ウォッチャー 不正捜査官たちの真実 <日本編集版>
ハン・ソッキュ「浪漫ドクターキム・サブ」×ソ・ガンジュン「キミはロボット」×キム・ヒョンジュ「ファンタスティック~君がくれた奇跡~」主演!悲劇的な事件によって人生を壊された3人の男女が、警察内部の不正捜査チームとなり、権力の実態を暴く!
- エピソード
- 作品詳細
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第1話
交通課警察キム・ヨングンは、信号無視をした車を検問中に刺され、逃走するソン・ビョンギルに向け発砲してしまう。この件でヨングンは広域捜査隊の異様に厳しい取り調べを受ける。そんな彼のもとに、監査4班のト・チグァン班長が現れる。また、チグァンはビョンギルの家の前で張り込み中、ヨングンとチャン・へリョン広域捜索隊班長に遭遇する。チグァンとヨングンは事件を追ううち、裏に何かが隠されていると感じ、ビョンギルが入院している病院に向かう。
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第2話
ビョンギルの病室には彼の弁護士として、敏腕弁護士ハン・テジュが待っていた。警察の教唆で、CH建設キム会長の息子チャフンを誘拐したと主張するビョンギルは、チャフンの居場所を教える代わりに、自分も現場に連れて行くように要求する。ヨングン、チグァン、テジュは、ビョンギルの要求をのむ。しかし道中ビョンギルは連れ去られ、広域捜査隊キム・ガンウク刑事に撃たれる。死の間際にチャフンの居場所を教えられたチグァンとヨングン、テジュはビョンギルの実家に向かう。
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第3話
ビョンギルの残した言葉を頼りに、ビョンギルの娘アルムに会いに行ったヨングンは、そこにいたキム刑事ともみ合いに。するとチャン・へリョン班長が現れキム刑事に向けて発砲する。監査4班は不正捜査チームとなり、ヨングンと顧問弁護士としてテジュも加わる。そんな折、テジュは、弁護士受任料を踏み倒して逃げたヒョジョンから連絡を受ける。ヒョジョンの入院先にはイ・ドンユン検事がいた。テジュは、ヘリョンが担当した臓器売買事件とヒョジョンの腎臓移植には関係があると睨み捜査を始める。
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第4話
ヨングンは、テジュの過去を調べるうちに、自分がテジュといつ、どこで初めて会ったのかを思い出す。テジュを事務所まで車で送ったヨングンは、待ち伏せていた臓器売買組織の黒幕キム室長に刺される。不正捜査チームは、キム室長と彼を操っている人物を捕える計画を立てる。しかし、ヒョジョンからテジュは警察と手を組んでいると聞いたイ・ドンユン検事が、キム室長逮捕作戦を先に開始してしまう。そして、キム室長に会っていたヨングンは危険に陥り負傷する。キム室長は逃走するが…。
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第5話
不正捜査チームは、キム室長の口を封じた黒幕捜査を始める。一方、殺害されたはずのシン・オソン会長の息子、イソプがフィリピンから帰国したとの知らせに困惑するイ検事。しかし、イ検事は、ヨングンが彼を動かす者を突き止める前に殺されてしまう。また、シン会長捜査終了に納得のいかないテジュは、チャン・へリョン班長を疑う。そんな折、ヨングンは突然、刑務所にいる父ジェミョンから手紙を受け取る。15年ぶりに再会した父に、金庫破りオ・サンド事件を再調査するよう頼まれ複雑な心境に。
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第6話
賄賂帳簿の行方を追うおとり捜査は失敗するが、ヨングンはムイルグループのチョン・ソクテ会長の息子、チョン・ハヌクを逮捕する。そして手がかりを探しに、拉致されたオ・サンドの妻イ・ギョンエの家に向かう。一方テジュはジェミョンと面会し、あることを提案し、またチョン会長にも取引を持ちかける。同じ頃、チグァンとヨングンは刑務所までサンドの面会に行き、彼を連れ出そうとするが、その途中でサンドは重傷を負ってしまう。そして、サンドが搬送された病院に、テジュが現れる。
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第7話
ムイルグループのパク・シヨン室長はサンドを消そうと病院に潜入する。しかし、待ち構えていたチグァンとヨングンに逮捕される。ヨングンは行方不明のサンドの妻ギョンエの自宅を再捜査し、ルミノール反応で浮かんだおびただしい血痕に言葉を失う。一方、テジュがハヌクとバーで会っている最中、サンドがハヌクを連れ去ってしまう。チグァンはパク室長からギョンエの遺体を埋めた場所を聞き出し、ヨングンたちと「ソニル生態公園」に向かう。
