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宮廷の諍い女
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宮廷の諍い女

『宮廷女官 若曦』の次の時代を描いた宮廷ラブロマンス!あまりの面白さに中毒者続出!

2012年 76話

字幕

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第1話 運命の秀女選出

    1722年、清の五代皇帝として雍正帝が即位し、紫禁城では新皇帝のもと、勢力図が塗りかえられつつあった。そんな中、後宮では雍正帝擁立に貢献のあった年羹堯の妹である華妃が雍正帝の寵愛を独占していた。だが雍正帝は政務で後宮に足を踏み入れることが少なかったため、子孫繁栄を案じる皇太后は秀女(皇帝の正室・側室候補)を選出することを提案、雍正帝もこれを受け入れる。

  • 第2話 旅立ちの日

    甄ケイに大いに興味を持った雍正帝は甄ケイを選出し自ら封号を下賜する。皇后は皇帝が甄ケイを気に入ったことを悟り、雍正帝が執務する養心殿に近い承乾宮に甄ケイを住まわせることにするが、華妃のひと言で甄ケイの住む屋敷は養心殿からは遠い碎玉軒に変更させられてしまう。新しい側室たちを迎える前から後宮での暗闘は始まっていた。その頃、甄ケイは同じく後宮入りが決まった陵容と共に自邸で皇宮でのしきたりを学んでいた。

  • 第3話 いきなりの洗礼

    後宮に入った甄ケイたちはぞれぞれの宮に案内される。甄ケイには碎玉軒、沈貴人には咸福宮があてがわれるが、 安答応の鍾粹宮には秀女選出の際に安へ難癖をつけた夏常在がおり、安答応は肩身の狭い思いをする。ようやく後宮の暮らしにも慣れた頃、新しい小主たちと皇后、側室らの顔合わせの場が設けられる。その帰り道に甄ケイと沈貴人は夏常在に難癖をつけらてしまう。

  • 第4話 病床の小主

    夏常在が重い罰を受けた一件で、甄ケイは後宮に自分の敵は少なくないこと、そして華妃の恐ろしさを痛感する。そんな中、碎玉軒の海棠樹に埋められていた古い壺が見つかる。中には妊婦が使用すると流産を引き起こす生薬が入っていた。前に碎玉軒に住んでいた芳貴人が流産したことを聞かされていた甄ケイは、温侍医を呼び夜伽をしたくないと苦しい胸の内を明かす。

  • 第5話 幻の出会い

    後宮の争いを避けようと甄ケイはわざと病を長引かせていたため、心無い太監たちは碎玉軒を去り、内務府も碎玉軒のことをないがしろにしていた。大晦日の夜、病のため宴への出席を免除された甄ケイは、倚梅園を訪れ「梅花」の詞になぞらえた願い事をつぶやく。すると暗がりから男に声をかけられ、甄ケイは姿を見られないよう自分は宮女だと告げその場を去る。声をかけてきた男が雍正帝だとは知らずに。

  • 第6話 その名は果郡王

    歌にたけ官女子から答応へと位を上げた余氏は、寵愛を盾に我が物顔で振る舞っていたがあまりの横暴さゆえ、見かねた皇太后より謹慎を言い渡される。そんな中、皇后が気を利かせ、まだ声のかからない安答応が初めて夜伽の相手に選ばれるが、緊張しすぎた安答応は、雍正帝から指一本触れられず宮へと送り返されてしまう。

  • 第7話 御花園の導き

    果郡王との約束の日、御花園を訪れる甄ケイだったが、大雨のためか果郡王は訪れず甄ケイは内心失望する。一方、皇太后に呼ばれた後、急いで御花園に向かう雍正帝だったが、すでに甄ケイの姿はなく、その後、風邪をこじらせ寝込んでしまう。数日後、再び御花園を訪れた甄ケイだったが、そこへ余氏が現れ、位よりも寵愛を得る者が尊いのだと甄ケイを侮辱するのだった。

  • 第8話 床入りの日

    雍正帝に見初められた甄ケイは湯泉宮での沐浴を賜り、ついに床入りを迎えた。だが同じ夜 華妃は恨めしそうに夜空を見上げ、仲の良い沈眉荘さえも眠れぬ夜を過ごすのだった。湯泉宮から戻った甄ケイに雍正帝から椒房の祝いが届く。華妃以来の特別待遇に、今までぞんざいに甄ケイを扱っていた周囲の態度は一変、麗嬪の元で仕えると言い去っていった太監まで再度、甄ケイに仕えたいと申し出る。

  • 第9話 四郎とホアンホアン

    寵愛を独占するあまり側室たちから嫉妬を買ってしまった甄ケイは、雍正帝に他の側室の元にも赴いてほしいと訴える。一方、華妃は後宮の管理を学ぶことを許された沈貴人を翊坤宮に呼び、明かりが少ない中、帳簿を写すよう命じる。ようやく解放された沈貴人だったが、翊坤宮にほど近い池に立ち寄った際、何者かに池へ突き落とされてしまう。

  • 第10話 成りすましの末路

    甄ケイは日ごとに眠気と倦怠感に襲われていた。不審に思った甄ケイが温侍医を呼ぶと、甄ケイのために煎じられていた薬の成分が増やされており、犯人は新しく碎玉軒に遣わされた余氏の元宮女だった。雍正帝は余氏を冷宮送りとするが、雍正帝が情けをかけることを恐れた甄ケイは、自分が大晦日の夜に倚梅園で願掛けしたことを伝える。余氏の嘘を知った雍正帝は即座に余氏に自害を申し渡すが、余氏はなかなか聞き入れようとしない。

