赤い月青い太陽
2018年MBC演技大賞 最優秀演技賞獲得!「私の名前はキム・サムスン」キム・ソナ×「TWO WEEKS」演出家のヒットメーカーが贈るヒューマンミステリー
予告編
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第1話 闇の中の日常
児童相談員のチャ・ウギョンは、第2子出産を控えていた。ある日、ウギョンは担当した男の子ハン・シワンから、死亡した妹の話を聞く。そんな中、息子を虐待致死させたパク・ジヘが出所するが、数日後、彼女の焼死体が発見される。
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第2話 点在する謎
ウギョンは車でひいて死なせてしまった子供の家族を捜していたが、一向に見つからず苦しむ。一方、ジヘの事件を捜査するカン・ジホン刑事は、ジヘに対する抗議活動をしていた人物を当たるが、その中にウギョンがいた。
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第3話 狂った歯車
ジヘの事件の容疑者を追うジホンは、現場にいた女性を殺害容疑で逮捕する。しかし、彼女はジホンの部下として赴任したチョン・スヨン刑事だった。一方、ウギョンは事故について調べ始めるが、そんな折、娘ウンソが行方不明になる。
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第4話 お腹にいた子供
復職したウギョンは再びシワンに会うが、お腹にいた子供のことを尋ねられ戸惑う。一方、ジホンは自殺したとされるアン・ソグォンという男について捜査していた。そんな中、アンの妻とウギョンに面識があることを知る。
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第5話 不確かな糸口
ウギョンは一人、事故で死亡した子供の情報を集め始める。一方、他殺の線でアンを捜査するジホンは、死亡現場に詩の一部が残されていたと知る。そして、アンの死亡直前の通話記録には、ジホンが知る人物の番号があり…。
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第6話 疑いの目
ウギョンは交通事故以来、目の前に現れる緑の服の女の子を実在すると考え、どうにかして救おうとする。そんな中、アンが自殺ではなく他殺だと確信したジホンは、保険金を受け取り、生活が潤い出したアンの妻を訪ねる。
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第7話 詩からの伝言
文化センターの倉庫でイ・へソンという女性のミイラ死体が発見され、捜査を始めるジホンとスヨン。第一発見者のウギョンは、現場の壁に書かれた詩のことを指摘し、他の事件との関連性を訴えるが、ジホンはその説を否定する。
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第8話 危険な単独行動
変死したへソンには子供がいると考えるウギョンだったが、ジホンから元夫以外の家族はいないと聞かされる。しかし、ウギョンは腑に落ちず、へソンの元夫を訪ねる。そこで勝手に家内捜索をしたウギョンは、警察に連行される。
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第9話 残忍な善意
女の子が保護されたという児童園を訪れたウギョン。その園にも「ムンドゥンイ」の詩が書かれた絵があると気づく。施設にいた女の子ハナが保護された経緯が判明し、ジホンとスヨンは、ハナの母へソンは殺されたのだと確信する。
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第10話 記憶
ウギョンは目の前に現れる緑の服の女の子が誰なのか思い出すために、幼い頃のアルバムを見る。そんな中、アンの妻からウギョンに電話が入る。アンの妻は自殺と断定された夫の保険金が下りず、必死でウギョンに相談する。
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第11話 点から線へ
ジホンは複数の男性をハナの前に並ばせ、彼女が話した「いいお顔の人」を特定しようとする。そんな中、イ・ウンホから事故で死亡した子供が児童園にいたという微かな情報を得たウギョン。園を再訪して園長先生から話を聞くが…。
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第12話 事件の共通点
ウギョンのもとに、事故で死亡した子供の母親から電話が入る。子供の母親はカネ目的で、ウギョンを呼び出す。一方、スヨンはジホンに、ジヘ事件、アン事件、へソン事件、3つの事件の共通点はウギョンだと主張する。
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第13話 闇の中の人物
取り調べを受けるアンの妻は、夫の殺害を指示した“赤い涙”の存在を明かす。一方、何度も目の前に現れては消える“緑の服の女の子”を、以前から知っていることに気づいたウギョンは、子供の頃の友人を捜し始める。
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第14話 つながり合う事件
連続殺人事件の極秘捜査が進められる中、ウギョンに疑いの目が向けられる。ウギョンはジホンに、“赤い涙”は近しい人ではないかと相談する。そんな中、スヨンはアンの妻が“赤い涙”をウギョンだと思い込んでいたことを知る。
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第15話 浮かび上がる接点
捜査線上に浮かんだミン・ハジョン。彼女の娘ピンナはウギョンのカウンセリングを受けていた。“赤い涙”が使用する携帯電話の名義人であるハジョンは、前科があり、ウギョンと同じサークルのメンバーだったことも判明する。
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第16話 親への恐れ
父親と対面したハナは、心底怯えるものの初対面のふりをする。ハナが父親から虐待を受けていた証拠は見つけられないままだった。一方、娘への虐待が疑われるハジョンに、ジヘを殺害した医師パク・ヨンテとの関わりが浮上する。
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第17話 緑のワンピースの謎
ウギョンは“緑の服の女の子”が着ているワンピースが、ウギョン自身のものだったことを思い出す。しかし、すでに昔の物は継母に処分されていた。一方、ジホンはハジョンが“赤い涙”と関わりがあると考え、捜索令状を取る。
