十八の瞬間
Wanna One出身オン・ソンウ初主演!誰もが経験する人生で一度きりの18歳。危なっかしくて未熟な“プレ青春”の世界を描いたピュアラブストーリー!
- エピソード
- 作品詳細
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第1話
校内暴力事件のせいで学校を追い出され、チョンボン高に転校してきたチェ・ジュヌ。名札がついたままの中古の制服を身に着けた彼は、少し気の弱い副担任オ・ハンギョルと学級委員長で模範生のマ・フィヨン率いる2年3組の一員となる。フィヨンの幼なじみであるユ・スビンは、母親の車にぶつかりそうになった少年が自分のクラスに転校してくるという偶然を喜ぶが、なぜかジュヌはスビンの視線を避けるのだった。
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第2話
数学の塾講師ソン・ジェヨンの高級腕時計が紛失する事件が起き、ジュヌが犯人の濡れ衣を着せられる。ジュヌはフィヨンが犯人だと思っているが、フィヨンはそれを認めない。窃盗犯の汚名を着せられたジュヌは転校早々、再び転校することになる。スビンはそんなジュヌが気になるが、手助けもできないまま彼が学校を去る日が来る。高校は中間テスト目前で、フィヨンとスビンは親からの大きなプレッシャーを感じながら準備をする。
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第3話
ジュヌは、誤解されたまま逃げるのが嫌で転校しないことに決める。ジュヌが戻ってきたことを喜ぶハンギョルとスビン。フィヨンはジュヌが退学に追い込まれるよう、ギテに手を打たせる。ジュヌが戻ってきたことで受け持ちのクラスの状況に目を配るようになったハンギョルは、まずジュヌとギテを席替えさせることに。さらに、ハンギョルは英語の授業でフリートーキングを行うと発表し、生徒たちからブーイングされるのだが…。
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第4話
フリートーキングでパートナーとなったジュヌとスビンは、少しずつ心を通わせるようになる。それに気づいたフィヨンは、再び裏で悪事を計画する。自分の母親がフィヨンの母親の前で情けない態度を取ることに嫌気がさし、家を飛び出したスビン。ジョンフを守るためにビョンムン高の生徒に殴られたジュヌ。2人は雨が降りしきる道端で出くわす。スビンに雨があたらないように、ジュヌはやさしく、彼女の頭の上に手を差し伸べる。
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第5話
スビンはソン・ジェヨンの数学塾に合格し、フィヨンは一緒に通えることを喜ぶが、スビンは気乗りしない。スビンは自分を彼女だと、まわりに言わないで欲しいとフィヨンに頼むが、フィヨンはそんなスビンの態度に困惑する。一方で、英語のフリートーキングテストを控え、ジュヌとスビンは練習に励む。お互いの夢を共有する中で、だんだんと2人の距離が縮まるが…。
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第6話
病院に着いたジュヌは、親友ジョンフが命を失ったことを知る。ジュヌは絶望の中、ジョンフと一緒にケンカに巻き込まれた原因がフィヨンであることに気づき、怒りにまかせてフィヨンを殴る。ギテが加害者に金を渡していたことを知ったフィヨンは、慌ててギテに詰め寄るが、その会話をクラスメイトのソエに聞かれてしまう。ジョンフを暴行した同級生に対し、事実を話すよう説得したハンギョルは意気揚々とジュヌに連絡をするが…。
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第7話
スビンが数学塾を辞めたことを知った母親が学校に押しかける。母親と口論になり、怒りが爆発したスビンを心配するジュヌに対して、思わずスビンは告白してしまう。動揺したジュヌはこれといった返答もできないまま、2人は気まずい関係になる。夜、友達の家から帰るスビンを待っていたフィヨン。スビンは一人で帰れると断るが、フィヨンは強引に一緒に歩き出す。夜道は危ないと心配して、スビンを迎えに行ったジュヌは、スビンがフィヨンと一緒に帰る姿を目撃する。