  • 第11話 亡霊騒動

    余氏が死んでからというもの後宮の至るところで亡霊が出没し、目撃者たちは余氏が化けて出たのではないかと噂していた。だが実際は余氏の背後に黒幕がいると踏んでいた甄ケイらが余氏の死を利用し黒幕をあぶり出すための策だった。まんまと策にはまった麗嬪は、亡霊に怯え錯乱状態となり、自分が余氏に薬を盛るよう指示したことを口走ってしまう。慌てた華妃は麗嬪を翊坤宮に連れていこうとするが、そこへ皇后が現れて…。

  • 第12話 同郷の侍医

    夏が訪れ甄ケイらは雍正帝と共に避暑のため円明園に滞在していた。ある日、甄ケイが雍正帝の元を訪れると曹貴人が甄ケイと皇帝の出会いのなれそめを口にしたため、皇帝の機嫌が悪くなってしまうが甄ケイは機転を利かせ事なきを得る。甄ケイは曹貴人の悪意を心に留めておくのだった。一方、皇子を授かりたい沈眉荘は、新しく赴任してきた同郷の劉侍医を信頼するようになる。

  • 第13話 蘇る梅妃の舞

    雍正帝より“恵”の封号を与えられた沈眉荘は甄ケイと共に我が子の誕生を心待ちにしていた。ある日甄ケイが御前に向かう途中、ひざまずく皇子を見かける。それは雍正帝より忌み嫌われている第四皇子だった。第四皇子から呼び止められた甄ケイは、皇子の聡明さに感心し激励の言葉をかける。曹貴人の娘、温宜公主の誕生祝いの日、酔いざましのため宴を抜け出した甄ケイは、池で足をすべらせたところを果郡王に救われる。

  • 第14話 後宮の止まり木

    甄ケイの“驚鴻の舞”を見た華妃は自分を玄宗に見捨てられた梅妃になぞらえ、雍正帝の同情を求める。敦親王や官吏らも華妃の兄である年羹堯に恩を売るため華妃を厚遇するよう嘆願、華妃は再び雍正帝の寵愛を得るのだった。そんな折、西北に運ばれる兵糧が奪われる事件が起こる。これに安陵容の父親も関与していたため、陵容は沈眉荘に雍正帝への嘆願を求めるが打つ手はなかった。

  • 第15話 偽装懐妊

    順調におなかの子供が育っているかに思われた沈眉荘だったが、ある晩、寝殿に不審者が現れる。捕まったのは円明園で沈眉荘の世話をしている宮女の茯苓で、血の付着した下穿きを持っていた。茯苓は、最初から妊娠などしていなかった沈眉荘に月事が訪れたため証拠隠滅を図ろうとしたと証言する。怒った雍正帝は沈眉荘を貴人から答応に降格し、謹慎を申し渡す。

  • 第16話 過ぎゆく海棠(かいどう)の季節

    沈眉荘が冷遇され華妃が勢力を盛り返す中でも、雍正帝は変わらず甄ケイを寵愛しており、華妃は歯がゆい思いを抱いていた。ある日、甄ケイは眉荘から安陵容を支えるようにとの手紙を受け取る。眉荘の助けがない今、味方は陵容のみと痛感した甄ケイは、陵容が雍正帝に見初められるべく、散歩中の雍正帝が陵容の歌声を聞くように策を練る。

  • 第17話 及時雨(きゅうじう)登場

    中元節の夜、酒に弱い甄ケイは酔いざましのために宴を抜け出し、桐花台にある夕顔に見入る。そこへ果郡王が現れ2人は夕顔について語り合う。宴に戻ると、温宜公主が乳を吐いたという知らせが入り、雍正帝は侍医へ治療を命じた。数日後、回復に向かっていた公主が、くわい餅を食べて再度乳を吐く。くわい餅に混入した木薯粉が原因だと分かり、華妃は何者かが木薯粉を故意に混入させたと訴える。

  • 第18話 妹の裏切り

    西北の乱を年羹堯が平定したため、雍正帝は華妃を後宮指南役に戻そうと検討するが、甄ケイの助言で持ち越しと決定する。一方、最近浣碧の言動が度を過ぎると感じていた甄ケイは、朝食を食べに来た雍正帝の気を引こうとする様子を見て、浣碧の裏切りを確信する。浣碧が曹貴人と繋がっていると読んだ甄ケイは、ある夜お忍びで謹慎中の沈眉荘を訪ねると浣碧に言い残して出かける。

  • 第19話 切り絵に籠めた想い

    閑月閣に乗り込んできた華妃は何者かが勅命に背き沈眉荘に会っていると到着した雍正帝に訴えるが、ちょうど甄ケイが現れたため華妃は軽率だったと雍正帝に謝罪する。こうして華妃の後宮指南役復帰は遠のくのだった。その後、甄ケイは沈眉荘に会い、必ず助けると約束する。帰り道に偶然、果郡王に出会った甄ケイは、巡回に見つからぬよう小舟に同乗し、果郡王が大切にしていた袋の中身を見てしまう。