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第18話 追跡
ウギョンに泣きじゃくるピンナからの電話が入る。児童虐待容疑で連行されたハジョンは黙秘を続け、ウギョンとの面会を希望する。そんな中、“赤い涙”のものだとされる携帯電話の電源が入り、ジホンたちはその行方を追跡し…。
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第19話 罪深い親子関係
ジホンたちは“赤い涙”らしき者が映る唯一の映像を確認する。さらに、ハジョンが登録していたホラー映画のサイトを調べるが、彼女の趣味からはかけ離れていた。そんな中、ハナが父親の元へ引き取られることが決まってしまう。
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第20話 消えた笑顔
ジホンとスヨンは、ハジョンが登録していたホラーサイトの管理者に会いに行く。一方、ハナはウギョンの先輩である精神科医ユン・テジュのカウンセリングを受ける。そんな中、ハナが父親に引き取られる日がやって来る。
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第21話 暴かれた秘密
ハナの父親の家を捜査するジホンとスヨン。ジホンたちは家の庭先で、父親がなぜハナを引き取ろうとしたのか、その理由となる重大な秘密を発見する。一方、ウギョンはハナの話から、幼いハナが経験した過酷な出来事を知る。
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第22話 真と偽の間
秘密サイトへのログインに成功したジホンたち。ジホンはサイトの情報から、“赤い涙”はウギョンの勤務するハヌルセンターに関心があると考える。ウギョンは“赤い涙”の関心を引くために、架空の虐待事例を作り上げる。
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第23話 デッドロック
容疑者ともみ合ってケガをしたジホンは、病院のベッドで目を覚まし、スヨンにハナが言った“いい人のお顔”が何だったのかを話す。そして、ジホンたちが解明しようとしていたサイトは消え、捜査は行き詰まってしまう。
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第24話 負の連鎖
ハヌルセンターの元職員ユンが殺害された事件で、容疑者となったウンホと“赤い涙”の関係性を探るジホン。一方、ウギョンはハヌルのセンター長の指示で、ウンホと面会する。そんな中、事件の鍵を握る重要な証拠が見つかる。
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第25話 容疑者の矛盾
植物状態であるウギョンの妹セギョンに変化が起こる。一方、ジホンは“赤い涙”の容疑がかかったセンター長の捜査を進めていた。そんな中、ウギョンは自身と実母、そして“緑の服の女の子”が一緒に写っている写真を見つける。
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第26話 疑惑の果て
ウンホの親代わりであり、ハヌルセンターの経営者である大先生の自宅を訪ねたウギョン。そこに来ていたウンホを目の前にした時、ジホンから電話が入る。ジホンはセンターと大先生に恨みを抱いているウンホが危険だと告げる。
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第27話 閉ざされた記憶の扉
ウギョンはテジュのもとを訪ね、ウンホから「記憶を思い出せば地獄が始まる」と言われたことを話す。そして、妹のことを含め、7歳より前の記憶がないことに気づいたウギョンは、テジュの勧める催眠療法を始める。
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第28話 浮かんでは消える正体
“赤い涙”の事件は終息したかに見えたが、納得できないジホンは、ウンホの家族や生い立ちについて調べ始める。ウンホには兄がいるものの戸籍が消滅していた。これ以上追跡不能だと思われた時、ウンホに関わる人物が浮上する。
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第29話 二者択一
“赤い涙”とメッセージのやり取りをするウギョン。“赤い涙”は「“赤い涙”の正体」それとも「妹と“緑の服の女の子”の秘密」のどちらを知りたいのかと問う。そんな中、継母の病状が悪化し、細胞移植が必要だと診断される。
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第30話 家族の秘密
ウギョンはシワンから話を聞き、家族の実情を知る。一方、ジホンはシワンの父親が殺害された事件に、“赤い涙”とシワンの母親が関わっているとし、再び母親に事情聴取をする。そんな中、セギョンの秘密が明らかになる。
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第31話 追及
幼い頃の記憶を取り戻したウギョンは継母に真実を問う。しかし、継母はウギョンの言葉を強く否定し、妹は他の家に預けられたのだと言う。一方、“赤い涙”の捜査を続けるジホンは、ウギョンの前で“赤い涙”の正体を断定する。
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第32話 (最終話) 太陽と月の真実
継母が30年間隠し続けてきた秘密を知ったウギョンは、入院中の継母を呼びつけ、怒りをぶつける。そんな時、“緑の服の女の子”が現れ、ウギョンを慰めようとする。そして、ウギョンは“赤い涙”に継母の裁きを依頼し…。
作品詳細
児童カウンセラーとして働くチャ・ウギョン(キム・ソナ)は、施設では心に傷を抱えた子供たちの良き相談役に、家庭では夫と娘の良き妻・母として幸せに暮らしていた。ある日、ウギョンが運転する車の前に突然子供が飛び出し、よけきれずにひいてしまう。亡くなった子供の親は一向に現れず、身元不明のまま埋葬されることに。ウギョンは自身でその子の出自を探っていくが、その過程で連続殺人事件を追う刑事カン・ジホン(イ・イギョン)と出会う。そんな中、ウギョンの働く施設の倉庫で、ミイラ化した女性の遺体が見つかる。第一発見者のウギョンは現場検証に立ち会い、壁に残された詩(ポエム)に目を留める。実はその詩とよく似た詩が、ウギョンがひいてしまった子供の所持品にも残されていた。そしてジホンが追う連続殺人事件の現場にも同様の詩が残されていることが判明。バラバラだった事件が一つに繋がり始めるとき、ウギョンは記憶の奥底に隠された、想像を絶する事実に直面する―。