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第8話
ジュヌのことが気になって仕方がないスビンだが、告白後ジュヌが何のアクションも起こさないことに不安を覚えていた。勢いでスビンに告白したジュヌも、スビンを迎えに来た彼女の母親が、ジュヌに対してあまりいい印象を持っていないことに気づき意気消沈してしまう。一方、サンフンは、フィヨンからテストで1位の座を奪おうとする。そんな中、フィヨンは数学のある問題について、不覚にもサンフンからミスを指摘されてしまう。
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第9話
スビンはジュヌからの連絡を待つが、ジュヌは自分がスビンには相応しくないとの思いから連絡が出来ない。そんな中、ロミが積極的にジュヌに近づく。そんなロミとジュヌの様子を見てしまったスビンはなおさら落ち込む。ジュヌは、スビンに告白した後、アクションを起こせなかった理由を説明するため、スビンの自宅近くを訪ねる。しかし、母親と一緒にいたスビンは、母親に感づかれることを恐れて、思わぬ行動をとってしまう。
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第10話
父兄の前でジュヌが副委員長になったことが発表されるなど、変わり始めたクラス。サンフンも、フィヨンの母親にこれまでのフィヨンの裏工作を全て知っていると伝え、テストの点数を元に戻すようにと強気に要求する。一方、自分がスビンには不釣り合いだと自覚し落ち込むジュヌだが、英語の授業参観で副委員長らしく堂々と発言する。行動を起こそうと決意したジュヌは、スビンを映画に誘う。
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第11話
フィヨンから思いがけない連絡を受け、ジュヌとのデートを早々に切り上げてしまうスビン。彼女の態度が急変したことに戸惑うジュヌは、ひとまず熱っぽいスビンのために薬を買い、家まで送り届ける。スビンの思い詰めた顔を見てフィヨンは自分のしたことを後悔し、サッカーで気を紛らわせているところをオジェが通りかかる。怒っているのか落ち込んでいるのかよくわからないフィヨンの姿を見て、オジェもまた胸を痛めるのだった。
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第12話
フィヨンから伝えられたウソのチャットの内容を信じてしまったスビンは、修学旅行の打ち合わせでも、ジュヌと距離を置く。だが、その後、チャットの内容がフィヨンの仕業だったことが分かる。ジュヌを信じなかったことを後悔するスビン。また、ジュヌはスビンが自分を信じてくれなかったことに深く傷つく。スビンはフィヨンに、なぜこんなことをしたのか自分の気持ちを見つめ直すように言う。チョンボン高では修学旅行に出発するが、ギテとソエ、ダヒンとオジェも仲たがいしてしまい…。
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第13話
修学旅行で、ジュヌは自分の気持ちを舞台の上からスビンに伝える。気持ちを確かめ合ったジュヌとスビンは、ハンギョルも公認のカップルとなる。しかしスビンの母親がジュヌをよく思っていないため、ジュヌもスビンも周りに気を使いながら行動することに。フィヨンの母親に担任交代の署名運動をされ落ち込んだハンギョルは、ジミンを飲みに誘う。肝心な時に弱気になる悪い癖があるハンギョルだったが、ジミンには男らしく告白するのだった。
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第14話
お互いの家族の話もして心を通わすようになったジュヌとスビン。スビンの家に寄ったジュヌは、そこで自分の母親ヨヌと遭遇してしまう。スビンと付き合っていることが母親に知られ、また母親がスビンの家で運転手として雇われていたことを知る。ヨヌは交際を歓迎するが、二人はスビンの母親には付き合っている事実をなかなか言い出せない。一方、フィヨンの成績の改ざん疑惑が学校の匿名掲示板に投稿され、騒ぎとなる。フィヨンは自分の両親が改ざん疑惑に関わっているのではと疑念を抱き始めるが…。
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第15話