  • 第20話 西北からの逆風

    ある日、雍正帝は甄ケイへ高価な蜀錦で作らせた履物を送る。雍正帝に大切にされる日々を送っていた甄ケイだったが、西北の乱で勝利した年羹堯が都に凱旋してから状況は一変する。参内した年羹堯は完全におごっており華妃は肝を冷やすが、まだ年羹堯の力を必要とする雍正帝はこれを容認し、後宮でも華妃の元ばかりを訪れるようになるのだった。

  • 第21話 友への疑心

    甄ケイと安陵容は翊坤宮を訪れ、雍正帝と華妃の前で芸を披露する。しかし華妃から妓女に対するような扱いを受けたため、宮に戻った陵容は悔し涙を流す。甄ケイは、年羹堯がいる限り華妃が冷遇されることはないと痛感するのだった。ある日、淳常在は皇后に碎玉軒に戻りたいと申し出、許可される。それを知った陵容は、甄ケイが家柄の悪い自分より淳常在を選んだと思い込む。

  • 第22話 二着の夜着

    後宮が倹約に努める中、華妃は銀子の工面のため官位を求める者たちを年羹堯へ取り成し、賄賂を受け取っていた。ある日、取り成しを受けた年羹堯は、以前自分が雍正帝に罷免を願い出た官吏の再登用を嘆願する。雍正帝はこれを許可するが、年羹堯の傲慢さをしかと胸に刻むのだった。

  • 第23話 生き証人 現る

    後宮では富察貴人が懐妊したことが判明し、他の妃嬪たちは内心複雑な思いを抱いていた。その頃、都で蔓延していた疫病が紫禁城にも伝染する。まだ侍医の劉畚を始末していないことに不安を抱く華妃は、各宮の消毒に乗じて疫病に感染した使用人の茶具を沈眉荘に届けさせ、その結果、眉荘は疫病に感染してしまう。

  • 第24話 寵妃の返り咲き

    沈眉荘を陥れた劉畚が捕まった翌朝、華妃は疫病に効く薬を江兄弟が考案したと雍正帝に報告する。劉畚が捕らえられたことで罰を功績で帳消しにしようという狙いだった。この功績が認められ、華妃は罰せられるどころか後宮指南役にも返り咲くことになる。一方、華妃の返り咲きに落胆する甄ケイに、追い打ちをかけるかのような知らせが届く。

  • 第25話 おしろいと猫

    沈眉荘は疫病から順調に回復していた。だが甄ケイと眉荘は、突然の感染を疑問に感じていた温侍医の言葉から、華妃が眉荘を疫病に感染させ亡き者にしようとしていたこと、温侍医が開発中だった疫病の処方が江侍医に盗まれていたことを知るのだった。そんな中、皇后の宮で花見が行われる。妊娠して有頂天になっていた富察貴人に突然皇后の飼い猫が襲いかかり、甄ケイも首に猫のひっかき傷を負う。

  • 第26話 暗黙の了解

    甄ケイが妊娠したことでショックを受けた華妃は端妃のもとを訪れる。自分の流産は端妃の仕業だと信じ恨みを抱いていたのだ。また華妃は皇宮の外から医者を呼んでほしいと訴え、皇太后はこれを了承する。数日後、青海から呼ばれた医者が華妃の診察を行うが、皇太后の宮女より侍医院の見解に従うよう暗に忠告を受けるのだった。雍正帝は妊娠した甄ケイへ更に寵愛を注ぎ、甄ケイを嬪に封じることを決める。

  • 第27話 若葉、無残に散る

    雍正帝は、甄ケイの誕生祝いと懐妊祝いを兼ね円明園で宴席を設ける。雍正帝の命令を受けた果郡王は、空いっぱいに凧を揚げ、また、まだ季節の早い蓮を開花させる演出を行い、雍正帝と甄ケイを大いに喜ばせる。甄ケイにとって穏やかな歳月が流れていた。ある日甄ケイは淳常在にせがまれ凧揚げに付き合う。

  • 第28話 不義 行わば自ら斃れん

    年羹堯がまたも戦に勝利したため雍正帝は年羹堯一族の功績をたたえ、華妃の位も昇級させると告げる。皇貴妃に昇級するのだと思い込み有頂天になる華妃だったが、実は貴妃だと知り大いに失望してしまう。そして年羹堯は夫人の病を診察させるために当直の侍医を呼び出したため、官吏たちからその傲慢さに非難の声が上がるようになる。斉妃は甄ケイが皇子を産めば、自分の子である第三皇子が皇太子になれないのではと危ぶむ。

  • 第29話 貴妃、非情なり

    甄ケイに夾竹桃入りの菓子を食べさせようとした罪で、斉妃は皇后から第三皇子を教育する権利を奪われる。おなかの子を守れたと安堵する甄ケイだったが、相変わらず体調はすぐれなかった。そんな中、雍正帝と皇后が雨乞いのため10日ほど皇宮を空けることになり、華貴妃は留守中の後宮を取り仕切るよう命じられる。

  • 第30話 失意の夜

    翊坤宮で気を失った甄ケイはようやく目覚め、雍正帝より流産したことを知らされる。華貴妃は弁明するが、雍正帝は華貴妃の封号を剥奪し、位も妃に降格する。勅命がなければ雍正帝への謁見も許されないことになり、華貴妃は失意のどん底に落とされてしまう。雍正帝が華貴妃を厳罰に処さなかったことで、甄ケイは子を失った悲しみに加え、行き場のない怒りと後悔が交錯し、宮にこもり続ける日々を送るのだった…。

