キャタピラー
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キャタピラー

ベルリンを揺るがした渾身の反戦映画

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2010年 87分 R15

作品詳細

『実録・連合赤軍 あさま山荘の道程〈みち〉』の若松孝二監督が、反戦の強いメッセージを込めて痛烈に描き出す戦争ドラマ。寺島しのぶは本作で2010年のベルリン国際映画祭銀熊賞最優秀女優賞を受賞!両手両足を戦地で失い日本に帰還した男と、身動きひとつとれない彼の面倒を見続ける妻の姿を通して、戦争の意味を問う。

傷痍軍人が、帰還した。勲章をぶら下げ、軍神となって。妻を殴ったその手も、妻を蹴り上げたその足も、戦地で失い、頭と胴体だけの姿になって。―銃後の妻の鑑たれ。家庭は最後の決戦場なり。口もきけず、耳も聞こえず、身動きのできない体となっても男の性欲は変らなかった。女は毎日、男の上にまたがった。口に粥を流し込み、糞尿の世話をし、男の下半身にまたがり、銃後の妻の日々は過ぎてゆく。食べて、寝て、食べて、寝て、食べて、寝て・・・。稲穂が頭を垂れる秋、そして冬から春へ。敗戦が濃くなっていく中、男の脳裏にフラッシュバックしてきたのは、かつて大陸で犯した女たちの悲鳴、刺し殺した女たちのうつろな目。女たちを焼き尽くす炎。1945年8月15日。男と女に、敗戦の日が訪れた ―

スタッフ

[監督][製作]若松孝二[製作]尾崎宗子[脚本]黒沢久子/出口出[撮影]辻智彦/戸田義久[美術]野沢博実[音楽]サリー久保田/岡田ユミ

関連キーワード

井浦新 若松孝二

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