フィヨンの成績改ざんは、フィヨン自身も学校もごまかしきれなくなっていた。一方、スビンの母、ソンヒは離婚したいという夫に心を痛めていた。やがてスビンも父親から離婚についての話を聞かされて、大きく傷ついてしまう。ジュヌとスビンが一緒に二人だけで話をしていた時、タイミング悪くジュヌの家へスビンの母が来てしまう。ついに付き合っていることを見られてしまうジュヌとスビン。ソンヒはジュヌに娘と関わらないよう告げるが…。
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第16話
ソンヒにジュヌと関わらないよう告げられたスビン。スビンに監視役をつけ、ハンギョルに苦情を入れに行くソンヒだったが、感情的になったハンギョルに“学校は牢獄ではない”と強い口調で言われてしまう。ジュヌはスビンの前でソンヒに、スビンと学校の外で会わないこと、学校でも口を利かないことを宣言するが、ジュヌとスビンのお互いへの気持ちは変わらなかった。一方、クラスでは、テストの結果がこれまでとは違った展開になっていた。
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第17話
ジュヌは、今からでも良いから父親との関係を築きたいと思っていたが、父親には冷たく断られてしまう。ジュヌとジュヌの父親との会話を偶然聞いてしまったスビン。ジュヌの元に慌てて駆けつけるが、話もできないほどに落ち込んでいた。ジュヌは父親が、弟に自分と同じ名前を付けていたことを知る。大きく失望したジュヌは、父親のことは思い出にする決意をする。スビンとジュヌは相変わらずソンヒの監視下にあるため、スビンは手紙でジュヌを励ます。一方、フィヨンの成績改ざんを調査するため、ついに教育庁が学校にやってきて…。
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第18話
ジュヌの誕生日にスビンは約束を破って、ジュヌに会いに行く。友達が去った後、久しぶりにきりに二人だけの時間を過ごすジュヌとスビン。スビンとジュヌのお互いを想う強い気持ちに気づいたソンヒは、ジュヌの母ヨヌを呼び出し、ジュヌを転校させるよう説得する。ジュヌがソンヒのせいでつらい思いをしていたことを知ったヨヌは胸を痛めながらも、息子の気持ちを尊重するとソンヒに告げる…。
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第19話
美大を受験するため塾に通い始めたジュヌを、バックアップするハンギョルは、ジミンに対しても積極的にアピールをする。フィヨンの成績改ざんと、他校生徒への暴行の調査が本格的に始まる。そんな中で、スビンはこれまでジュヌがつらい思いをしてきたことを知り、自分が何もできなかったと、自分を責める。自分の過ちに気ついたフィヨンは、チョンボン高校を離れることにするが、去ろうとするフィヨンにジュヌは、自分の気持ちを伝える…。
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第20話 (最終話)
ジュヌは、入賞すると入試に有利だという美大のコンテストを無事に終えるが、そんな中、母親のヨヌが食堂のリフォーム費用を持ち逃げされ、日雇いバイトをしていることを知ってしまう。一方、ハンギョルの前に、突然ジミンが現れ、思わぬ言葉を投げかける。ジュヌは心配をかけまいと一人で頑張る母親を見て、母親と一緒に暮らすことを決意するが、それは同時に、スビンから遠くに行くことを意味していた。
作品詳細
ジュヌは私生児で、母とも離れて暮らしている18歳の少年。ある日、彼は幼なじみを助けようとするが、校内暴力の加害者と誤解されてしまい、その事件せいで強制的に転校させられる。なんとか新しい学校に来たジュヌだったが、絶対権力者のような学生フィヨンの策略で泥棒と誤解されてしまう。孤独に慣れているジュヌは学校生活には期待していなかったが、自分が学校を去ると言ったにもかかわらず、依然として露骨な敵意を表わすフィヨンに対して、段々と負けたくないという思いが湧き上がってくる。そして、クラスメイトのスビンのことも気になり始める。今までどうなっても構わない人生だと思い、誰にも心を許さなかったジュヌだが、初恋のスビンと大切な友達、そして若い教師ハンギョルのおかげで少しずつ成長していく。