  • 第31話 歌姫の台頭

    甄ケイはある日、温侍医より流産を引き起こす麝香を使用した症状が見られると告げられたため、内務府より年妃だけが使用することを許されている歓宜香を取り寄せる。調べてみると歓宜香には強力な麝香が配合されていたため、甄ケイの心は更に沈む。甄ケイが流産して以来、雍正帝は後宮からめっきり足が遠のいていた。事態を危惧した皇后は、瓊華島で開かれた宴席で、顔を布で隠した歌妓に美しい歌声を披露させる。

  • 第32話 解けぬわだかまり

    年妃が冷遇され、甄ケイが悲しみに沈む中、安陵容は雍正帝の寵愛を一身に受けていた。甄ケイは皇太后から皇帝のために立ち直るよう諭されるが気分は一向に晴れることなく、雍正帝も甄ケイを気にかけるがゆえに、会いに行こうとしない。そんな中、浣碧と流朱は、のどが全快したことを隠し、甄ケイの見舞いに来ようとしない安陵容に不信感を募らせる。

  • 第33話 屈辱の果てに

    失意の甄ケイは病にも伏しがちとなり、碎玉軒はすっかりわびしくなっていた。そんな事態を危惧した浣碧は果郡王に甄ケイを説得してほしいと頼み込むが、甄ケイの心はなかなか晴れなかった。そんな様子を見かねた沈眉荘は甄ケイを冷宮に連れていく。甄ケイが冷宮で目にしたのはすっかり変わり果てた麗嬪の姿だった。眉荘は冷宮送りになった妃嬪の姿こそ甄ケイの末路だと諭す。

  • 第34話 蝶舞いて愛降りる

    斉妃と富察貴人から屈辱を受け、ようやく目の覚めた甄ケイは、再び雍正帝の心を取り戻すべく入念な下準備を始める。そして、いよいよその日。宴を開いていた雍正帝は、かつて甄ケイと出会った倚梅園を訪れ、甄ケイの体から蝶が舞う様にすっかり魅せられる。こうして甄ケイは再び雍正帝の寵妃として復活するのだった。

  • 第35話 人豚の物語

    曹貴人と富察貴人に遭遇した甄ケイは、2人を呼びとめ、世にもおぞましい人豚の物語を聞かせる。すっかりおびえた富察貴人は、甄ケイに報復されると思い込み、錯乱してしまうのだった。一方 甄ケイは曹貴人に公主の将来のためにも年妃を見限るよう促し、曹貴人も甄ケイに協力することを誓う。そんな中、戦地より帰還した敦親王が言官を暴行するという事件が起こる。

  • 第36話 雪解けの時

    雍正帝より息子と娘に異例の厚遇を受けた敦親王だったが、それだけでは飽き足らず生母を貴太妃に追封するよう雍正帝に迫る。そのうえ年羹堯までもが貴太妃に追封するよう提言してきたため雍正帝は激怒してしまう。甄ケイが敦親王の望みをかなえ年妃の封号を戻すよう雍正帝に進言したため、年妃は華妃として復活する。

  • 第37話 (最終話) 揺れる友の絆

    甄ケイは華妃の封号を戻すよう進言した件を釈明しようとするも、沈眉荘は温侍医が甄ケイを慕うことに不快感を抱いていたこともあり、なかなか溝は埋まらずにいた。皇后から指示を受けた安陵容は、甄ケイと沈眉荘の仲を引き裂こうと策を講じるが、その意図を沈眉荘に見抜かれてしまう。一方、華妃の元には以前どおり雍正帝が頻繁に訪れていたが、雍正帝が侍女の頌芝に興味を示したため華妃は大いに激怒する。

  • 第38話 苦肉の策

    今年の夏も円明園での避暑が決まったが、沈眉荘が皇太后の看病のため紫禁城に残ると申し出たため、甄ケイは心を痛める。そんな中、朝廷では年羹堯の横行を弾劾する動きが増し、甄ケイの父である甄遠道らを中心に年羹堯の罪を問う声が日増しに強まっていた。事態を危惧した華妃は自分以外の者から雍正帝に兄の取り成しをさせるべく、侍女の頌芝を雍正帝に差し出す。

  • 第39話 皇帝、動く

    円明園での宴の最中、寵愛を受けている頌芝に対し甄ケイが挑発的な態度を取ったため、雍正帝は激怒し、甄ケイに蓬莱洲で謹慎するよう命じる。この件に疑問を感じた皇后は、安陵容に甄ケイと一緒に蓬莱洲に行くよう指示をする。一方、朝廷では年羹堯と敦親王を粛清すべく水面下で調査が行われていた。そして秋となり紫禁城に戻った雍正帝の元に果郡王が密書を提出する。

  • 第40話 栄華からの転落

    敦親王が幽閉処分となり、年羹堯への風当たりはますます強くなっていく。そんな折、書状が雍正帝の逆鱗に触れてしまったため、ついに年羹堯は降格処分を受ける。これを好機と見た甄ケイは、曹貴人にこれまでの華妃の悪行を洗いざらい告発させる。華妃付の周寧海が拷問によりすべてを自白したため、華妃は答応に降格する。