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第8話
「ソニル生態公園」でヨングンがハヌクともみ合っていると、猟銃を持ったサンドが現れる。ハヌクへの復讐しか頭にないサンドを説得するヨングンだったが、サンドはチグァンに撃たれて息絶える。納得のいかないヨングンは、テジュと組んで殺人犯を探す決心をする。「ソニル生態公園」では複数の遺体が発見され、そのうちの1体がペク・ソンチョルのものだと判明。ソンチョルが最後に会った人物が父、ジェミョンだと分かり、ヨングンは父に会いに行き、テジュはソンチョルの妹ソンイに会いに行く。
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第9話
ソンイが何者かに襲われ、弁護を任せているテジュに事件の真相を告白する。一方、ヨングンはジェミョンを泳がせて事件を解決しようと、15年ぶりに仮釈放されたジェミョンを家に迎える。ジェミョンは、賄賂帳簿の場所がわかったら教えると言い残し、出かけてしまう。ヨングンは行方をくらませていたパク・シヨンから連絡を受け、事件には黒幕の腐敗警官がいると打ち明けられる。また、ジェミョンはまず妻の納骨堂に寄り、その後、パク次長に連続殺人犯を探し出す決意を伝える。
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第10話
ヨングンはジェミョンと一緒に暮らすようになり、幼いころ自分が目撃した、母を殺した犯人が本当にジェミョンだったのか自信が持てなくなる。一方、ジェミョンはチグァンを疑い、彼のもとに銃を持って現れる。チグァンは、ヒョングの死はジェミョンと関係があると疑い、ジェミョンを尾行する。そんな中、ジェミョンが浴室で遺体で発見され、ヨングンのチグァンに対する不信感が膨らむ。テジュは、ジェミョンの指が切断されているのを確認し、復讐すべき真犯人に近づいたと確信する。
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第11話
葬儀場に来たチグァンに、彼を疑いながらも黒幕を突き止め真犯人逮捕の決意を固めたと話すヨングン。チグァンは謹慎の身となり、半強制的に休暇を取ることになる。徹夜で事件を調査して寝落ちしたヨングンに、早朝、ぺク・ソンイから電話がかかってくる。ヨングンはソンイの家に駆けつけるが、彼女は姿を消していた。チグァンは次長に、帳簿のデジタルファイルを見つけるため、ペク・ソンイ失踪の捜査を任せて欲しいと申し出る。そして、チャン・へリョンと組む条件を飲み捜査を始める。
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第12話
ヨングンは、特殊清掃会社高麗クリーニングが清掃に入っていた部屋で、血まみれのソンイの指輪を見つける。テジュは、ソンイの貸し倉庫から帳簿を見つけ出し、地検長を追い詰める。これを知ったパク次長と地検長はチグァンを呼び出し、帳簿を取り戻すためなら手段を択ばなくていいと指示する。次長からテジュの事務所の鍵を受け取ったチグァンは、ヨングンとテジュの事務所で落ち合おうと連絡する。しかし、ヨングンはチグァンが失踪直前のソンイに会っていたことを知り、チグァンを疑う。
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第13話
テジュの事務所で争うチグァンとヨングン。テジュが戻り、ソンイはチグァンの指示で、マンションの別室に隠れていたため無事だと連絡を受けたと告げる。一方、ヨングンは、同僚のチョ・スヨン警長に、チームが監視されていたことを知る。ヨングンはジェミョンが隠した帳簿データを見つけるが、何者かに襲われデータを奪われる。テジュは、パク・シヨンから真犯人“亀”の存在を聞き出す。ヨングンは、庁長に帳簿のファイルに、地検長の麻薬吸引映像があったと告げ、捜査を任される。
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第14話
帳簿を手にいれた“亀”は弱点を消すため、捜査線上の人物を消しに掛かる。テジュは、窮地に陥った地検長を救う条件として、真犯人を教えてもらう。地検長は真犯人は警察のエリートの集まり「チャンサ会」だと打ち明けるが、その場で何者かに銃殺されてしまう。パク次長を疑う庁長の後押しを得て捜査に励むヨングンたちは、テジュのオフィスに残っていた殺人犯“亀”の血痕が消されひどく落ち込むが、予期せぬ新たな証拠を得る。押収麻薬の廃棄に使われていたのが高麗クリーニングだったのだ。
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第15話
