ぼくらの家路
10歳と6歳の兄弟が母を捜す3日間の旅―子供から大人になる瞬間を切り取った、胸が熱くなる物語
2013年 103分 PG12
字幕
予告編
作品詳細
ベルリン国際映画祭をはじめ、数々の映画祭が絶賛、観客賞や審査員賞を受賞した珠玉の作品。2014年のベルリン国際映画祭は、新しい才能の誕生に沸いた。「並外れた演技力」「忘れがたい」「彼を見るための映画」とメディアから絶賛されたのは、これが俳優デビュー作となるジャック役のイヴォ・ピーチュカー。旅の果てにジャックが下す最後の決断に、誰もが自身の“大人になった瞬間”を振り返り、胸が熱くなる感動作の誕生だ。
ベルリンに暮らす10歳のジャックは、6歳になる弟のマヌエルの世話や家事で毎日忙しく過ごしていた。まだ若いシングルマザーの母は、恋人との時間や夜遊びを優先し、兄弟の面倒をみようとしない。そんなある日、マヌエルをお風呂に入れようとしたジャックは、お湯の温度を調整するのを忘れ、弟に火傷を負わせてしまう。この事件をきっかけにマヌエルは知り合いの家に、ジャックは養護施設に預けられることになるが、ジャックは、施設になじめない。そして母に会う為に待ち続けた夏休みが来るが、迎えが3日後になるとの電話が入る。既に我慢の限界をこえていたジャックは、施設を飛び出して家に帰るが、母は不在でカギもない。行方をくらました母を捜すべく弟を迎えに行ったジャックは、兄弟二人でベルリン中を駆け回るのだが…。
スタッフ
[監督]エドワード・ベルガー[製作]ヤン・クルーガー/レネ・ルーメルト[脚本]エドワード・ベルガー/ネレ・ミュラー=シュテーフェン関連キーワード
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