  • 第41話 裏切り者の運命

    年答応の悪事をあばいた曹貴人は、その功績を認められ襄嬪に昇格する。だが年答応を死罪に処するよう雍正帝に進言したことで、年答応の悪事は襄嬪の献策によるものだと知っている雍正帝は皇太后からの勧めもあり、ひそかに襄嬪の侍女に命じて毒を盛らせる。一方、後宮には年羹堯を弾劾した功臣・瓜爾佳氏の娘、祺貴人が入宮し、皇后や寵愛を得ている甄ケイに取り入ろうとしていた。

  • 第42話 華、散り逝く

    碎玉軒から火の手が上がる。放火したのは年答応付の太監であった。雍正帝は年答応を冷宮送りとし、最終的な処分を皇后に任せ、皇后は年答応に自害を命じる。年答応への刑が執行される日、甄ケイは自ら冷宮の年答応を訪ねる。甄ケイをののしる年答応に、甄ケイはなぜ年答応が寵愛を得たのか、なぜ年答応が流産後、ずっと身ごもることがなかったのかを明かす。そして雍正帝から贈られた歓宜香の秘密を知った年答応はついに…。

  • 第43話 純元皇后

    甄ケイが妃に冊封される日が近づく中、朝廷では瓜爾佳鄂敏が、年羹堯を称えた詩を作った官吏に甄遠道が同情していると訴えていた。そうとは知らぬ甄ケイも情けをかけたほうがいいと提言したため、雍正帝は少しずつ疑念を抱き始める。そして冊封の日、内務府から届けられた礼服が破れていたため冊封の儀に間に合わないと焦る甄ケイに、内務府は代用の礼服を用意する。甄ケイはその礼服を着て雍正帝と皇后の元を訪れるのだが…。

  • 第44話 命を懸けて

    謹慎を言い渡された甄ケイは精神的な打撃も加わり、すっかり体を弱らせていた。甄ケイの体を案じた浣碧や流朱は侍衛に侍医を呼んでほしいと頼むが応じてもらえず、流朱は騒ぎを起こすため侍衛の抜いた刀に自ら飛び込む。報告を聞いた雍正帝は侍医を呼ばなかったことを大いに怒り、温侍医を遣わす。温侍医の診察により、甄ケイの懐妊が明らかになる。

  • 第45話 永遠(とわ)の訣別(けつべつ)

    日に日におなかの子が育っていく甄ケイに対して皇后は手を出せずにいた。ところが甄ケイの父親がついに罪に問われ投獄されたため、皇后は安陵容を使って父親が投獄されたことが甄ケイの耳に入るよう画策する。甄ケイは雍正帝に嘆願に向かうが、雍正帝が純元皇后を偲ぶ歌を目にしたうえに、父親が疫病にかかったと知ったショックで産気づく。

  • 第46話 廃妃、尼寺へ

    皇宮を離れると決心した甄ケイは、生まれたばかりの朧月を敬妃に託し、沈眉荘や温侍医に見送られ、甘露寺へと修行に向かう。甘露寺の住職から“莫愁”と名付けられた甄ケイだったが、寺の管理を行う静白法師たちに妬まれ、産後間もないにも関わらず炊事洗濯、掃除、芝刈りなどといった重労働を強いられていた。そんな折、甘露寺で懸命に働く甄ケイの前に果郡王・允礼が訪れる。允礼の描いた朧月の似顔絵を見た甄ケイは、娘の成長に喜びをかみしめるのだった。

  • 第47話 長相思の主(あるじ)

    つらい修行を続ける甄ケイだったが、ある時、皇后や妃嬪たちが祈祷のため甘露寺を訪れる。甄ケイがこき使われている様子を見た皇后や祺嬪は、甄ケイを大いに辱め、甄ケイの返り咲きはないと確信しほくそ笑む。一方の雍正帝は甄ケイの名を禁句にしたものの、ずっと未練を引きずっていた。朧月公主の満一歳の宴席の帰り、雍正帝は誰もいない碎玉軒に立ち寄り、甄ケイとの思い出をかみしめる。そんな折、甄ケイは1人の高貴な尼と出会う。

  • 第48話 一途な想い

    つらい修行の日々で甄ケイの体は日に日に弱っていったため、甘露寺の尼僧たちは甄ケイが肺病にかかったと因縁をつけ甘露寺を追い出す。だが新しい住みかとなる凌雲峰へ行く途中、甄ケイは倒れてしまう。そこへ果郡王が現れ、甄ケイたちを清涼台へと運び懸命に看病するも、甄ケイの高熱は一向に引く様子はない。そこで果郡王は自らの身を雪で冷やし、その体で甄ケイの熱を下げようと試みる。果郡王の献身的な看病もあり、ようやく甄ケイは目覚めるのだったが…。

  • 第49話 天地で唯一の愛

    果郡王と共に長相思と長相守を奏でた甄ケイだったが、どうしても果郡王の愛を受け入れられずにいた。だが昼夜を問わず自分を見守ってくれる果郡王の姿に心を打たれた甄ケイは、槿汐たちの後押しもあり、嵐の夜、ついに果郡王の愛に応えるのだった。一方、皇宮では雍正帝が功臣の隆科多を粛清しようと躍起になっていた。雍正帝への嘆願は無駄だと悟った皇太后は、ある晩、密かに隆科多の監禁場所を訪れる。2人は昔から情を交わしていた仲だったが…。