テジュは、不正捜査チーム室に犯人をおびき出し、自ら“亀”を捕える。“亀”は、チャン・ヘリョン班長の部下パク・チャニ刑事だった。これを機にテジュは不正捜査チームを離れる。そんな彼女の事務所に、突然元夫のユン・ジフン弁護士が訪れる。そして、不正捜査チームは、15年前の殺人犯は他にいると確信し再び捜査を始めるのだった。そんな折、チグァンと次長のもとに、チームを離れたはずのテジュが現れる。彼女は元夫のユン弁護士とともに次長の弁護を手伝うというのだった。
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第16話
不正捜査チームは、ユン弁護士の過去を調査するうち、ユン弁護士と、キム・ガンウク刑事、パク・チャニ刑事が同じ精神科に通っていたことに気がつく。しかし、その病院は2週間前に廃業していた。調査を進めると、病院の診療記録を保管しているのはユン弁護士だった。ヨングンは、ユン弁護士の事務所に診療記録を確認しに行くが、暴行を受け拉致されてしまう。テジュも事務所から連れ去られる。一方、チグァンは、15年前にヨングンの母親を殺した犯人を聞き出そうと次長に迫る。
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第17話
チグァンは次長の携帯からユン弁護士の居場所を掴み、ヨングンとテジュを救う。チグァンはヘリョンに助けを求めるが、ヨングンはひとりでオールイン廃車場に乗り込み乱闘に。その後、不正捜査チームは本庁の捜査局長に目をつけられる。庁長もただならぬ雰囲気に気づき、チグァンに賄賂名簿と「チャンサ会」の捜査を中止するよう促す。しかし、チグァンとテジュは捜査局長の弱みを握っており、捜査を続行する。そんな折、ヨングンは偶然ヘリョンの娘に会い、話をするうちにヘリョンの正体に気づく。
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第18話
15年前の犯人を思い出したヨングンは、ヘリョンの家に向かう。今すぐにでもヘリョンを捕まえたいが、ヘリョンの娘ユンジが過去の自分と重なりすぐに手を下せずにいた。ヨングンがヘリョンに自首を勧めるも、ヘリョンは部下を使って彼を襲う。ヨングンがヘリョンの正体に気づいたことを知ったチグァンとテジュは、取り返しのつかないことになる前に彼を止めにかかる。ヘリョンの罪の証拠を掴む決心を固めるヨングン。一方、チグァンはチャン・ヒョング警衛を殺したのは次長だと確信する。
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第19話
テジュの事務所に切断された親指が、不正捜査チーム室にはその凶器が届く。また、ヨングンに、次長からジェミョンの無罪を証明する証拠を持っていると連絡が来る。ヨングンは、ジェミョンの貸し金庫に残された録音機から、「チャンサ会」を作った人物を知りショックを受ける。そして、すべての元凶であるパク・ジヌ次長を捕えるため、録音機をチグァンに渡し、ジェミョンの汚名を晴らす証拠を探しに、テジュとともに郊外にある次長の養魚場を訪ねる。
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第20話 (最終話)
チグァンが、パク・ジヌ次長の老眼鏡に仕掛けた特殊蛍光物質から、次長を殺害したのはチャン・ヘリョン班長だと断定する。ヨングンはヘリョンの取り調べをチョ警長に任せ、チグァンのいる養魚場に向かう。そこでふたりは、ヨングンの父の無罪を証明する証拠を見つける。ヨングンは賄賂の帳簿の原本を公開、チグァンは記者会見で過去の証拠捏造を告白する。1年後、検察に戻っていたテジュとチグァンは庁長に呼ばれる。そして、再び不正捜査チームを任されチームに加わることとなる。
作品詳細
「監視者は誰が監視するのか」15年前、母の殺害現場を目撃した少年キム・ヨングン(ソ・ガンジュン)、不正を目撃した刑事ト・チグァン(ハン・ソッキュ)、嘘を目撃した検事ハン・テジュ(キム・ヒョンジュ)。15年後、交通課の警察官になったヨングンは信号無視をした車を検問中に刺され、逃走する犯人を追いかける途中、発砲してしまう。広域捜査隊から異様に厳しい取り調べを受けるヨングンを、監査4班の班長チグァンが釈放させる。犯人が入院している病院に向かったチグァンとヨングンが病室で再会したのは、検事から超敏腕弁護士に転身したハン・テジュだった。この事件の裏に何かあると感じ、それぞれの目的を隠しながら事件解決に協力する3人。15年前、同じ事件に巻き込まれた彼らが必然のように再会し、警察内部の過去を暴き、現在を追撃する!互いを信頼できない彼らの間に漂う張り詰めた緊張感。不正捜査チームのメンバーとなった彼らは、何を監視し、どんな真実を暴いていくのか…!?