コンフィデンスマンJP ロマンス編
制作年:2012年/5話/本編時間:50分
閉ざされた記憶
札幌に住む女子大生・氏家鞠子(長澤まさみ)は、小さい頃から、両親と顔がまったく似ていないことを気にしていた。数年前に火事で不審死した母・静恵(鈴木砂羽)からあまり愛された記憶もない。ある日、たまたま静恵の遺品を見つけた鞠子は、静恵が、生前、東京で自分の出生に関わる何らかの秘密を調べていたことを知る。数日後、離れて住む父・清(佐野史郎)が現れ、唐突に海外への留学を勧めてきた。自分の周囲で何かが動き始めていると感じた鞠子は、自ら謎を解明するべく東京へと旅立つ。その頃、北海道の有力衆議院議員・伊原駿策(伊武雅刀)は、後継者を作り出すために、ある危険な計画を進める決意を固めていた。
互いを知らずに生きてきた、姿、形がまったく同じ2人の女性。なぜ、自分たちは存在するのか?そもそも人間とは?生きていることとは?2人の女性の揺れる心の旅はいつしか重なり合い、やがて驚くべき生命の神秘が明らかになっていく…。
札幌に住む女子大生・鞠子(長澤まさみ)は、母からなぜかあまり愛された記憶がなく、さらには、その母が火事で不審死した過去を持つ。ある日、出生の秘密を探り始めた鞠子は、自分とまったく同じ顔、姿形をした女性・双葉(長澤まさみ[二役])の存在を知った。彼女は、単なる「双子」という範疇を越え、まさに自分そのものであった。鞠子は、その謎を解き明かすことを決意、行く先々に立ちはだかるさまざまな人々の思惑を乗り越えながら真相に近づいていく。一方、東京では、双葉も自分の存在に疑問を持ち始めていた。そして、ついに鞠子と双葉が出会った時、生命工学の禁断の領域が姿を現わし始める…。
[監督]永田琴[脚本]田辺満
東野圭吾「分身」
長澤まさみが一人二役に挑戦!東野圭吾原作のヒューマンサスペンス