  • 第50話 断ち切れぬ未練

    温実初が甄ケイの元を訪れると、そこには仲睦まじい甄ケイと果郡王の姿があった。問い詰める温実初に対し、甄ケイは果郡王への愛を打ち明けたため、温は大いに落胆する。そんな温実初の姿を見た沈眉荘は、自分への戒めも込め、あえて厳しい言葉で叱咤激励する。そんな折、甄ケイの誕生日が訪れる。相変わらず政務に没頭する雍正帝は久しぶりに後宮に足を運び安陵容の元を訪れるが、急に高熱を出し倒れてしまう。

  • 第51話 結ばれた心

    山中で毒蛇に噛まれていた男はジュンガル部の人間だった。男は甄ケイを気に入り、その場を立ち去る。ちょうどその頃、西蔵で反乱が起きジュンガル部が関与している疑いがあったため、雍正帝は果郡王に西蔵への偵察を命じる。果郡王は甄ケイと結婚の誓いを交わし、40日で戻ると約束して出発していった。1か月後、甄ケイの元に恵嬪が訪れる。甄ケイの父親が重病だというのだ。そして父の容体を心配する甄ケイは吐き気をもよおす。

  • 第52話 皇后、独壇場

    新たに入宮した葉答応だったが、風変わりな性格のため他の妃嬪から煙たがれていた。皇后は寵愛を得る葉答応が皇子を産めば自分たちの脅威になると斉妃を消しかける。早速、 斉妃は棗の汁物を届けさせ葉答応を身ごもれない体にするが、すぐ雍正帝に所業がバレてしまう。皇后に助けを求める斉妃だったが皇后に冷たく見放され自害、皇后は念願の第三皇子の養育権を手に入れるのだった。

  • 第53話 一世一代の賭け

    傷心の甄ケイは、おなかに宿した果郡王との子と流刑先で重病になった父親を守るため、そして果郡王の敵を討つため皇宮に戻ることを決意する。だが皇宮に戻るためには甄ケイと雍正帝が再会を果たす必要があったため、槿汐は雍正帝に仕える太監 蘇培盛を味方につけるべく、自分の身を捧げるのだった。そしていよいよ、祈祷のため雍正帝が甘露寺にやってくる日が訪れる。大切な人々を守るために甄ケイたちは一世一代の賭けに出るのだったが…。

  • 第54話 せめぎ合い

    雍正帝と再会を果たした甄ケイは、蘇培盛に身ごもっていることを明かし、これを受けて雍正帝もすぐに甄ケイを皇宮に戻そうと準備を始める。だが甄ケイの懐妊を知った皇后が早々に手を回し、欽天監に天象が凶兆を示していると報告させたため、甄ケイを皇宮に戻す件はいったん保留となる。そんな中、第四皇子への差し入れに毒が入れられるという事件が起きる。代わりに差し入れを口にした女官が命を落としてしまったのだ。

  • 第55話 別れ、そしていばらの道へ

    甄ケイを皇宮に戻すことを大臣たちに反対された雍正帝は、甄ケイに満軍旗であるニオフルの姓と熹妃の身分を与え、第四皇子の生母として皇宮に戻すことを決める。ところが皇宮に戻る数日前になって、死んだと思われた果郡王が甄ケイの前に現れる。甄ケイは皇宮に戻ること、果郡王と逃げては家族や周囲の者たちを巻き添えにすると別れを切り出す。おなかに宿す命が果郡王の子であることは告げずに…。

  • 第56話 新たな諍いの幕開け

    皇宮に戻った甄ケイを迎えたのは雍正帝と、今も変わらず諍いを繰り広げる皇后、そして妃嬪たちだった。甄ケイには、永寿宮という豪勢に改築した宮が与えられ、甄ケイと第四皇子は母子支え合っていこうと心を通わせるが、実の娘である朧月公主は養母の敬妃を母親と思っており、甄ケイにはまるで懐こうとしない。甄ケイは大変心を痛めてしまう。

  • 第57話 足固めの一歩

    皇宮に戻るやいなや災難に襲われた甄ケイの元に儲秀宮の祺嬪と欣貴人が拝謁に訪れる。2人が不仲かどうかを探るため、甄ケイは自分の元宮女であり現在は欣貴人付の佩児に祺嬪の動向を探るよう命じるのだった。そんな折、夜に欣貴人の元に訪れた雍正帝を祺嬪が不調を理由に連れ出すという事件が起こる。甄ケイは病を治すためだと苦い汁物を届けさせ、祺嬪に皇帝の前で飲み干させる。

  • 第58話 禁断の夜

    永寿宮を訪れていた雍正帝の元に、祺嬪の体調がすぐれないため訪れてほしいと使いが来る。甄ケイの勧めで雍正帝が儲秀宮に向かうと、そこには欣貴人付の佩児をはじめ宮女たちに乱暴を働く祺嬪の姿があった。欣貴人は祺嬪が甄ケイを恨んでおり、元甄ケイ付の佩児を虐待していると訴えたため、雍正帝は祺嬪を貴人に降格し、儲秀宮の管理を欣貴人に任せる。甄ケイは皇太后の元を訪れ、双子を宿していることを雍正帝と皇太后に報告する。

