を薬で眠らせた莫林(ばく・りん)は、続いて父の不留(ふりゅう)を呼び出した。怪訝な顔をして現れた不留であったが、まもなく行われる息子の婚礼に嬉しさは隠せない。莫林は、いつものように始まった説教を遮ると「俺には果たすべき任務がある」と伝え、父も眠らせてしまうのだった。そして莫林は両儀花を咲かせるべく、決死の覚悟で工房へと向かい…。

  • 第42話

    天醒者・路平(ろ・へい)と武林の盟主・燕秋辞(えん・しゅうじ)――互角の攻防を繰り広げていた2人の死闘に決着が。路平の手から千松尺が離れた一瞬を狙い、斬りかかった秋辞。しかし、相手が自分の息子・西凡(せいはん)の無二の親友であることが彼の頭をかすめた。そこに生まれたわずかなためらいが隙となり、胸に一撃を食らったのだ。復讐の鬼と化す路平に秋辞は…。

  • 第43話

    澹(たん)国と朔(さく)国の衝突の時は、もう目前まで迫っていた。山海楼では、劉松(りゅう・しょう)の指令によって、路平(ろ・へい)と同じ能力を持つ噬魄者の増産が始まることに。燕西凡(えん・せいはん)が加入した朔軍では士気を高めるため、陛下自らが参加する出陣式が行われようとしている。そんな中、朔国の幕営には皇帝の命を狙う路平が潜んでおり…。

  • 第44話

    山海楼を逃れ、無憂谷へとたどり着いた楚敏(そ・びん)。道中、山海楼から持ち出した血蛇に咬まれた彼女は、脈が不安定で危険な状況に。その一方で、楚敏が谷へと持ち込んだ品々は、噬魄者の研究に行き詰っていた莫不留(ばく・ふりゅう)を喜ばせるものだった。やがて、楚敏を追って山海楼が谷の入り口に現れると、力魄を持たない谷の人々も交戦する構えを示し…。

  • 第45話

    両儀花があれば、兄さんの命を救える――蘇唐(そ・とう)の言葉に秦桑(しん・そう)は唖然とした。2つとない貴重な両儀花を、路平(ろ・へい)は無憂谷から持ち出したのだという。誰とも知れぬ者からもたらされ、自分を寒毒から救った花は、わが夫がその身を犠牲にして贈った物だったのだ。その事実に気づいた秦桑は、2人で穏やかに暮らすことさえ叶わぬ運命を嘆き…。

  • 第46話

    秦桑(しん・そう)の深い愛により、天醒者として目醒めた路平(ろ・へい)。武芸を学ぶのは、すべての民の幸せのためであり、民を守るために戦うのが正道だ――気づきを得た路平は、劉松(りゅう・しょう)を討つため、燕西凡(えん・せいはん)が待つ晋城(しんじょう)へと向かうことを決めるのだった。そんな路平に李遥天(り・ようてん)は“秘密兵器”を用意し…。

  • 第47話

    路平(ろ・へい)が千松尺に鳴魄を込めて鐘を打つと、噬魄者の大群は苦しみながら耳を抑えた。厳瑾(げん・きん)の琴の音を妨害すれば、動きは止まる――策を的中させ、噬魄者の足止めに成功した路平は、次なる策に向け、蘇唐(そ・とう)に厳瑾の捜索を託すのだった。一方、司徒羅(しと・ら)と戦う燕西凡(えん・せいはん)は“過去の傷”と向き合う状況に陥り…。

  • 第48話 (最終話)

    劉松(りゅう・しょう)が生んだ幻覚の中で、路平(ろ・へい)は秦桑(しん・そう)を抱き寄せていた。もう取り戻すことのできない時間が流れる世界に、路平は現実でないと気づきながらも抗えない。そんな路平に対し、「普通の人生を与える代わりに私の望みを叶えろ」と言い放つ劉松。やがて、燕西凡(えん・せいはん)と蘇唐(そ・とう)が、路平を救うべく駆けつけるが…。〔完結〕

作品詳細

澹(たん)国との対立を深める朔(さく)国の秦き(しん・き)将軍は、参謀の文歌成(ぶん・かせい)を伴い、北斗閣を訪れた。朔の国士であり“武学の泰斗”と称される北斗閣閣主・李遥天(り・ようてん)を朔国朝廷軍の指南役に迎えようという魂胆である。しかし、李遥天はこの依頼を固辞し、秦き(しん・き)の目論見はあえなく外れてしまうのだった。そんな彼のもとに、せん洲の官吏・衛(えい)から、悪名高い逆族・山海楼のことで相談したいとの報せが届く。衛との面会の地・陳橋(ちんきょう)へと到着した秦き(しん・き)たち。村に到着した彼らを遠巻きに眺める人垣―そこに、弱小門派・摘風堂に身を寄せる路平(ろ・へい)と妹分・蘇唐(そ・とう)もいた。一行の中に文歌成の姿を認め、顔色を変えた路平。彼は、そっと仲間たちから離れ、その後を追うが…。

キャスト

チェン・フェイユー ション・ズーチー チェン・シャオ ドン・エンシー ユー・イージエ シャン・シュエン ツェー・クワンホウ ワン・ジアニン ジン・ザーハオ シアオ・シュンヤオ アレン・ティン ン・ティンイップ ウェン・シェンハオ ジャオ・イーホワン メルビン・シア ジル・シュー ホァン・ハイビン

スタッフ

[製作]ゴードン・チャン[総監督]リッキー・ウォン[総脚本]リー・ジンリン[撮影監督]オウヤン・リアンジン[美術監督]ナン・ナン[衣装デザイン]チャオコー・ビリゴー[スタイリスト]ガオ・ビン[アクション監督]チェン・ウェイタオ
2020(C)Beijing iQIYI Science & Technology Co., Ltd. Liubai Entertainment Co., Ltd. Rinx Pictures Co. Ltd. Zhejiang YILIMI Television Media Co., Ltd ALL RIGHTS RESERVED.

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