  • 第59話 太監と宮女

    温実初と一夜を共にした沈眉荘は子を宿してしまう。愛する男の子を守るべく、眉荘は温実初に助けを求め、一方でこれまで拒んできた雍正帝を受け入れ、自分が皇帝の子を身ごもったと報告する。突然の吉報に雍正帝や甄ケイは大喜びするのだった。そんな甄ケイの元に突然皇后が訪れる。朧月を手放したくない敬妃が、槿汐の刺繍した品を蘇培盛が身に着けていたと訴えたのだ。その結果、蘇培盛と槿汐は慎刑司へ送られてしまう。

  • 第60話 新しい命の誕生

    端妃の口添えもあり、蘇培盛と槿汐は厳罰を受けることもなく慎刑司から解放される。甄ケイは槿汐を温かく迎えるのだった。そして中秋節が訪れ、皇宮では皇族や妃嬪らの宴が開かれる。久しぶりの果郡王の姿に耐えきれなくなった甄ケイは口実を作って席を外す。すると果郡王が追い掛けてきたため、2人は久しぶりに言葉を交わすが、その様子を遠くから伺う人影があった。その後、宴が終わり宮に戻る甄ケイに多くの猫が襲い掛かる。

  • 第61話 無敵の貴妃

    皇子と公主の双子を産んだ甄ケイは、ある日、敬妃を永寿宮に招待する。朧月を手放したくないため蘇培盛と槿汐の仲を皇后に報告していた敬妃は罰を覚悟するが、甄ケイは敬妃を許すだけでなく朧月が嫁ぐまで養育することを依頼、敬妃は甄ケイに忠誠を誓うのだった。こうして端妃や敬妃などを味方につけた甄ケイは貴妃に封じられ、後宮指南役の権限を与えられる。一方の皇后は甄ケイの台頭に焦りを隠せず、仲間割れをする安陵容や祺貴人を叱責する。

  • 第62話 貴妃包囲網

    美声を失った安陵容だったが、必死で冰嬉の修練を重ねた結果、雍正帝の前で見事な舞いを披露し再び寵愛を手に入れる。甄ケイの妹玉ヨウが紫禁城に入宮する。しばらく甄ケイの下で暮すことになったのだ。だが甄ケイの喜びもつかの間、果郡王が病に伏したとの知らせが入る。甄ケイは案じる気持ちを抑え浣碧を果郡王の屋敷へ看病に遣わせるのだった。そんな折、甄ケイは皇后の宮より招集を受ける。

  • 第63話 運命の後宮裁判

    温実初との私通を疑われた甄ケイは、雍正帝に自分は潔白であると強く訴える。だが祺貴人は斐ブンだけでなく、甘露寺で甄ケイにつらい苦役を課した静白までも抱き込み、甄ケイが疑わしいような証言を行わせる。そこで皇后は雍正帝に親子を判別する血液検査を行うよう提案、親子ならば水に垂らした血が混ざり合うというのだ。結果、温実初と第六皇子の血は混ざり合い、雍正帝は大激怒する。だが水に問題があると疑った甄ケイはとっさに機転を利かせ…。

  • 第64話 朋友の死

    温実初と第六皇子が親子でないことが証明され、祺貴人は冷宮送りとなり、斐ブンと静白は死罪に処される。また血液検査で水に細工をしたと疑われた皇后は、雍正帝の命令により後宮の管理を甄ケイや端妃、敬妃に奪われてしまう。一方、温実初は自らの潔白を証明するべく去勢したため、それを知った沈眉荘はショックで産気づき大量に出血してしまう。命の終わりが近いと悟った眉荘は、甄ケイと温実初に生まれたばかりの公主を託す。

  • 第65話 秘密の切り絵

    ある日甄ケイや寧貴人、皇族たちが参加する宴席で、雍正帝は果郡王が大切にしている小袋を見つける。その中に入っていたのは、甄ケイの顔をかたどった古い切り絵だった。甄ケイに似ていると疑う空気が漂う中、浣碧が自分の切り絵であると雍正帝に弁明する。上機嫌になった雍正帝は浣碧を果郡王に与えると宣言、果郡王はこれを断るが、結局は雍正帝の命令に逆らえず、浣碧と沛国公の令嬢を同時に側室として迎えることになる。

  • 第66話 唯一の妻

    冷宮に入れられていた瓜爾佳氏と父親の鄂敏は、これまでの悪行が露呈し徹底的な粛清が行われた。そして安陵容の父親も長年不正を働いていた事実が判明し、雍正帝は激怒する。必死で嘆願するも聞き入れられなかった陵容は、皇后のもとに助けを求める。甄ケイの妹の玉ヨウは容貌が純元皇后に似ているため雍正帝に見初められる。だが玉ヨウは雍正帝の弟 允禧と恋仲になっていた。

  • 第67話 水面下の攻防

    皇太后が死に宮中は悲しみに包まれていたが、そんな中で安陵容の懐妊が判明する。甄ケイの提案で安陵容を含め多くの妃嬪が昇格し、後宮は喜びに包まれていた。胎児が無事に育っていると思われた陵容だったが、実は長年服用した薬の影響からすでに流産の兆候が見えていた。流産を甄ケイの責任にするべく虎視眈々と隙をうかがう皇后や陵容に対し、甄ケイも密かに探りを入れる。

  • 第68話 憐れな歌姫

    安陵容が懐妊して5か月、そろそろ胎児を守れないと分かった皇后たちは甄ケイに罪を着せるために機をうかがうが、甄ケイは病と称して永寿宮から出ようとしなかった。そんな中、安陵容の誕生日に雍正帝が伽をさせたため、陵容は流産してしまう。ところが皇貴妃の調べで陵容が媚薬を使っていたこと、以前甄ケイに渡した軟膏に麝香が混入していたことも判明したため、雍正帝は安陵容を宮に監禁する。

  • 第69話 皇子たちの思惑

    朝廷では大臣たちから皇太子擁立を進言する動きがあり、皇位争いを嫌う雍正帝の頭を悩ませていた。そんな中、第三皇子を皇太子に推したい皇后は、烏拉那拉一族の繁栄のため姪を第三皇子の夫人候補として薦める。だが肝心の第三皇子は皇帝の妃嬪である瑛貴人に心を奪われ、強い恋心を抱いてしまう。一方、甄ケイは参内した果郡王と側室の孟静嫻の姿を見て複雑な気持ちになる。

  • 第70話 二人の皇后

    第三皇子が瑛貴人に恋文を渡そうとしていたことが発覚し、瑛貴人は死罪を賜る。第三皇子は長子ということで罪は免れたが雍正帝からの評価は大いに下がってしまう。そんな折、またも雍正帝の子供を身ごもった甄ケイは、ふとした偶然から安陵容の最後の言葉の意味を知る。温侍医よりお腹の子は非常に虚弱で、もってもあと1か月と告げられた甄ケイだったが…。

  • 第71話 肉を切らせて骨を断つ

    安産祈願のため永寿宮に呼ばれた皇后だったが、甄ケイの策にはまり子を害した罪で雍正帝より謹慎のお達しを受ける。皇后は第三皇子に望みを託すが、第三皇子は第四皇子の巧みな言葉に乗せられ、雍正帝に八皇弟や十四皇弟を許すよう嘆願してしまう。激怒した雍正帝は第三皇子を八皇弟の息子にすると命じるのだった。ほどなくして宮中で宴席が設けられるが、なんと甄ケイと第六皇子の料理に猛毒が盛られており、孟静嫻が巻き添えとなり命を落としてしまう。

  • 第72話 明かされる心の闇

    慎刑司に送られた江福海の供述により、皇后のこれまでの悪事が明るみに出る。中でも実の姉 純元皇后を死に至らしめた事実に雍正帝は激怒し皇后を廃そうとする。“烏拉那拉氏を廃してはならない”という皇太后の遺言により廃位だけは免れた皇后だったが、実質皇后としての実権を失う。そんな中、ジュンガル部が再度 侵攻の動きを見せ、新しいハーンの参内が決まる。

  • 第73話 皇帝の疑心

    雍正帝に呼ばれた甄ケイは、ジュンガル部のハーンが甄ケイを嫁がせれば兵を引くという条件を出したことを知らされる。ところが殿内に果郡王が乗り込み、兵を率いてジュンガル部を討つと申し出たため、甄ケイと果郡王は雍正帝から仲を疑われ問い詰められてしまう。雍正帝は甄ケイを軟禁するが、同時に果郡王には甄ケイがジュンガル部に輿入れすると見せかける。

  • 第74話 道ならぬ恋の果て

    辺境の地に飛ばされていた果親王が3年ぶりに帰京する。果親王の無事を喜ぶ甄ケイだったが、雍正帝から身の潔白を証明するために果親王に毒酒を与えるよう命じられてしまう。自らの命と引き換えに果親王を救おうとした甄ケイだったが、逆に自分に注いだ毒酒を果親王が飲み干し絶命、そして果親王の葬儀では玉隠も愛する夫の後を追って命を絶ってしまい、甄ケイは悲しみにうちひしがれる。

  • 第75話 最後の復讐

    朝廷では皇太子擁立についての議論が激しさを増し、第四皇子と第六皇子を推す声があり大臣の意見が割れていた。雍正帝は愛する第六皇子に心が向かっていたが、甄ケイは第四皇子のほうが皇太子として資質があると提言する。ある日、甄ケイは侍医より寧嬪が媚薬と辰砂を必要としていることを知る。辰砂は雍正帝の服用する丹薬の成分と共に体内に入れると体を害するという。果親王を愛した女たちは密かに復讐のため動き出していた。

  • 第76話 (最終話) さらば、諍い女たち

    弘イェンと霊犀が果親王の子ではないかと疑った雍正帝は、夏刈に命じて再度 血液検査を行おうと試みるが、事前に察知した寧嬪が弘イェンと霊犀を避難させたため事なきを得る。甄ケイは果親王の子を守ってくれたと寧嬪に礼を言うのだった。寧嬪は病床の雍正帝の息の根を止めるべく、丹薬をすり替えて服用させ、最後を甄ケイに託す。寝床に横たわる雍正帝を冷ややかな目で見つめる甄ケイ。いよいよ復讐の瞬間が訪れるのだった…。

作品詳細

中国をはじめ、台湾・香港で一大社会現象を巻き起こした空前の大ヒット宮廷ラブロマンス!清の雍正帝が即位した後の後宮を舞台に、皇帝の寵愛と後宮での権力をめぐる皇后と側室たちの、激しくも哀しい“諍い”を描いた物語。

スタッフ

[原作]リュウ・リエンズー[監督]ジョン・シャオロン

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